映画「キル・リスト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キル・リストの紹介：2011年イギリス映画。元軍人のジェイは、殺し屋家業で生計を立てていましたが、キエフでヘマをしてから仕事か来なくなり、金も尽きたことから夫婦喧嘩が絶えませんでした。そんな時、友人で仕事仲間のガルがやって来て、仕事を持って来ました。高額報酬に喜んだ二人でしたが、大きな罠が待っており…という内容のカルト宗教集団の餌食になるというホラー映画です。
監督：ベン・ウィートリー 出演者：ニール・マスケル（ジェイ）、マイケル・スマイリー（ガル）、マイアンナ・バーリング（シェル）、エマ・フライヤー（フィオナ）ほか
この解説記事には映画「キル・リスト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「4万ポンドあった金がもうないのか」と怒鳴るジェイに、妻のシェルも言いかえし、夫婦喧嘩が始まります。最後にはシェルが「仕事もしないでずっといるからこうなるのよ」と言って収まると、息子のサムまでもが「パパ、仕事をすれば」と言います。
今日は友人ガルが新しい彼女フィオナを連れて来る日でした。シャルが頼んだものを買わずに酒ばかり買ってきたジェイに、シェルがきつく当たります。
やがてガル達がやってきました。小言を言わずにおこうとしたシェルでしたが、食事中のジェイのちょっとした言葉にジェイが怒りだし、二人はガルとフィオラの間で大喧嘩を始めます。
この喧嘩を収めたのはガルでした。二人を仲直りさせると、ジェイに仕事の話を始めます。仕事とは人殺しです。元軍人の二人は、報酬をもらって殺人を犯す殺し屋でした。
翌日、ジェイがガルの家に行くと「フィオラが別れを告げて出て行った」と落ち込んでいました。やがて二人は依頼人に会いに行きます。白髪の初老の男で、ターゲットのリストを渡して札束を積み上げると、ジェイの手のひらをナイフで切り裂き、自分の手のひらも切ります。
ガルが銃を構えると「これはオレタチの儀式だ。キエフで失敗したのか。失敗から学ぶものがある」と言って、部屋を出ます。一旦家に帰り、手を洗い包帯をしたジェイは、シェルとサムに「しばらく家を空ける」と言ってガルと出て行きます。
スーツ姿でホテルにチェックインし、食事中に変なサークルの歌に文句を言い、最初のターゲットのところに向かいます。相手は神父でした。早速乗り込むと、ガルが銃を向けました。神父は素直に言うとおりにし、礼を言って殺されました。
そして二人は次なるターゲットである司書のところへ向かいます。司書を見張っていると、倉庫から出てきます。気になるガルは倉庫を調べに入りました。
司書は少年を虐待し、ＤＶＤに収める趣味を持っていました。司書を拉致すると、ジェイが拷問して金のありかと撮影者の居場所を聞きます。金庫の場所を聞き出すとガルが探しに行きます。
その間、司書はジェイに「ありがとう」と言い続けます。気味の悪くなったジェイは司書をハンマーで殴り殺しました。ガルが金を持って戻ると、ジェイは「撮影者たちを殺す」と言って飛び出し、居場所を見つけると全員殴り殺します。そこでガルが自分たちの資料を見つけました。
雲行きが怪しくなったことで、一旦家に戻ります。家にはフィオナが来ています。飼っていた猫が殺されていて、それを見たガルは「オレ達は狙われている、この仕事から下りよう」とジェイに言いますが、ジェイは納得せずガルと大喧嘩になります。
ガルが依頼者に仕事が出来ない事を告げると「お前らも家族も命はない」と脅されます。シェルとサムを隠れ家に行かせ、仲直りしたガルとジェイは次なるターゲットである祭司の元へ向かいます。夜になり、二人は広大な草原で焚火をして野宿をしました。
深夜、目の前にタイマツを持って歩く人たちが見えます。藁を被り、全裸の男女もいました。彼らは何かの儀式をしているようで、若い女性が絞首刑にされ、周りの人たちは拍手しています。二人は司祭を狙い銃弾を撃ちこみます。
すると周りの人たちが襲ってきました。恐怖を感じた二人は、作業用のトンネルに逃げ込みます。中は迷路のようになっていて、追い込まれたガルが刺殺されます。ジェイは苦しむガルを撃ち、隠れ家に戻ります。
シェルとサムがいて安心したものの、家の周りはタイマツを持った人たちに囲まれていました。
気が付くとジェイが捕まり、服を脱がされると藁を被らされ、サークルの中へ放り込まれました。中には二人の藁を被った人がいて、殺し合いをしろと言っているようでした。ジェイは夢中で二人を刺殺します。
すると藁を被った人たちが素顔を見せました。それは依頼者であり、フィオナでした。そしてジェイが殺した相手はシェルとサムでした。周りの人たちはジェイに拍手を送っていました。
以上、映画「キル・リスト」のあらすじと結末でした。
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