ロボットの紹介:2010年インド映画。「ムトゥ 踊るマハラジャ」で人気を博したラジニカーントが一人二役に挑んだ作品。インド映画ならではのVFX技術やド派手なアクション、ミュージカルシーンがこれでもかというくらいに盛り込まれた、如何にもインド映画らしい作品となっています。
監督:シャンカール 出演:ラジニカーント(バシー博士・チッティ)、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン(サナ)、ダニー・デンゾンパ、ほか
映画「ロボット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロボット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ロボットの予告編 動画
映画「ロボット」解説
この解説記事には映画「ロボット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロボットのネタバレあらすじ:起
10年の年月をかけて、インドの天才工学者バシー(ラジニカーント)は自分にそっくりな最新鋭のロボット、チッティ(ラジニカーント二役)を作り出しました。
チッティは強大な力と明晰な頭脳で大活躍、バシーの婚約者であるサナ(アイシュワリヤー・ラーイ)も守る、まさにスーパーヒーローでした。
全てが順調そうに見えたチッティでしたが、大火事のマンションから住民を救い出す際に、チッティに感情やデリカシーが欠けていたために、助け出した全裸の女性が恥ずかしさのあまり走りだし、交通事故にあって亡くなってしまいます。
これではいけないと、バシーはチッティに感情を持たせる事にして苦労の末、成功します。しかし、まずいことに、感情を持ったチッティはサナに恋をしてしまいます。
ロボットのネタバレあらすじ:承
一方でバシーの恩師だったボラ博士は、ロボットを作り出す事に成功したバシーに激しい嫉妬を覚え、事あるごとにバシーを妨害しようとしていました。
チッティは何かにつけてバシーと張り合うようになり、やがてバシーの結婚発表の場でバシーに恥をかかせてしまいます。激しく怒ったバシーは斧でチッティをバラバラにしてしまいます。
廃棄されたチッティを密かにボラ博士が目をつけていて、チッティの体を回収します。そして悪の回路を組み込んで戦闘用ロボットとして、他国に売ろうと目論んでいました。
ロボットのネタバレあらすじ:転
以前とは違った殺人マシーンとして復活したチッティ。チッティはボラ博士を殺害し、自らのレプリカを大量に生産することに成功します。そしてサナを誘拐し、自らのアジトに監禁してしまいます。
完全に暴走してしまったチッティ。街を破壊し、邪魔する者達は容赦なく殺害していきます。そんなチッティを見たバシーはサナを助けるため、そして暴走するチッティを止めるため、アジトに潜入します。
ロボットの結末
どうにかサナを見つけ出し、助け出したバシーでしたが、上手くロボットに同化できていたバシーもついにはばれてしまい、捕らえられてしまいます。
やっとの思いで逃げ出したバシーとサナ。チッティはレプリカ達を組み合わせ、街を破壊しながら追いかけてきます。バシーとサナは、チッティのプログラムを変える事の出来る車両に乗り込み、最後の戦いに挑みます。
激闘の末、磁石で固定されたチッティから悪の回路を抜き取って一件落着しました。
裁判にかけられたチッティは、大量殺人と破壊活動の罪で死刑を言い渡されるが、良心を取り戻していたチッティは自らを分解してしまいます。
20年後、人工知能記念博物館の記念品として飾られているチッティの姿がありました。彼の姿を見た見学者の女子生徒は、感情を持ったためにこうなったと語っています。
以上、映画「ロボット」のあらすじと結末でした。
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