パーフェクト ストームの紹介:2000年アメリカ映画。セバスチャンユンガーが実体験を元に執筆した小説、パーフェクトストームを映画化した作品で、当時困難だった大波を見事映像表現することに成功し、臨場感あふれる映像が見ものの作品となっています。
監督:ウォルフガング・ペーターゼン 出演:ジョージ・クルーニー(ビリー・タイン)、マーク・ウォールバーグ(ボビー・シャットフォード)、ダイアン・レイン(クリスティーナ・コッター)、ジョン・C・ライリー(デイル・マーフィー)ほか
映画「パーフェクト ストーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パーフェクト ストーム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パーフェクトストームの予告編 動画
映画「パーフェクト ストーム」解説
この解説記事には映画「パーフェクト ストーム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パーフェクトストームのネタバレあらすじ:ウィリアム船長と乗組員
1991年、アメリカのマサチューセッツ州にてメカジキ漁を行う船長のウィリアムなどは船主からあまり魚が取れていないことを不満にされます。その後、船長その他の乗組員は酒場へいき、憂さ晴らしをするのですが、そこで二日後にまた漁を行うと宣言します。
パーフェクトストームのネタバレあらすじ:巨大ハリケーンの発生
そして無事に出港を果たした彼らはセーブル島の東550キロ地点に到達、魚を収穫していきました。しかしそのころ、バーミューダ海域では大型ハリケーンが発生していたのです。船員たちは大漁を期待していましたが、思ったより収穫できないために船員は不満に思いはじめ、さらにあたりの海は嵐のため、非常に危険な状態に陥ってしまいます。さらにはここでの大漁はできるはずがなく、彼らは海におぼれながらも必死になるのです。
パーフェクトストームのネタバレあらすじ:大漁
それでも彼らは大漁を願い、次の地点であるフレミッシュキャップへと向かいます。フレミッシュキャップへとついた彼らに待っていたのは大漁という結果でした。その結果にわきつく船員たちでしたが、ハリケーンの接近に伴い、大漁の魚とともに寄港することが決まります。
パーフェクトストームのネタバレあらすじ:ウィリアムたちの救助
しかし、ハリケーンは巨大化し、沿岸警備隊のヘリコプターは遭難してしまったウィリアムの船を救うべく飛行します。しかし嵐の中、ヘリコプターの給油が失敗、乗務員は脱出し機体は海に沈んでしまいます。その後ウィリアムの船員は救助船に見つかり、なんとか救助されました。しかし船員の一人が行方不明となり、沿岸警備隊が夜を徹して捜索しますがついに見つかることはできず、ウィリアムと他の船員たちは追悼を行ったのでした。
アメリカ漁師を描いた映画で一攫千金を狙いメカジキを追う映画で漁師の気性と自然を相手に魚を追い続ける内容です。アメリカの漁師の現場感が良く現れ、船長をトップに船員達のやり取りが良く描写されております。漁獲がなければ地獄、釣れたら天国の現場感が良くわかります。船内での暮らしぶりや仲間の作業の様子などが良くわかります。漁師の野生の感を描いた部分も鮮明に作られており海の男を感じることができる内容です。結果は誤った決断をするのですが、一か八かの賭けにでる臨場感や、嵐で大荒れの海を何とか凌ぐ様相をドキドキしながら鑑賞することが出来ました。期待値としてはアメリカ映画なので困難を切り抜けるラストシーンで終了かと期待しましたが、この映画の結末は船が転覆し皆死亡すると言った実話に基づいた内容だったので最後はショックを受けました。自然に立ち向かうのですが、人間の判断は自然の力には及ばない事を教訓にしてくれる作品だと思います。