ドリーム ホーム 99%を操る男たちの紹介:2014年アメリカ映画。日雇いの建築の仕事で食いつなぐシングルファーザーのデニスは、不況のあおりを食らい、ついに子供と母とともに家を追い出されてしまう。モーテルで暮らし始めるが、家をあきらめきれず、自ら家を差し押さえた張本人カーバーのもとで働き始める。
監督:ラミン・バーラニ 出演:アンドリュー・ガーフィールド(デニス・ナッシュ)、マイケル・シャノン(リック・カーバー)、ティム・ギニー(フランク・グリーン)、ノア・ロマックス(コナー・ナッシュ)、ローラ・ダーン(リン・ナッシュ)、ほか
映画「ドリームホーム 99%を操る男たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドリームホーム 99%を操る男たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドリーム ホーム 99%を操る男たちの予告編 動画
映画「ドリームホーム 99%を操る男たち」解説
この解説記事には映画「ドリームホーム 99%を操る男たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドリームホーム99%を操る男たちのネタバレあらすじ:起
日雇いの土木作業員として働くデニス・ナッシュ(アンドリュー・ガーフィールド)は、銀行からの差し押さえを免れるべく、裁判所の尋問に足を運びますが、裁判官も銀行も相手にしてくれません。挙句、日雇いの仕事を解雇され、2週間の賃金は払われずじまいに。
弁護士に相談しようと手当たり次第に電話しますが、信用保証のないデニスには、頼るつてがありません。ついにリック・カーバー(マイケル・シャノン)と名乗る不動産会社の男と警察が現れ、息子コナー(ノア・ロマックス)と母リン(ローラ・ダーン)とともに家を追い出されてしまいました。
ドリームホーム99%を操る男たちのネタバレあらすじ:承
いったんはモーテルに宿を取ってしのぎましたが、職がない今、デニスにとって我が家を取り戻すのは夢のまた夢。まずは安定した仕事を探そうとしますが、不況のあおりからか、建築関係の仕事はありません。さらにデニスは仕事道具をカーバーの部下に盗まれたようで、激怒しながら彼の事務所を訪れます。
そこでデニスは偶然にも、家主が失踪した家の特殊清掃を頼まれました。彼の腕を見込んだカーバーは、自分の仕事を覚えるように指南を始めます。デニスは違法な行為と知りながらも、家族に内緒でカーバーが自分たちにした「差し押さえ」を他の家と家主に対してもするようになりました。
ドリームホーム99%を操る男たちのネタバレあらすじ:転
ある日、フランク・グリーン(ティム・ギニー)という息子の同級生の父親と知り合いました。ところが彼も差し押さえの危機に直面していました。収入が安定し、我が家を取り戻す兆しが見えたころ、デニスの差し押さえによって家を失った人が同じモーテルに現れて口論になります。
デニスはシラを切り通しましたが、母リンに疑われてしまいます。さらにカーバーいわく、以前のマイホームを改めて購入するには期間を要すると言われ、デニスは全く別のプール付きの家を購入し、コナーたちを案内します。しかし母リンに猛反対され、彼女はコナーを連れて出て行ってしまいました。
ドリームホーム99%を操る男たちの結末
カーバーとデニスはアメリカの富裕層向けの不動産を掌握する準備に取り掛かっていましたが、一方でフランクの家の差し押さえにも着手していました。デニスはマイホームも家族も失い、何のために「人の家を奪っている」のか分からなくなっていました。
差し押さえに際し、興奮したフランクがライフルを取り出して威嚇すると、デニスはついに自身がカーバーの指示で違法行為に及んでいることをフランクに告白しました。フランクは取り押さえられ、カーバーとデニスも警察に呼び止められました。青ざめた顔のデニスを、コナーと同い年のフランクの息子がじっと見つめていました。
以上、映画「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」のあらすじと結末でした。
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