元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件の紹介:2020年スウェーデン,アメリカ映画。別れた元カップルが偶然飛行機で一緒になりますが、飛行中に操縦士が急死してしまいます。2人は持てる知識をフルに使い、生き残るために奮闘します。一瞬一瞬の判断が命とりになるシチュエーションがスリル満点です。
監督:ミカエル・マルシメーン 出演:アリソン・ウィリアムズ(サラ)、アレクサンダー・ドレイマン(ジャクソン)、キース・デヴィッド(フレディ・ワイマン)、ほか
映画「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件の予告編 動画
映画「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」解説
この解説記事には映画「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件のネタバレあらすじ:起
南国に来ていたサラ(アリソン・ウィリアムズ)とジャクソン(アレクサンダー・ドレイマン)。二人は別れる寸前で楽しかった動画を見て感傷に浸っていました。いざとなると別れづらくなったので、サラはジャクソンがトイレに行くのを見計らい出ていきました。
1年後、サラはロンドンで暮らしていましたが、友人が南国で結婚式を挙げるというので、再び南国に戻ることになります。パーティメンバーの中にジャクソンがいるのを見つけたサラは、気まずいながらも話しかけます。しかし、別れ方がショックだったジャクソンは冷たい態度です。
ジャクソンの態度が気に入らないサラと衝突し喧嘩となりますが、何故かベッドインとなりました。翌朝、寝過ごしてしまった2人。友人に連絡すると、1日1便しかないフェリーはもう出てしまったと言います。
サラは叔父で小型セスナ機のパイロットをしているワイマン(キース・デヴィッド)に、島まで乗せてもらうようお願いします。ちょうど島へラム酒を運ぶのと、客を乗せる予定のあったワイマンと、助手をするという約束でサラは乗せてもらうことになりました。
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件のネタバレあらすじ:承
しかし、セスナ機をチャーターした客というのがジャクソンだと言うことを知り、サラはガッカリします。仕方なくサラはセスナ機に乗り込み、ジャクソンと共に出発しました。順調に出発したかに見えましたが、とんでもない事が起こります。
上空6000メートル辺りで、セスナ機を操縦していたワイマンが心臓発作を起こし、苦しみだしたのです。サラ達は懸命に救助しようとしましたがワイマンは急死してしまいます。
セスナ機は、誰も操縦する者がいなくなり大ピンチです。急降下し始めたセスナ機、昔からワイマンの助手をしていたサラは、多少の運転の心得があります。サラは必死に操縦桿を握り、機首を上げるように試みると、どうにか墜落を避けることに成功し、高度も安定することが出来ました。
サラは管制塔のサミュエルに連絡を取り状況を説明します。先のトラブルでGPSが壊れてしまったために、今どこにいるのか分からない状況です。サラは西に進路を向け、先に進みます。すると目の前に積乱雲があるのを見つけました。積乱雲を通過すると嵐が起こるのを知っていましたが、サミュエルは突っ切れとの指示でした。
サラは言うとおりに積乱雲に突っ込みます。操縦席にサラ、副操縦席にジャクソンを乗せ、セスナ機は嵐の中を飛びます。しかし、あまりにも不安定な飛行になるので一旦雲を抜けて雲の上に出ることにしました。
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件のネタバレあらすじ:転
ほっとしたのも束の間、実はサラが高度恐怖症であることが判明し、高さに耐えられなくなったサラは気絶してしまいます。再び墜落のピンチに焦るジャクソン。どうにかサラが目を覚まして難を逃れますが、今度はコンパスが壊れてしまったために方角が分からなくなってしまいました。
ジャクソンが即席でコンパスを作り、どうにか方角を知ることが出来たため、嵐をようやく抜けることとなります。ようやくほっとすることができた2人。サラはこんなはずじゃなかったとボヤきますが、ジャクソンはサラのおかげで助かったとお礼を言います。ジャクソンの言葉にサラは嬉しい気持ちになりました。
無線機が壊れ、管制塔の助言を聞く事が出来ません。さらには左のタンクの燃料が漏れている事が判明します。ジャクソンが命綱をして外に補修しに行きました。おかげで補修することが出来たのですが、ジャクソンが怪我をして気絶してしまいますが、サラの機転のおかげでギリギリのところでジャクソンを救い出しました。
しかし、ジャクソンはかなりの重症を負ってしまいます。弱気になるジャクソンをサラは懸命に励ましました。一通り手当てを終え、サラは少しでも機体を軽くすれば燃料も持つのではと考え、機内にあった荷物等を捨て始めます。サラは少しでも荷物を減らしたい思いで、死んだワイマンの遺体も捨てる事を決め、ワイマンを海へ投げ捨てました。
サラが、セスナ機に載っていたラム酒を捨てようとした時、ジャクソンがある提案をします。それはエタノールで出来ているラム酒を燃料として使えないかという事でした。十分可能だと判断し、ラム酒を燃料口に注ぎ込む作業を、ジャクソンは怪我をしていて危険なのでサラが実行し、無事燃料補給することが出来ました。
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件の結末
その後、そのまま進むというサラの意見と、途中で見えた島に着陸しようというジャクソンの意見とに別れますが、サラは自分の意見を引っ込めてジャクソンの意見を採用することにします。これまで自分の意見だけを主張してきて上手くいかなかった二人が、少しずつ変わっていきます。
引き返し島を探しますが、なかなか見つかりません。補給した燃料も再び底が見えてきました。そしてついにエンジンが止まってしまいます。サラはジャクソンにこれまでの自分の至らなさを謝ります。同じくジャクソンももっと寄り添うべきだったと謝りました。
そこに島が現れ、必死で着陸体制に入ろうとします。ひっくり返りながらもなんとか着水できましたが、セスナ機はすぐに沈み始めました。サラは気絶しているジャクソンを機外に出し、ライフジャケットを着せました。そして気絶しているジャクソンに人工呼吸をして助け出します。
ようやく一息つけましたが、この島は潮が満ちると海に沈んでしまうのでした。再び海に放り出された形になり、海に浮かぶ2人。辺りにサメの気配を感じ、命の危険が側にあることを知り「愛してる」互いに本当の気持ちを伝え合います。
するとそこに、空から荷物が落ちてきたのを不思議に思った船が様子を見に来たのです。無事救出されたサラとジャクソンは、もう2度とサヨナラは言わないと誓い、笑い合いました。
以上、映画「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」のあらすじと結末でした。
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