バレット・オブ・ラヴの紹介:2013年ルーマニア,アメリカ映画。亡くなった母の霊の言葉に従ってブカレストを訪れた米国人青年が、その地で出会った女性に一目ぼれしたことから騒動に巻き込まれる、コメディタッチのアクションドラマ。
監督:フレデリック・ボンド 出演:シャイア・ラブーフ(チャーリー・カントリーマン)、エヴァン・レイチェル・ウッド(ガブリエラ・イバネスク)、マッツ・ミケルセン(ナイジェル)、ティル・シュヴァイガー(ダーコ)、ルパート・グリント(カール)、オーブリー・プラザ(アシュリー)、ジェームズ・バックリー(リュック)、ヴィンセント・ドノフリオ(ビル)、メリッサ・レオ(ケイト・カントリーマン)、ほか
映画「バレット・オブ・ラヴ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バレット・オブ・ラヴ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バレット・オブ・ラヴの予告編 動画
映画「バレット・オブ・ラヴ」解説
この解説記事には映画「バレット・オブ・ラヴ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バレット・オブ・ラヴのネタバレあらすじ:起・運命の出会い
米・シカゴで病院で母の臨終に立ち会っていたチャーリー(シャイア・ラブーフ)は、そこで母の霊から「ブカレストへ行きなさい」と告げられ、その言葉に従って一路ブカレストへ向かう。
その機内で隣席になったルーマニア人男性ビクトルと親しくなるが、チャーリーが眠りから目を覚ますと、ビクトルが急死。パニックに陥ったチャーリーだったが、ここでもビクトルの霊が現れ「娘に会って土産を渡し、最期の言葉を伝えてほしい」と頼まれる。
ブカレストに到着したチャーリーは、そこでビクトルの娘ガブリエラ(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会い、その美しさに心を奪われる。オーケストラで演奏するチェロ奏者だと聞いた彼は、その晩、彼女の演奏を観た後にバックステージへ会いに行くが、そこで元夫だというナイジェル(マッツ・ミケルセン)との不穏な雰囲気を目撃する。
バレット・オブ・ラヴのネタバレあらすじ:承・裏に潜む犯罪組織
安ユースホステルに宿を取ったチャーリーは、同室のカール、ルークとともにストリップに繰り出すが、そこで法外な料金を請求され、経営者ダルコに脅される。部屋に会ったガブリエラとナイジェルの写真に目を止めたチャーリーに、ダルコは明日までにナイジェルの居場所を教えることを条件に3人を解放する。
翌日の晩、ビクトルの追悼会が開かれているガブリエラの自宅で再会するが、そこへ彼女に執着するナイジェルが現れて嫉妬からチャーリーを脅す。そんなナイジェルにガブリエラが銃で威嚇し、明日までに会いに来い、と言い残して彼は去っていく。
ダルコとの一件をチャーリーから聞いたガブリエラは、犯罪者と知らずにナイジェルと結婚したが、父ビクトルがナイジェルとダルコの殺人の証拠を手に入れ、それをネタに娘から手を引かせたことを打ち明け、その夜2人は体を重ねる。
バレット・オブ・ラヴのネタバレあらすじ:転・証拠を巡って
翌朝、ガブリエラが外出中にナイジェルとダルコの殺害現場のビデオを発見したチャーリーは、彼女を探し、ナイジェルと会っているガブリエラの前でビデオを見たことを告げる。
ナイジェルはビデオのありかを聞き出そうとチャーリーを痛めつけるが、警察が駆けつけ、寸でのところで助かるがナイジェルは逃げる。ルークとカールが拉致されたことを知ってビデオを取りに戻るが、持ち去られたあとで、彼は待ち構えていたダルコに殴られ気を失う。
オペラハウスで目を覚ましたチャーリーの前に現れたガブリエラは、彼を守るため、ナイジェルを選ぶと言い捨ててその場から立ち去ろうとする。涙に暮れるチャーリーだったが、傍らに母の霊が現れて励まされると、彼女を取り戻すべくナイジェルに向かっていく。しかし健闘もむなしく、逆にやられてしまう。
バレット・オブ・ラヴの結末:愛のために
傷だらけで目を覚ましたチャーリーはダルコの手によって川の上に吊るされていた。そこにはナイジェル、ガブリエラもおり、証拠のビデオテープは燃やされていた。
ナイジェルはとどめを刺すようガブリエラに銃を渡すが、彼女はわざと外して撃つ。その時、警察が周囲を取り囲んでダルコは逃走、チャーリーは川へと落ちていく。ガブリエラの目にチャーリーへの愛を見たナイジェルは、警官に向かって撃つ振りをして射殺される。
チャーリーは無事水面に浮かびあがり、九死に一生を得た彼はガブリエラと寄り添って平穏な時を過ごすのだった。
以上、映画「バレット・オブ・ラヴ」のあらすじと結末でした。
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