プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。の紹介:2013年アメリカ映画。双子の姉オードリーを亡くしたローレルが、姉になりきって人生をやり直そうとしたときに、愛する人ベーゼルに出会いますが、オードリーではなくローレルだと明かすと、ベーゼルはそんなローレルに失望します。ローレルが自分に戻り、自分らしく生きる様子を描いた作品です。
監督:ジェネ・ラマルク 出演:ゾーイ・カザン(ローレル/オードリー)、ジェイク・ジョンソン(ベーゼル)、ロン・リビングストン(チャールズ)、ジョン・キャロル・リンチ(フランク)、ほか
映画「プリティワン たったひとつの恋とウソ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「プリティワン たったひとつの恋とウソ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。」の予告編 動画
映画「プリティワン たったひとつの恋とウソ」解説
この解説記事には映画「プリティワン たったひとつの恋とウソ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「プリティワン たったひとつの恋とウソ。」のネタバレあらすじ:起
ローレルは父の世話と絵画の修復をして地味に過ごす女性。一方、双子のオードリーは都会で暮らし、ファッションにも気を使い、明るい性格。2人のバースデーパーティの日、ローレルはオードリーから「死んだ母さんの服ばかり着てる」「もっと輝けるのに一緒に住もう」と言われ、一緒に家を出ます。街に出る前に途中で美容院に寄り、ローレルは長い髪をオードリーと同じショートカットにします。美容院を出た2人は車に乗り、移動中に事故に遭ってしまいます。
オードリーは亡くなりますが、父親はショートカットのローレルをオードリーだと思い込みます。ローレルは記憶障害と診断され、ローレルはオードリーになりきったままオードリーの葬式に参列します。葬式では参列者の誰もお別れの言葉を述べず、愛されていなかったと思ったローレルは、オードリーとして生まれ変わる事を心に決め、オードリーの家で暮らすことにします。
「プリティワン たったひとつの恋とウソ。」のネタバレあらすじ:承
帰宅すると、間貸しをしているという、本を書いて暮らしているベーゼルに会います。部屋に行くと、恋人で妻帯者のチャールズから電話が入り、会う約束をし、その後は同僚のクローディアが尋ねて来て、世話を焼いてくれます。チャールズとは気ままがよかったのか、離婚話を出したチャールズにクローディアは別れ話を切り出したと言います。
クローディアとして仕事に復帰したローレルでしたが、上手くこなせるわけもなく、ローレルはクローディアに教えてもらった“残された双子の会”に参加します。帰宅したローレルは悲しみを酒で紛らわせていましたが、留守中の隣家ブラウン家のプールで、ベーゼルが無断で泳いでいて、誘われるがまま一緒に泳ぎます。以前からベーゼルの事が気になっていたローレルは、その夜ベーゼルとベッドを共にします。ベーゼルから「なぜ妹の話をしないの?本気の付き合いをするなら汚い部分も見せ合おう」と言われます。
明るくなったローレルは仕事も上手くいき始めます。そんな時、チャールズが会社に現れ、てっきり自分を尋ねてきたと思ったローレルは、社長の前でチャールズを元彼と紹介してしまいます。その場の空気が一瞬にして変わり、チャールズは社長と共に妊婦検診に行きました。チャールズは妊婦である社長の夫だったのです。そしてローレルは退職します。
「プリティワン たったひとつの恋とウソ。」のネタバレあらすじ:転
ローレルはベーゼルから求婚されます。「愛してる、初めて会ったときからずっと」ローレルは「取り消して“初めて会ったときから”を」。そしてローレルは、死んだのはオードリーで、自分はローレルであることを明かします。「最低だ、信頼してたのに“本気の付き合いだ”と」。そう言うとベーゼルは立ち去ります。
実家に帰ったローレルは、父親とその再婚相手にも自分がローレルだと明かします。父親はローレルを抱きしめた後、取り乱します。ローレルは父親に許しを請います。父親は「お前が死んだと思ったとき、自分の人生を楽しんでほしかったと後悔した」と言います。
そしてオードリーの葬式が行われ、別れの言葉にローレルは「オードリーは私のすべてだった」、クローディアは「オードリーじゃないと感じてた」と言い、2人は友達になります。ローレルはオードリーの墓前で「あなたに言われたように、自分らしく生きる」「自分を探してみるわ」。
「プリティワン たったひとつの恋とウソ。」の結末
街に戻ったローレルはベーゼルの部屋を叩きますが応答はなく、膝をかかえて夜を明かします。翌朝、再度ベーゼルの部屋を訪れ、顔を見せたベーゼルに「最低だったけどそれでも私は結構いい女よ」。そう言うと2人でドアの前に座ります。
ベーゼルは「この家の持ち主は君になったのか?」ローレルは「改装しようかなと思ってるの、壁をぶち抜いて一つの家にするの。」
ハロウインの日に、二つのドアがある家の前で、2人はキスを交わすのでした。
以上、映画「プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。」のあらすじと結末でした。
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