サラリーマン専科 単身赴任の紹介:1996年日本映画。石橋万作は大阪へ転勤となり単身赴任することになりました。慣れない大阪弁と奮闘しながら、隣の部屋の美女の人助けをするものの、妻に不倫を疑われてしまい…というドタバタファミリーコメディです。『サラリーマン専科』シリーズ2作目です。
監督:朝原雄三 出演者:三宅裕司(石橋万作)、萬田久子(森村美佐子)、田中好子(石橋ふみ子)、藤岡琢也(本多社長)、坂本スミ子(本多竹子)、すまけい(遠山専務)、塩見三省(大阪支社長)、花紀京(古田部長)、山田雅人(小寺仁)、加勢大周(石橋淳司)ほか
映画「サラリーマン専科 単身赴任」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サラリーマン専科 単身赴任」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「サラリーマン専科 単身赴任」解説
この解説記事には映画「サラリーマン専科 単身赴任」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サラリーマン専科 単身赴任のネタバレあらすじ:起
石橋万作(三宅裕司)は大阪支社へ単身赴任となりました。妻のふみ子(田中好子)と大阪に行き、マンションの引っ越しも完了しました。翌日、ふみ子が帰る時、隣の部屋の森村美佐子(萬田久子)とすれ違いました。出社初日、万作は古田部長(花紀京)と小寺(山田雅人)と一緒に、挨拶回りに奔走しました。疲れて部屋でくつろいでいると、猫が迷い込んできました。隣の美佐子の猫でした。
このことで二人は仲良くなり、一目ぼれした万作はウキウキでした。やがて二人は食事を一緒にするようにまでなりました。美佐子は病弱で、ボケが始まった父親がいました。姉から一度見に来てくれと言われ、美佐子は父を安心させるため、万作に婚約者を装ってもらいました。実家に着くと父親は喜び、万作に美佐子を頼むと言われ、喜びの歌を歌い続けました。そのころ大阪支社では大事件が起こっていました。
サラリーマン専科 単身赴任のネタバレあらすじ:承
長い付き合いがある本多興産の新社屋に納品する事務用品機器が、ライバル会社のワープ社に移ったという事でした。10億以上の取引が無くなることで、支社長と古田部長は専務に恫喝され、クビも辞さないと迫られました。そんなことも知らず、東京本社に出向いていた万作は、富美子の誕生日にとケーキを買って自宅に帰りました。
すると弟の淳司(加勢大周)の車で全員が帰ってきたところでした。富美子の誕生日のお祝いに、高級中華料理店で北京ダックを食べておいしかったと言い、淳司からスカーフのプレゼントをもらっていました。いじけた万作はクリスマスケーキを手づかみで食べ、一人2階へ上がって寝ました。
サラリーマン専科 単身赴任のネタバレあらすじ:転
夜、大阪の万作のマンションに美佐子が駆け込んできました。美佐子の部屋に行くと、初老の男性がうずくまっていました。立場上美佐子の部屋から救急車を呼べないので、万作の部屋に移し、救急車を呼びました。盲腸で手術した男を美佐子と見守っていると、男の妻の竹子がやって来て、万作らを夫婦と間違えました。
数日後、会議中に万作に呼び出しがかかりました。それは美佐子の部屋にいた男でした。妻があなたにお礼をしたいと言う事で、美佐子と夫婦役を演じてくれというものでした。この会話を見た小寺は、万作は本多興産の本多社長と喋っていると支社長に報告しました。支社長と古田部長は、本多社長に新社屋の件を頼んでくれと万作に言いますが、あくまでも個人的な付き合いだと突っぱねました。
サラリーマン専科 単身赴任の結末
万作の部屋に本多夫妻がやって来ました。万作と美佐子は夫婦役に徹していました。その時、ふみ子が連絡なしでやって来ました。慌てた万作は妹だと追い返しますが、ふみ子は怒って東京へ帰りました。本多社長は竹子を先に外に出し、万作にさっきの人は奥さんでしょうと言って、ただただ謝りました。その代わり君の願いは何でも聞くと言うので、万作は明日支社長が伺いますから、何も言わず首を縦に振ってくれと頼みました。
美佐子は万作に、今までの事を全て謝り、翌日引っ越しをして出て行きました。会社では支社長と古田部長が万作のおかげで10億の契約が戻ったと大喜びしていました。一人さびしく東京へ帰った万作は家に入れず、ひとまず電話をしました。するとふみ子が、奥さんに代わると言って出たのは美佐子でした。美佐子が全て話してくれて、元通りの夫婦関係に戻るのでした。
以上、映画「サラリーマン専科 単身赴任」のあらすじと結末でした。
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