映画「ポーカーナイト 監禁脱出」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ポーカーナイト 監禁脱出の紹介：2014年カナダ,アメリカ映画。何者かに恋人のエイミーと一緒に拉致監禁されたスタン刑事。スタンはポーカーナイトという集まりで先輩刑事から聞いた逮捕劇の話を思い出し、脱出方法を探っていました。しかし何度拘束を解いても犯人の男に見つかり再び拘束されていました。はたして二人は脱出できるのか、そして男の目的は何か？という内容のスリラー映画です。監禁された男の回想シーンと、現在のシーンが同時進行で映し出され、少し複雑な内容になっています。
監督：グレッグ・フランシス 出演者：ボー・マーショフ（スタン・ジータ）、ロン・パールマン（カラブレーゼ）、ジャンカルロ・エスポジート（バーナード）、タイタス・ウェリヴァー（マックスウエル）、ロン・エルダード（カニンガム）、ハルストン・セイジ（エミリー）ほか
この解説記事には映画「ポーカーナイト 監禁脱出」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ポーカーナイトのあと、カラブレーゼ警部補と別れたスタン刑事のパトカーに、無線で家庭内のもめごとの通報が入ります。近くにいたスタンは向かうと返事し、現場を目指します。
夜の田舎道を走っていると、若い女性が車の前に飛び出します。スタンはエミリーだとわかり、車を降りて後を追います。懐中電灯で照らしながらエミリーを見つけますが、背後から男がスタンガンで襲いかかりスタンは気絶します。そしてエミリーもスタンガンで気絶させます。目覚めたスタンは椅子に縛られ監禁されていました。別の部屋ではエミリーの声がします。
やがてマスクをした男がやって来て、ニュース番組を見せます。キャスターが、「殺人鬼テレンス・アルビーを逮捕したスタン・ジーター刑事」と言った後、消息を絶って3日が経ち、カラブレーゼ警部補が必死で探している様子を映し出します。
絶体絶命の状況下の中、スタンはポーカーナイトの事を思い出します。ポーカーナイトとは、先輩刑事が新任刑事に過去の解決した事件の話をし、経験から得た教訓と知恵を与えながらポーカーゲームをする集まりでした。
初めて参加したスタンは、カニンガムの犯人逮捕の話を聞きました。その話の思い出すと同時に、エイミーの事を思い出します。
カラブレーゼは家出人として警官時代のスタンにエイミーの捜索を依頼。父に電話しながら男に暴行を加えるエイミーを見つけます。エイミーはポーカーナイトのメンバーであるマクスウエルの娘でした。エイミーはスタンの事が好きになり、スタンもそれに応え、未成年のエイミーとの交際を極秘に行っていました。
テレンス・アルビーを逮捕したことにより、刑事に任命される日が迫ったある日、カラブレーゼに呼ばれ、エイミーとの仲を聞かれました。ごまかし通したスタンにカラブレーゼは、わきまえて節度のある行動を取れとクギを刺します。
監禁されて2週間がたち、スタンは再びポーカーナイトで聞いた話の中で決してあきらめてはいけない事を思い出し、やっとのことで拘束を解きます。そしてエミリーの監禁されている部屋に行きますが、鎖と手錠で拘束されていたため、道具を探すために男の部屋に侵入。部屋の壁には、自分とエイミーの写真がたくさん貼られています。しかし帰ってきた男に見つかり、再び拘束されました。
再びポーカーナイトのバーナードの話を思いだします。バーナードは、殺しには必ず理由があると教えられました。注射を打たれたスタンが目覚めると、壁に瞬間接着剤で体を貼りつけられていました。男は初めて自分の話をします。自分には尊敬する師匠テレンス・アルビーがいて、人殺しや死体の処理方法などを教ったと言って、エイミーの部屋に行き、手錠を外し父親のマックスウエルに電話をかけさせます。男は身代金1万ドルを要求しました。
そのころ接着剤を剥がし、自由になったスタンはマックスウエルの話を思いだしていました。男婦ばかり狙う男の逮捕の話でした。やがてマックスウエルはエイミーを探しはじめ、エイミーの監禁場所にたどり着きました。男に会い、言われるがまま同じマスクをかけ地下室に入ります。男はその前に、スタンの近くに銃をわざとに落としていました。
マスクの男をわざとにスタンに近づけさせます。スタンは銃を拾い男に発砲。止めるエイミーの声も聞き入れず何発も撃ちこみ殺します。マスクを取るとマックスウエルでした。警官時代のスタンは偶然異臭するコンテナの中で大量殺人の死体を見つけ、調べていると、中にいたテレンス・アルビーを見つけ射殺。
しかしこの殺戮は弟子の男がやったもので、テレンス・アルビーに成果を見せていたのでした。しかし大量殺人犯が、テレンスになったことで自分の手柄が報われなかったとスタンを怨み、付け狙っていたのでした。
調べを進めるカラブレーゼは、マスクの男の家にたどり着きます。男はマスクを外し応対しますが、カラブレーゼの挑発にのり銃を構えると、逆にカラブレーゼに脚を撃たれます。男に手錠をかけ、鎖につながれたスタンの元へ行きます。スタンは「男を拘束したか？」と聞くと、カラブレーゼは「手錠をかけた」と言います。「それだけならヤバい」と言った瞬間、カラブレーゼは頭を男に撃ちぬかれます。
スタンは片手の鎖をはずしに来た男の首を絞め、自分の手錠を外したあと、男を鎖につなぎます。そしてエイミーを抱きかかえて逃げ出しました。途中、落ちていた拳銃を拾い、外に出ると、パトカーが集結し多数の警官が銃を構えていました。
「銃を捨てろ！」と言われますが、銃には瞬間接着剤が塗られ、捨てることが出来ず、スタンは撃たれ逮捕されます。スタンは収監され、エイミーはこん睡状態でした。スタンの証言をもとに、男の家を調べますが、男はいませんでした。
その後、エイミーが回復し証言したことから、釈放されたスタンは男を追い詰めて射殺したものの、マスクを取ると人質でした。ポーカーナイトには新人が入り、スタンは先輩刑事になっていました。そして今日も逮捕劇の話をしていました。
以上、映画「ポーカーナイト 監禁脱出」のあらすじと結末でした。
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