ミルク・マネーの紹介:1994年アメリカ映画。生まれた時に母を失くし、父と2人暮らしの思春期の少年が、ふとしたことで出会った娼婦の女性と心を通わし、その女性と父を結びつけようと悪戦苦闘する。
監督:リチャード・ベンジャミン 出演:メラニー・グリフィス(V(ヴィー))、エド・ハリス(トム)、マイケル・パトリック・カーター(フランク)、マルコム・マクダウェル(ウォルツァー)ほか
映画「ミルク・マネー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミルク・マネー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ミルク・マネー」解説
この解説記事には映画「ミルク・マネー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミルク・マネーのネタバレあらすじ:計画
父親と2人で暮らす12歳のフランクは性に興味を持ち始めたところ。都会に行けばお金を払って女性の裸が見られると聞いて友だち3人とお金を出し合って都会へと自転車を走らせる。3人は娼婦探しを始めるが、その様子を見ていた強盗にお金を奪われそうになり、偶然居合わせた娼婦Vに助けられる。念願の娼婦に出会った3人は裸を見ることに成功、意気揚々と帰途に着こうとするが自転車を盗まれてしまう。雨の中、途方に暮れて雨宿りをしているところをVが見つけ、車で3人を送り届けるが車が故障してしまう。フランクは帰宅した父トムにVを友達の家庭教師だと嘘をついて紹介するが、トムがまんざらでもない様子を見てVとトムを結V付けようと画策、車が故障したまま帰る足をなくしたVをツリーハウスに泊める。
ミルク・マネーのネタバレあらすじ:つかの間の安らぎ
翌日、VはテレVで売春の元締キャッシュが売上を横領し、その罪をVになすりつけたうえ組織に殺される。Vは自分の身が危ういと思い、フランクの家に身を潜めることにする。町の家庭的な雰囲気やトムとフランクと過ごすうちにVもトム惹かれていくが、町中でVを知る人に会い、娼婦だということがトムに知れる。トムは本当のことを知ってVをなじり、ショックを受けたVはツリーハウスから去ろうとする。トムは「肝心なのは好きかどうか」だというフランクの言葉に思い直し、Vと心を心を通わせ、互いの愛を確認しあう。
ミルク・マネーのネタバレあらすじ:別れ
トムやフランクと平和な日々を過ごしていたVだったが、彼女の居所を知った組織の男ウォルツァーが町に現れ、Vはトムたちに迷惑がかからないよう町を出る決心をする。最後の夜を過ごそうとフランクのダンスパーティにやってきたVだったが、ウォルツァーに見つかり、連れ出されそうになる。その様子に気づいたフランクたちは車で逃げ出し、追ってきたウォルツァーとカーチェイスの末、列車に接触して大破。Vはその場から姿を消す。
ミルク・マネーのネタバレあらすじ:居場所
Vはマフィアのボスに会い、娼婦を辞めさせて欲しいと願い出て受け入れられる。ウォルツァーから追われる心配もなくなり、住んでいた部屋を後にしようとしたところでキャッシュが横領したお金を発見、Vはそのお金でトムが保護に努めていた湿地と町のアイスクリーム・パーラーを買い取り、またトムやフランクのもとで暮らすため町に戻る。
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