私がクマにキレた理由の紹介:2007年アメリカ映画。ひょんなことからセレブのベビー・シッターとなった主人公の視点で、一見幸せそうに見えるセレブの家庭の内情をリアルに描いたヒューマン・コメディ。アメリカでベストセラーとなった小説が原作となっています。
監督:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ 出演者:スカーレット・ヨハンソン(アニー)、ローラ・リニ(ミセスX)、ニコラス・リース・アート(グレイヤー)、クリス・エヴァンス(ヘイデン)ほか
映画「私がクマにキレた理由」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「私がクマにキレた理由」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「私がクマにキレた理由」解説
この解説記事には映画「私がクマにキレた理由」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
私がクマにキレた理由のネタバレあらすじ:憧れのセレブの世界
アニーは、キャリア・ウーマンとしてバリバリ働くことを夢見ていましたが、就職活動はうまくいきません。就職試験の簡単な質問に対してもうまく答えられず落ち込むアニーでしたが、公園で小さな子供を助けたことをきっかけに、その子供の母親からベビー・シッターとしてスカウトされます。ベビー・シッターとしての経験は皆無のアニーでしたが、その出会いに運命を感じ、仕事を引き受けることにします。ゴージャスなセレブ生活を垣間見て興奮するアニーでしたが現実はそんなに甘くはありませんでした。
私がクマにキレた理由のネタバレあらすじ:理想と現実
雇い主であるミセスXは人遣いが荒く、息子のグレイヤーは生意気で言うことを聞かない、小さなモンスターでした。そんな中、グレイヤーにいたずらをされて困り果てるアニーを、素敵な男性が現れ窮地から救ってくれました。一瞬ときめいてしまったアニーでしたが、男性との格差を感じ。グレイヤーの世話に集中しようと心に言い聞かせます。ベビー・シッターの仕事は、想像以上にみじめなものでしたが、アニーは、友人や家族には、やりがいのある仕事だと見栄を張ってしまいます。
私がクマにキレた理由のネタバレあらすじ:グレイヤーの孤独
グレイヤーは父親のことを慕っていますが、仕事で忙しい父親は、グレイヤーになかなか構ってくれません。グレイヤーの両親の仲も冷め切っています。アニーはグレイヤーの孤独を知り、グレイヤーに同情するようになります。そんなアニーに、グレイヤーも、次第に心を開いていくのでした。そんな折、アニーは、以前にアニーを救ってくれた男性、ヘイデンと再会し、デートに誘われます。ベビー・シッターのルール上、デートは禁止されていましたが、アニーは規則を破り、ヘイデンと付き合い始めます。
私がクマにキレた理由の結末:アニーの決断
ヘイデンは、アニーに仕事を辞めるように説得しますが、グレイヤーのことが気にかかるアニーは、辞職を踏み出せずにいます。ミセスXは、アニーの行動を監視するカメラを仕掛けていました。デートをしていたことがばれたアニーは、解雇されてしまいます。アニーは、カメラが隠されていたクマのぬいぐるみに向かって、怒りをぶつけます。しかし、ビデオテープには、グレイヤーを思いやるアニーのメッセージも残されていました。アニーのメッセージを聞き、ミセスXはグレイヤーのそばにいることの重要さに気づきます。幸せそうなグレイヤーの近況を聞いたアニーは、そのことを嬉しく思います。
ニューヨークが舞台の映画です。最後の最後でようやくこの映画のタイトルの意味がわかります。面白いけど考えさせられることもあり、少しジーンともくる、何度でも見たくなる作品です。子役の子がとても可愛らしいです。