インファナル・シティ 女捜査官サンドラの紹介:2007年フランス,ベルギー映画。自らの信念と正義を貫くためならどんな手段も選ばない麻薬捜査官のサンドラの活躍を描いたクライムサスペンスストーリーです。誰が裏切り者なのか分からない二転三転する展開が非常に楽しめます。タフでパワフルなサンドラの魅力が爆発しています。
監督:ヴィンチェンツォ・マラーノ 出演:イングリッド・ショーヴァン(サンドラ)、リンダ・アルディ(ロール)、ヤニス・バラバン(ラフィット)、ジャン=クリストフ・ブヴェ(シュルステル)、クリストフ・ラパラ(ダン)、ほか
映画「インファナル・シティ 女捜査官サンドラ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インファナル・シティ 女捜査官サンドラ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
インファナル・シティ 女捜査官サンドラの予告編 動画
映画「インファナル・シティ 女捜査官サンドラ」解説
この解説記事には映画「インファナル・シティ 女捜査官サンドラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インファナルシティ女捜査官サンドラのネタバレあらすじ:起
麻薬捜査官のサンドラ(イングリット・ショーバン)は、パリの殺人課からボルドーの税関麻薬局に転属されてきたばかり。
いきなり局長シュルステル(ジャン=クリストフ・ブーヴェ)の命令を無視し、大量の麻薬を積んだトラックを無理やり停めて発砲します。
思うがままにつき動くサンドラでしたので、周りから早くも煙たがられていましたが、実はサンドラは麻薬取引組織と内通している者を探るために送り込まれた潜入捜査官だったのです。
インファナルシティ女捜査官サンドラのネタバレあらすじ:承
しかし、元恋人で麻薬捜査官だった弟を殺されたラフィット刑事(ヤニス・バラバン)にすぐ見破られてしまいます。同じく妹を麻薬で亡くしてるサンドラは、捜査がいつも先手を取られていることから、ボルドー麻薬捜査官6人の中に内通者がいると睨み、捜査を続けます。
一方、麻薬取引組織のボス・コミネッティは、内通者からサンドラが潜入捜査官である事を知り、サンドラが宿泊するホテルの浴室に殺害した死体を放置したりして、サンドラに脅しをかけ始めるのでした。
サンドラはコミネッティが表向き経営する会社で税理士として働くロール(リンダ・アルディ)に声をかけました。ロールは実は捜査官として一年以上もコミネッティを調査していていたことを知っていたサンドラは、彼女に協力を依頼したのです。
インファナルシティ女捜査官サンドラのネタバレあらすじ:転
ロールからの情報を得て、コミネッティが取引する現場に向かうサンドラでしたが、潜入されていることに気づいたコミネッティが取引を中止させました。
その後、ラフィットが手にいれたレコーダーから、捜査官のクロートが内通者であると匂わせる会話を聞き、クロートを捜査しますが、押収した麻薬を売りさばいていたものの内通者ではありませんでした。
なかなか捜査は順調とは言えませんでしたが、サンドラはラフィットとの仲を取り戻し、恋人同士に戻りますが、ラフィットはバイクに乗った男達に撃たれて重傷を負ってしまいます。
サンドラは税関の仕事に誇りを持つサナールや、ラフィットの友人でもある局長から協力を申し出られますが、必要ないと断り捜査を続けるのでした。
インファナルシティ女捜査官サンドラの結末
サンドラは麻薬捜査官のダン(クリストフ・ラパラ)から、タイからの貨物船でモルヒネを大量に届くという情報を得ます。また、ロールもコミネッティの片腕であるファビオのジャケットから、タイ行きのチケットを見つけます。
積み荷は到着し、それを乗せたトラックをサンドラとダンは尾行します。しかしロールからの連絡でそれがフェイクで、騙されていた事に気づきました。
ヘロインを作る製造倉庫に向かっていたロールは、尾行がばれてしまい部下に拷問を受けてしまいます。サンドラから場所を聞いていて目的地にやってきたダンは、そこにいたサナールやコミネッティの部下達を射殺すると、続いてやってきたサンドラには、サナールがやられたと報告します。
真の内通者はダンでした。それを合図に、何も知らないサンドラ達は銃撃戦を開始します。拷問から救い出されたロールは銃撃戦の末ファビオを殺し、逃げたコミネッティをとうとう追い詰めたサンドラがコミネッティを撃ち殺し、組織は壊滅となったのです。
その後、コミネッティの携帯を調べていたサンドラが、真の内通者はダンだと知り、ダンに正義の鉄槌を下すのでした。
以上、映画「インファナル・シティ 女捜査官サンドラ」のあらすじと結末でした。
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