マーダー・ミステリーの紹介:2019年アメリカ映画。結婚15年目の記念日にモノのはずみでヨーロッパ良好に旅立ったニックとオードリーは、機内でセレブな色男のチャールズに会い、ヨットでモナコまで行くことになりました。しかしヨットの中で遺産相続をめぐる殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまいました。犯人探しをする二人の周りでは次々人が殺され始め・・・という内容のミステリーコメディ映画です。
監督:カイル・ニューアチェック 出演:アダム・サンドラー(ニック・スピッツ)、ジェニファー・アニストン(オードリー・スピッツ)、ルーク・エバンス(チャールズ・キャヴェンディッシュ)、ジェマ・アータートン(グレース・バラード)、アディール・アクタル(マハラジャ・ヴィクラム・ゴヴィンダン)、ルイス・ヘラルド・メンデス(フアン・カルロス・リベラ)、デビッド・ウォリアムズ(トビー・クィンス)、ジョン・カニ(チャールズ・ウレンガ大佐)、忽那汐里(スージー・ナカムラ)ほか
映画「マーダー・ミステリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マーダー・ミステリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マーダー・ミステリーの予告編 動画
映画「マーダー・ミステリー」解説
この解説記事には映画「マーダー・ミステリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マーダー・ミステリーのネタバレあらすじ:起
ニック・スピッツ(アダム・サンドラー)は昇進試験に3回落ちた警察官ですが、妻には刑事と地位を偽っていました。妻のオードリー(ジェニファー・アニストン)はセレブ相手の美容師で、羨ましい豪華な話ばかり聞いていました。またミステリー小説が大好きで、普段の生活でもミステリーの話ばかりしていました。結婚15年目の記念日を控え、ニックはプレゼントを何にしようか迷っていました。一方のオードリーは新婚旅行にも行っていない事から、以前から記念日にヨーロッパ旅行に行こうとニックにせがんでいました。
そんな夫婦は自宅で15年目の記念日になりました。ヨーロッパ旅行はどうなった?と追及するオードリーにニックは「記念日は明日だったのに」とサプライズを用意していたように話しました。大喜びしたオードリーとニックは翌日。ヨーロッパ旅行のため、飛行機に乗り込みました。フライト中、眠りこけるニックをおいて、オードリーはファーストクラスに入りました。するとチャールズ・キャヴェンディッシュ(ルーク・エバンス)という色男が話しかけてきました。いかにもセレブで、ミステリーの話で会話がはずんだ二人は酒を酌み交わし、大いに盛り上がりました。
マーダー・ミステリーのネタバレあらすじ:承
目覚めたニックがオードリーを探してファーストクラスに入りました。楽しそうな二人を見て嫉妬したニックは、オードリーを連れ帰ろうとしましたが、チャールズに酒をおごってもらい一緒に酒を飲みました。チャールズがスペインについたら、ヨットクルージングでモナコに行くので一緒にどうぞと誘いました。行きたいオードリーでしたが、妻を寝取られそうなニックは反対しました。
やがて空港に着き、ツアーのバスが待っていました。おんぼろのバスで乗客は満員、どう見ても観光は出来そうもない事からニックがヨットに乗ろうと言い、チャールズの招待するヨットに乗り込みました。ヨットはマルコムという大金持ちの所有で、チャールズは甥でした。また息子のトビーも乗っていました。やがて招待客を次々紹介されると、F1レーサーのカルロス、ナミビアの軍人のウレンガ大佐、中東のマハラジャ、そしてニックの大ファンの女優グレースがいました。セレブの集まりにオードリーは興奮していました。そしてマルコムとチャーリーの元婚約者で今はマルコムの妻で日本人のスージーが現れました。
マーダー・ミステリーのネタバレあらすじ:転
高齢のマルコムの話は、遺産相続の件でした。招待された面々は皆、マルコムの遺産目当てでした。しかしマルコムは遺産は全てスージーに渡すと言って、遺言状に署名し始めました。その時、照明が消えてざわついた後、照明が点くとマルコムはナイフで刺されていました。自称刑事のニックが突然仕切りだし、関係者を一旦部屋の外に出しました。するとオードリーと二人で豪華な食事と酒を楽しみ眠りました。銃声で目が覚めるとトビーが射殺されていました。やがてヨットはモナコに着き、事件はドラクロワ警部補が担当しました。
一番に疑われたのはニックでした。刑事と名乗るものの、実は昇進試験に3回落ちたことを調べられ、ただの警官だと言って、嘘つきが容疑者だと言われました。ニックとオードリーは二人で犯人を推理しました。その時、部屋に「802号室に来い」というメモが入りました。二人で行くとウレンガ大佐のボディガード・セルゲイがいました。しかしセルゲイは扉越しに射殺され、二人は窓を伝って部屋に戻りました。しかしテレビでドラクロワ警部補が容疑者はニック夫妻で、ニックは嘘つきのただの警察官と暴露したことから、オードリーは「今まで騙したのか」と怒り、チャールズの乗った車に乗り、コモ湖に向かいました。
マーダー・ミステリーの結末
車を降りたチャールズの車に日本の薬があったことから、チャールズを探して図書館に入ったオードリーと、スージーを追って図書館に入ったニックが出くわしました。すると何者かに銃撃されて逃げ出すと、スージーがいて追い込みました。するとスージーが吹き矢で撃たれました。ニックが発砲しますが、訓練を受けていなため、全く当たりませんでした。チャールズが犯人だという事で部屋に向かうと、チャールズは毒殺されていました。残ったグレース、マハラジャ、ウレンガ大佐、カルロスが集まり、ドラクロワ警部補もやってきました。
そしてニックが犯人は、マルコムの隠し子のグレースだと言いました。するとグレースはマルコムの娘だけれども犯人ではないと言って、立ち去ろうとしました。吹き矢の人物に発砲した時、頭をけがしてるはずだとい言うと、ドラクロワ警部補がグレースの帽子をとりました。頭のキズを見られるとオードリーを人質にし、銃を向けました。ニックがすかさず発砲するとまぐれでグレースに当たり、オードリーを助けました。事件解決かと思いきや、マハラジャの話にピンときたニックはカルロスだ!と言いました。カルロスはドラクロワ警部補を人質にして車を奪い逃げました。
ニックとオードリーは前に止めてあったフェラーリに乗り込み、運転はオードリーでした。カルロスの車を猛スピードで追い、ド派手なアカーチェイスの末、カルロスの車は石像にぶつかって止りました。するとカルロスは銃を持って二人の前にやって来ました。その時、二人が乗るはずだった観光バスが走ってきて、カルロスを轢き殺しました。事件解決後、ニックとオードリーはは仲睦まじくヨーロッパ観光を楽しみました。
以上、映画「マーダー・ミステリー」のあらすじと結末でした。
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