映画「エモ：ザ・ミュージカル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エモ：ザ・ミュージカルの紹介：2014年オーストラリア映画。エモミュージックに夢中のイーサンは自殺未遂をきっかけに転校をします。転校先でエモバンドに加入することはできましたが、エモの敵であるキリスト教信者のトリニティと恋に落ちます。バンドメンバーと彼女との間に挟まれて苦しむイーサンが、音楽の力で立ち向かっていくハイスクールミュージカル映画です。
監督：ニール・トリフィット 出演：ベンソン・ジャック・アンソニー（イーサン）、ジョーダン・ハレ（トリニティ）、ラハート・アダムス（ブラッドリー）、ルーシー・バレット（ローズ）、ほか
この解説記事には映画「エモ：ザ・ミュージカル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エモメイクをしたイーサン（ベンソン・ジャック・アンソニー）は学校でいじめられたことが原因で、首吊り自殺未遂をして退学になってしまいます。
イーサンはエモミュージックが好きだったので、転校先のサイモア高校でギタリストのオーディションを受けることを希望していました。しかし、バンドグループ『ワーストデイエバー』のリーダー、ブラッドリー（ラハート・アダムス）に鼻で笑われてしまいます。
美声を持つトリニティ（ジョーダン・ハレ）はキリスト教信者で、新入生のイーサンをキリスト教クラブに入れようとしつこく勧誘してきます。しかし、エモの世界では神の存在は否定されているので、イーサンは宗教に全く興味がありません。
イーサンはなんとかオーディションを受けさせてもらえるように必死になり、ようやくオーディションに参加できました。そして前の学校で首を吊ったら退学になった話をすると、ブラッドリーに目に留められて晴れてワーストデイエバーの一員となります。
ギターはベースと付き合うという伝統があるらしく、イーサンはベースのローズ（ルーシー・バレット）と好きでもないのに付き合うことになります。
授業の課題でイーサンはトリニティと一緒にラブソングを歌うことになります。2人はイーサンの家で歌の練習をしている途中でいい感じになり、イーサンとトリニティはキスをします。そして2人はみんなに内緒で付き合うことにします。
毎年恒例のロックコンテストに、トリニティが所属している神を信じるグループ『ホープグループ』が参加すると聞いてブラッドリーは怒ってしまい、敵対心を増幅させます。
一方その頃、イーサンとトリニティの関係は順調で、トリニティはイーサンに両親からもらった聖書を貸してあげます。しかし聖書を持っていることがバンドメンバーにばれて、エモバンドを続けたかったイーサンは、メンバーの前でその聖書に火をつけて燃やします。
そしてイーサンはトリニティに別れを告げます。トリニティはそれでもイーサンのことが忘れられず、シスターの前でイエスもエモだったと歌って破門されます。
ワーストデイエバーを脅威に思ったホープグループのリーダー、アイザックは、イーサンが嘘つきだと書いたチラシを作成して学校中に貼りまくります。それに怒ったブラッドリーは、報復としてホープグループの楽器をメンバーと一緒に壊して燃やします。
この事件によって全校集会が行われ、火をつけた犯人を見つけ次第退学にすると先生たちに脅されてしまいます。
結局ホープグループは学校から支援を受け、新しい楽器を買ってもらい、ダメージを受けることはありませんでした。さらにいらだつブラッドリー。
ホープグループのうちの1人、ピーターがゲイであると知ったローズはブラッドリーにチクリ、ブラッドリーはアイザックに報告しました。それを見たイーサンは我に帰りピーターを擁護し、バンドを辞めると言い出します。
帰宅後、イーサンは自殺をしようとしたところで、ラジオからトリニティとの思い出の曲が流れてきて思いとどまります。
ロックコンテスト当日、ワーストデイエバーが歌おうとしたときに放火犯だとばれてしまい、発表する資格を失ってしまいます。そこでイーサンは放火の責任を全て自分で負って、彼らに演奏させてほしいと先生たちにお願いをします。
議論の結果、演奏の再開が認められ、イーサンも参加をして最終的にホープグループも参加をし、みんな自分らしい姿で演奏して歌います。
これをきっかけにイーサンとトリニティは仲直りをして、この映画の幕は閉じます。
以上、映画「エモ：ザ・ミュージカル」のあらすじと結末でした。
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