ワンドゥギの紹介:2011年韓国映画。障害により背が小さい父親と叔父と三人で暮らす高校生ワンドゥクは、家が貧しく勉強が出来ない問題児。隣に住む担任のドンジュを疎ましく思っていたワンドゥクだが、ドンジュから存在さえ知らなかった母親のことを知らされる。
監督: イ・ハン 出演者:キム・ユンソク(ドンジュ)、ユ・アイン(ワンドゥク)、パク・スヨン(ワンドゥクの父)、イ・ジャスミン(ワンドゥクの母)、キム・サンホ(隣人)、キム・ヨンジェ(ミング叔父)、パク・ヒョジュ(ホジョン)、カン・ビョル(ユナ)、ほか
映画「ワンドゥギ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワンドゥギ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ワンドゥギ」解説
この解説記事には映画「ワンドゥギ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワンドゥギのネタバレあらすじ1
高校生のワンドゥク(ユ・アイン)は毎日教会で、担任教師を殺してほしいと祈っていました。担任のドンジュ(キム・ユンソク)は毒説で破天荒な先生で、特にワンドゥクのことをいつも口汚く罵っていたことから、ワンドゥクもうんざりとしていました。ワンドゥクは学校では勉強もできず、いつも喧嘩ばかりする不良生徒でした。そしてワンドゥクの家庭は生活保護の対象者でもありました。
障害により背が小さいタップダンサーの父(パク・スヨン)と、血縁関係のないミング叔父さん(キム・ヨンジェ)と3人で、屋上にある部屋で暮らしていました。複雑な家庭環境で育てられたワンドゥクだったが、いつも堂々と生きてきたワンドゥクは、ドンジュに出会ってから人生がめちゃくちゃになってしまったと思っています。父は、いつも喧嘩ばかりしているワンドゥクに、小説家になってほしいと思っていました。
ワンドゥギのネタバレあらすじ2
ワンドゥクの家のすぐ隣に住んでいる担任のドンジュは、勝手にワンドゥクを生活保護にして、国から提供される生活品を持っていったりとやりたい放題でした。そしてある日、ワンドゥクも忘れて生きてきた、実母の存在をドンジュから知らされます。教師としての仕事以外にも、不法滞在労働者たちを助けてきたドンジュは、偶然ワンドゥクのベトナム人の母(イ・ジャスミン)に出会えたのです。
最初は気まずそうにしていたワンドゥクと母だったが、時間を重ねることで2人は少しずつ慣れていきました。ワンドゥクは同じクラスの優等生であるユンナとも仲良くなり、初ての恋愛を経験します。
ワンドゥギのネタバレあらすじ3
ワンドゥクはキックボクシングを習うことになり、新たな人生の目標を見つけます。もともと喧嘩は負け知らずのワンドゥクでしたが、ボクシングを始めてからすぐにその才能は花開いていきます。
そしてタップダンスが好きだったワンドゥクの父でしたが、家計の苦しさから踊りを辞め、大変な仕事をして生活してきたことを知っていたドンジュは、色々なところから手伝ってもらい父のためにダンス教室を開いてあげます。
ワンドゥギの結末
最初はドンジュが嫌いで神様に早く殺してほしいという祈りをしていたワンドゥクだったが、ドンジュは口と態度が荒いだけで実は学生のことを本気で考えている先生だということに気付きます。
ワンドゥクは、自分と自分の大好きな家族たちのために頑張ってくれたドンジュのためにも、キックボクシングと自分の目標に向かって頑張ろうとします。ドンジュが本当はいい先生だということをワンドゥクが気付いて、この映画は終わります。
以上、映画「ワンドゥギ」のあらすじと結末でした。
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