雁の紹介:1966年日本映画。明治時代、東京の下町。老いた父親の身を思って高利貸しの妾になったお玉。だが偶然出会った一人の医学生に心をときめかせてしまう。森鴎外原作の白黒・スコープ作品。監督は『ひとり狼』等の市川雷蔵主演作などで名高い池広一夫。脚本は成沢昌茂だが、同じく成沢昌茂脚本による、豊田四郎監督・高峰秀子主演の『雁(1953年)』も映画化されている。
監督:池広一夫 出演者:若尾文子(お玉)、山本学(岡田)、姿美千子(お梅)、小沢栄太郎(未造)、山岡久乃(お常)、伊井友三郎(善吉)、井川比佐志(木村)、ほか