目撃者 彼女が見たものの紹介:2017年カナダ映画。父と婚約者を殺害された富豪の女性と、無実を訴え脱獄してきた殺害犯。緊迫する状況の中で2人が事件の真相にたどり着くまでを描いたサスペンス。
監督:アンドリュー・C・エリン 出演:リンディ・ブース(ダイアナ)、クレイグ・オレジニク(ルイス)、ジョン・マクラーレン(クリス)、アレクシス・メイトランド(トゥルーディ)、トーマス・チョヴァネック(マーティン)、ほか
映画「目撃者 彼女が見たもの」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「目撃者 彼女が見たもの」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
目撃者 彼女が見たものの予告編 動画
映画「目撃者 彼女が見たもの」解説
この解説記事には映画「目撃者 彼女が見たもの」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
目撃者 彼女が見たもののネタバレあらすじ:起・過去の凶行
5年前、結婚間近に父と婚約者を自宅で殺害された富豪の娘ダイアナ(リンディ・ブース)。彼女の目撃証言によって当時庭師だったルイス(クレイグ・オレジニク)が殺害犯として有罪となったものの、いまだ立ち直ることができずにいた。
弟クリス(ジョン・マクラーレン)と、その妻トゥルーディ(アレクシス・メイトランド)からは事件現場である豪邸を売却して離れるよう、顧問弁護士マーティン(トーマス・チョヴァネック)を介して進言されるが、彼女は思い出の詰まった家を手放す気になれずにいた。
目撃者 彼女が見たもののネタバレあらすじ:承・脱獄した犯人
そんな中、拘留中だったルイスが脱獄し屋敷に侵入、ダイアナは拘束されてしまう。しかし、ルイスは恐怖に慄くダイアナに、自分は無実であり真犯人を突き止めるために来たのだと告げる。
現場にいたルイスを目撃し、犯行に使われた銃が彼の車からも見つかっていたことから、ダイアナは彼の犯行を信じて疑わなかったが、あの日、銃声を聞いて駆けつけたルイスが血まみれの父親に駆け寄ったところをダイアナが目撃したのだと説明され、また父が死の直前に中止した不動産投資が、死後マーティンによって彼に有利に働くよう取引が続行されていた事実を知らされる。
自分の願いは娘の幸せだけで、無実が証明されないと一人残された幼い娘が明日にも養子に出されてしまうのだと聞いたダイアナは、にわかに気持ちが揺らぐ。
目撃者 彼女が見たもののネタバレあらすじ:転・真相を追って
手掛かりとなる現場の防犯カメラ映像を見直したルイスは、被害者の様子から、犯人は顔見知りだったと判断し、マーティンが真犯人だと確信を強め、自供させるためにダイアナにマーティンを呼び出させる。
映像を見ていたダイアナは、凶弾に倒れたブライアンの手から携帯電話が消えていることに気づく。警察の捜索でも見つからなかったため犯人が持ち去ったとも考えられたが、現場に残されている可能性を考え、犯行のあったガレージにやってきた2人は、ブライアンが倒れた下にあった排水溝から、彼の携帯電話を発見する。
そこへ、呼び出されたマーティンが訪れるとルイスは彼を拘束し、携帯の充電を待つ間、マーティンに真相を追求していると、クリスとトゥルーディが現れて、ルイスと格闘になる。
クリスの誤解を解こうとしたダイアナだったが、その時、携帯電話が復活し、残された映像を見た彼女は驚愕する。
目撃者 彼女が見たものの結末:映し出された真犯人
ブライアンが映していた犯人、それはクリスだったのだ。事業に失敗し借金を抱えたクリスは、父に助けを求めたが拒否されたため殺害。ブライアンは巻き添えだった。
ダイアナを亡き者にして屋敷を売却し、姉に残された遺産を手に入れるため、クリスとトゥルーディはダイアナとルイスに銃を向ける。2人は傷を負いながら森に逃げ込み、追い詰められたところに、直前にダイアナから殺害映像を送信された警察が到着して、クリスらは逮捕されるのだった。
晴れて無実が証明されたルイスは、娘との新たな生活を始めた。ダイアナも屋敷を離れ、長く休職していた父の事業に復帰するのだった。
以上、映画「目撃者 彼女が見たもの」のあらすじと結末でした。
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