映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女の紹介：2009年スウェーデン,デンマーク,ドイツ映画。スウェーデン作家、故スティーグ ラーソン氏が描いた大人気小説、ミレニアムを著者の本国であるスウェーデンで映画化した本作は、全世界で大ヒットを記録するなど、小説の人気と相まって社会現象となりました。
監督 ：ニールス・アルデン・オプレヴ 出演：ミカエル・ニクヴィスト（ミカエル・ブルムクヴィスト）、ノオミ・ラパス（リスベット・サランデル）、スヴェン＝ベッティル・トーベ（ヘンリック・ヴァンゲル）、イングヴァル・ヒルドヴァル（ディルク・フルーデ弁護士）ほか
この解説記事には映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
2002年、ミカエルは億万長者であるハンスに対する名誉棄損の罪で、３か月の懲役と多くの罰金が科せられてしまいました。ミカエルは雑誌の編集を行っていた人物でした。一方のリスベットと呼ばれる女性は優秀にも関わらず、少し損傷を受けている天才ハッカーであり、彼女はヘンリックという男性からミカエルの素性を探るよう言われます。
そしてヘンリックは彼の姪、ハリエットが失踪した事件を解決したいため、優秀なミカエルを雇うことにしました。リスベットの後見人が、脳卒中により倒れてしまったため、新たな保護者が任命されます。その保護者とはニルスという弁護士でした。しかし、この弁護士はリスベットに乱暴を行い脅迫を行ったため、彼女はニルスに復讐します。ミカエルはヘンリックの申し出を承諾し、ヘンリックの用意してくれた小屋に入り、さっそくハリエットの捜査に取り掛かりました。
ハリエットの日記の中に、電話番号かもしれない番号と、５つの名前のリストが見つかったことから、彼は引退したモレル警視正を訪ねました。しかし、警視正によると、彼の調査チームでも解析はできなかったと言います。子供の日のパレードの写真を見たミカエルは、そこでハリエットの表情に注目します。彼女の表情が変化していたのです。
リスベットはミカエルのパソコンにハッキングを行っており、偶然彼が調査している内容を見たとき、彼女はハリエットの日記が聖書のレビ記とヘンリックの本の詩句であることに気づきます。ミカエルは彼女が自分のパソコンをハッキングしていることに気づき、そして彼はリスベットを調査助手として雇い、共同で作業をすることにしました。彼らは作業を進めるうちにヘンリックの家族が全員ユダヤ人の名前であることに気づきます。さらに、ハリエットが失踪したときには、すでに彼女の二人の兄弟が亡くなっていることから、彼らは犯人がヘンリックの孤独な兄弟、ハラルドが絡んでいるのではと推測します。ミカエルはハラルドの小屋へ侵入し、彼の物を捜査していきます。しかし、小屋から出たとたんにハラルドから銃撃を受けてしまうミカエルでしたが、間一髪でマーティンというヘンリックの兄弟の一人に助けられます。しかし、マーティンはミカエルに薬を盛り、気絶させてしまうのです。
ミカエルはマーティンの家の地下室で目を覚ましました。彼は宙づりになっており、マーティンが女性を強姦したのちに惨殺していたことを目の当たりにします。しかし、マーティンはかたくなにハリエットの失踪に関しては否定し続けます。マーティンがミカエルを殺そうとしたとき、そこへリスベットが現れ、マーティンの頭をゴルフクラブで一撃し、ミカエルを救出しますが、マーティンは逃亡、そのマーティンを追うリスベットはカーチェイスののち、マーティンを殺害するのでした。
ミカエルはその後、ハリエットと従姉妹のアニータに注目し、ハリエットがアニータの名前を使って今でも生存していること、アニータがオーストラリアにいることを突き止め、ヘンリックとともに訪ね、アニータとの再会をするのです。ミカエルはその後、約束通りヘンリックからハンスに対する情報を与えられ、ミレニアム雑誌内にてヘンス氏の新たな情報を発表、国民はその記事を熱狂的に迎え、のちにハンスは死体として発見されます。死亡の原因は自殺とされました。
さらにケイマン諸島にあるハンスの口座が急襲され、その監視カメラには変装したリスベッドが映りこんでいました。彼女はお金を巻き上げると、変装していた服装から着替え、遊歩道を歩いていったのでした。
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