王子と乞食の紹介:1977年アメリカ,イギリス映画。泥棒を生業とする青年トムは、ひょんなことから国王の宮殿に侵入してしまう。舞踏会の衣装を検討していた英国エドワード王子は自らの顔と瓜二つのトムと出会い、洋服を交換する。その後エドワード王子が宮殿から追い出されてしまい…。児童文学の映画化作品。
監督:リチャード・フライシャー 出演: オリヴァー・リード(マイリス)、ラクエル・ウェルチ(エディス)、マーク・レスター(トム)、ジョージ・C・スコット(ラフラー)、チャールトン・ヘストン(ヘンリー8世)、デヴィッド・ヘミングス(ヒュー)、ほか
映画「王子と乞食」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「王子と乞食」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
王子と乞食の予告編 動画
映画「王子と乞食」解説
この解説記事には映画「王子と乞食」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
王子と乞食のネタバレあらすじ:起
1547年のロンドン、オッファルコート。英国の貧民街に生まれたトム(マーク・レスター)は、その日もスリを働いていました。役人の財布を盗むや、すぐに追われる身となってしまいました。トムが逃げ込んだのはヘンリー8世(チャールトン・ヘストン)の住む宮殿。
宮殿の警備兵に追われて隠れていると、そこにトムと瓜二つのエドワード王子(マーク・レスター)がやってきました。エドワード王子はちょうど舞踏会で着る衣装を検討しており、トムの姿を見て、衣装を交換するように言います。
王子と乞食のネタバレあらすじ:承
乞食になった王子と、反対に王子になった乞食。エドワード王子は側近を驚かせようとしますが、乞食と思われて宮殿を追放されます。乞食姿のエドワード王子の持ち出した唯一の財宝を奪い取ろうと人々が取り巻きますが、ヘンドン公という剣士の男が乞食姿のエドワード王子を助けてくれました。自分を王子と名乗る気違いを哀れに思いつつ、トムが元いた貧民街に送り届けようとします。
一方、宮殿では、ヘンリー8世がまさに亡くなりかけていました。彼は聡明な家臣のノーフォーク卿(レックス・ハリソン)に絞首刑を宣告し、あとは自身の死を待つばかりでした。その後トムがエドワード王子に成りすましたまま、国王は亡くなってしまいます。トムは王位を継承してすぐ、親切なノーフォーク卿の刑を帳消しにしてやりました。
王子と乞食のネタバレあらすじ:転
ヘンドン公がエドワードをトムの父ジョン(アーネスト・ボーグナイン)に引き渡すや、口論になりヘンドン公は父親に殺されてしまいます。処刑を恐れたトムの父はエドワードとともに裏家業のはぐれ者を取り仕切るラフラー(ジョージ・C・スコット)のもとに向かいます。
ラフラーに身体能力を見込まれたエドワードは、トムの父を差し置いて再びロンドンへ向かいます。死んだと思っていたヘンドン公に再会し、二人で旅路を急ぎます。
王子と乞食の結末
道中、ヘンドン公の屋敷に向かいました。彼の弟ヒュー(デイヴィッド・ヘミングス)と婚約者のイディスが待っているはずでした。しかしヘンドン公の姿を見るとすぐに、ヒューは護衛の者に彼を捕まえさせました。イディスも彼を覚えていない様子で、ヘンドン公はさらし台に繋がれてしまいます。エドワードは彼を守ろうとしますが、村民から石や残飯を投げられたりして、辱めを受けます。
真夜中、二人はイディスによって助けられます。そして王子に成りすましたトムの戴冠式に向かうヒューの車を乗っ取ろうと考えました。作戦は成功。ヘンドン公とイディス、そしてエドワードはロンドンの街に到着しました。教会ではまさにトムの頭上に王冠が乗ろうとしていました。
エドワードは式に乱入。トムと自分が入れ替わったのを証明して見せました。無事に元の身分に戻ったエドワードは、ヘンドン公をイディスと結婚させてやり、トムに仕事を分けてやりました。
以上、映画「王子と乞食」のあらすじと結末でした。
とても、ゾクゾクする楽しいお話でした
( ˆОˆ )♪
何回でも聞きます!!