アフターライフの紹介:2009年アメリカ映画。C・リッチ、L・ニーソンによるホラーサスペンス。交通事故に遭って葬儀社の処置室で目を覚ましたヒロイン。葬儀社の男から既に死んでいるのだと聞かされ、徐々に死を受け入れるがその顛末とは。
監督:アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ=ヴォスルー 出演:クリスティナ・リッチ(アンナ・タイラー)、ジャスティン・ロング(ポール・コールマン)、リーアム・ニーソン(エリオット・ディーコン)、ジョシュ・チャールズ(トム・ピーターソン)、チャンドラー・カンタベリー(ジャック )、ほか
映画「アフターライフ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アフターライフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アフターライフの予告編 動画
映画「アフターライフ」解説
この解説記事には映画「アフターライフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アフターライフのネタバレあらすじ:起
なぜか空虚な日々を送る小学校教師のアンナ(クリスティナ・リッチ)。恋人ポール(ジャスティン・ロング)からは愛されているが、彼の心に素直に応えることができない。
ある晩、ポールから転勤のため引っ越すことを聞かされたアンナは別れ話だと誤解し、怒って嵐の中車を走らせ事故に遭う。
アンナが目覚めるとそこは葬儀社の地下処置室だった。アンナは葬儀社のエリオット(リーアム・ニーソン)から事故で死んだのだと死亡診断書を見せられ、ほぼ即死だったと説明される。
自分が死んだとは思えないアンナは驚愕し逃げ出そうとするが、部屋には鍵が掛けられていて出られず、死の知らせを聞いて駆けつけたポールの声に助けを求めるが、彼は家族にしか対面できないとエリオットに追い返されてしまう。
アフターライフのネタバレあらすじ:承
息をしているし、話しもしていると言うアンナに、エリオットは自分には魂と会話する能力があるのだと言い、それでも認めようとしないアンナに、しがみつくような人生だったのかと問い、葬儀が2日後に行われることを告げる。
それでも受け入れられないアンナは、エリオットの上着のポケットから鍵束を盗み取り、彼が外出している隙に部屋から抜け出すが、途中で鍵がないことに気づいたエリオットが戻ってきたために屋敷から出ることができず、ポールに電話で助けを求めるが、彼はいたずら電話だと思い切ってしまう。
アフターライフのネタバレあらすじ:転
アンナを見つけたエリオットは鏡で自身の姿を見せると、そこに映った死人のような自分にアンナはついに死を自覚する。しかしその姿を、窓の外からアンナの教え子ジャック(チャンドラー・カンタベリー)が目撃していた。
アンナの私物を取りに学校に来たポールは、そこでジャックからアンナを見たと言われ、再び葬儀社を訪れて処置室の前でアンナの名を叫ぶが、死を受け入れたアンナは応えようとしない。彼は警察にもアンナは死んでいないと訴えるが、不審な点はないと説得されてしまう。
アンナはエリオットに何を求めていたのかと聞かれ、愛だと答える。母親を見ていて人を愛することが怖かったためにポールへの愛を出すことができなかったのだと聞いたエリオットは部屋の扉を開け、行って来るよう告げるがアンナは踏み出す勇気がなかった。
アフターライフの結末
葬儀の日、棺に納められたアンナは最後に自分の姿を見たいと鏡を手にする。そこで彼女は、ため息で曇った鏡を見てやはり自分は死んではいないと気づくが、エリオットに仮死状態になる薬を打たれ、そのまま葬儀、埋葬されてしまう。
エリオットは通夜の席で酒をあおるポールに「本当に生きているか自分で確かめろ、時間がない」と告げる。アンナが生きていると確信したポールは車を飛ばすが、目の前のライトに目がくらむ。
ポールが目覚めるとそこはエリオットの葬儀社の地下処置室だった。エリオットはポールに事故で死んだのだと告げ、処置を施すのだった。
以上、映画「アフターライフ」のあらすじと結末でした。
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