ブラザーズ・グリムの紹介:2005年アメリカ、チェコ映画。各地を巡ってイカサマ魔物退治で賞金稼ぎをしていたグリム兄弟が、本物の魔物退治に挑む姿を童話のエピソードをちりばめて描いたファンタジー。
監督 :テリー・ギリアム 出演:マット・デイモン(ウィル)、ヒース・レジャー(ジェイコブ)、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス、レナ・ヘディ、ピーター・ストーメアほか
映画「ブラザーズ・グリム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラザーズ・グリム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラザーズ・グリムの予告編 動画
映画「ブラザーズ・グリム」解説
この解説記事には映画「ブラザーズ・グリム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラザーズ・グリムのネタバレあらすじ:グリム兄弟
19世紀フランス占領下のドイツで、現実主義の兄・ウィルと魔術を信じる弟・ジェイコブのグリム兄弟は、イカサマ魔物退治で報酬を騙し取って暮らしていた。
ある日2人はフランス軍に捕らえられるが、村はずれの森で起こっている少女たちの失踪事件を解決したら恩赦を与える、と言われて事件を調べることになった。
ブラザーズ・グリムのネタバレあらすじ:少女たちの失踪
村に着き、猟師の娘アンジェリカの案内で森へ入っていく。木々が動き回り、狼男がうろつく森の奥にはかつて鏡の女王が住んでいたという高い塔があった。塔には今も永遠の命を手に入れていた女王がいたが、さらに若さを美しさを手に入れるため12人の少女を集め、月食の晩に呪いの儀式を執り行おうとしていたのだった。
12人目の少女がさらわれたのを見て、兄弟とアンジェリカは後を追って森に入り、少女を連れ戻すことに成功したが、月食の今夜、12人目を必要としていることを知り、村人に子供を連れて村から離れるよう告げる。そこへフランス軍が現れ、魔力を信じない将軍はグリム兄弟もろとも森を焼き払うべく火を放つ。
ブラザーズ・グリムの結末:女王の最期
アンジェリカに助けられた2人は塔に向かうが、途中でアンジェリカがさらわれてしまう。追ってきたフランス軍をかわし、塔の中に入ると、そこには狼男が少女たちの血を女王に捧げているところだった。
その狼男は死んだと思っていたアンジェリカの父で、かつて森で行き倒れた時に女王の魔力によって下僕となっていたのだった。兄弟は女王の儀式を止めようとするが、女王の魔力でジェイコブの剣がウィルの胸を刺してしまう。ウィルは女王の魔力に取り込まれそうになるが、ジェイコブが魔法の鏡を割り、女王は砕け散る。
塔が崩れ落ち、棺の中で眠らされていたアンジェリカはジェイコブのキスによって目覚める。さらわれていたほかの少女たちも目を覚まし、無事に村へ帰ることができた。
以上、映画「ブラザーズ・グリム」のあらすじと結末でした。
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