ガメラ対宇宙怪獣バイラスの紹介:1968年日本映画。地球を植民地にしようとするバイラス星人の宇宙船により、ガメラを操り、正夫とジムの少年二人を人質にとられた人類は、全面降伏の危機を迎えていました…という内容の大映ガメラシリーズの4作目です。
監督:湯浅憲明 出演者:本郷功次郎(島田伸彦)、高塚徹(中谷正夫)、カール・クレイク(ジム・モーガン)、八重垣路子(中谷マリ子)、渥美マリ(青山順子)ほか
映画「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ガメラ対宇宙怪獣バイラスの予告編 動画
映画「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」解説
この解説記事には映画「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ガメラ対宇宙怪獣バイラスのネタバレあらすじ:起
地球を植民地にすべく、狙いを定めたバイラス星人の宇宙船は、ガメラを発見し、攻撃を開始しました。しかしガメラの反撃に遭い、バイラス星人の宇宙船は破壊されて失敗に終わりました。
ビーチのボーイスカウトのキャンプ地では、島田隊長が集合命令をかけていました。しかし正夫(高塚徹)とジム(カール・クレイク)の二人が見あたりませんでした。二人は国際海洋研究所にあった潜水艦に忍び込み、配線を逆に付け替えて、操縦すると反対に動くようにイタズラをしていました。
正夫の姉のマリ子(八重垣路子)が時計無線機で交信したあと、帰って来ました。そして潜水艦の試運転が始まりますが、所長が運転すると潜水艦は逆に動き「壊れている」と言いました。そこで正夫とジムが「運転させてくれ」と頼み、海中散歩を楽しみました。途中でガメラを発見した二人は、ガメラの周りを航行して楽しみました。
そのころ宇宙には、前回の失敗を踏まえた、バイラス星人の乗る宇宙船2号が飛来していました。何も知らない二人はガメラの下に潜り込もうと潜水艦を操縦しました。
ガメラ対宇宙怪獣バイラスのネタバレあらすじ:承
宇宙船2号はガメラを海中に発見し、バリア光線を放ちました。するとガメラと潜水艦にバリアが張られ、動けなくなりました。正夫らは、酸素が20分しか持たないため、ガメラの顔の隙間から脱出しました。15分有効のバリアの中のガメラからは脳波を読み取り、ガメラの記憶から弱点を探していました。
そして、ガメラはとても強いが子供には非常に優しい事がわかり、潜水艦から抜け出した正夫とジムをスーパーキャッチ光線で宇宙船に拉致しました。そしてバイラス星人はガメラの頭に脳波コントロール装置を取り付け、指示通り動かないと少年二人を殺すと命じました。するとガメラは指示通り動きはじめました。
バイラス星人は手始めにダムを壊せと命じ、壊した後は東京を破壊せよと命じました。ガメラが東京で暴れている頃、正夫とジムは船内を探検していました。無表情で動く5人の男と、檻に入れられた怪獣を見つけました。そして、欲しいものが出てくる装置を見つけ、脱出するための道具を頼んでいると、男たちに捕まり拘束されました。
ガメラ対宇宙怪獣バイラスのネタバレあらすじ:転
バイラス星人の宇宙船から、地球の司令官に向け、人類は全面降伏しないと少年二人を殺すと脅しました。司令官は国連の判断にゆだねますが、マリ子が正夫に交信すると、正夫とジムは、僕たちは犠牲になるから人類を救うためにバイラス星人の宇宙船に攻撃してくれと言いました。
国連の判断は少年の救出でした。その為、全面降伏しようと言っていた時、島田隊長が正夫に、潜水艦をいたずらしたように、バイラス星人の宇宙船の命令装置を反対に接続してみてくれと頼みました。正夫らはガメラの脳波コントロール装置のリモコンのコイルを逆につけかえました。
次にスーパーキャッチ光線のコイルも逆にし、光線を発射させました。予想通り光線は自分たちを地上に送りました。逃げた二人を発見した船内の男は、ガメラに二人を殺せと命じました。すると命令が逆になり、ガメラは宇宙船に攻撃を仕掛けました。破壊されつつあるバイラス星人の宇宙船内部では、男たちが怪獣の船に集まりました。男たちは怪獣をボスと呼び、この船で逃げようとしました。
ガメラ対宇宙怪獣バイラスの結末
ガメラによりボスの船も破壊され始めたことから。ボスは男5人を怪獣に戻し、自分に合体させました。巨大な宇宙怪獣バイラスになり、ガメラと闘い始めました。バイラスはイカの大怪獣で、死闘は海中へと移りました。
海中で優位に立ったガメラでしたが、再び地上に上がると、バイラスは頭を角のように尖らせ、ガメラの腹に突き刺しました。そしてガメラの腹を何度も突き刺し、万事休すになった時、ガメラは炎を放ち、バイラスに刺されたまま飛び立ちました。
上空高く飛び続けると、バイラスの身体は次第に凍りつきはじめました。完全に凍りついたバイラスをガメラは海中めがけて落としました。海中に落ちたバイラスは粉砕し、海中から白い破片が浮き上がって来ました。島田隊長は、正夫とジムに、よくやったと讃えるのでした。
以上、映画「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する