ノー・マーシイ/非情の愛の紹介:1986年アメリカ映画。相棒を殺害された刑事エディは、事件の証人であるマフィアの情婦ミシェルを捜します。エディは強引に、自分とミシェルを手錠で繋ぎ逃走します。孤独を抱えた二人は、いつしか惹かれあっていきます。
監督:リチャード・ピアス 出演者:リチャード・ギア(エディ・ジレット)、キム・ベイシンガー(ミシェル・デュバル)、ジェローン・クラッベ(ロサド)、ジョージ・ズンザ(ステムコウスキー)、ゲイリー・バサラバ(ジョー・コリンズ)ほか
映画「ノー・マーシイ/非情の愛」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ノー・マーシイ/非情の愛」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ノー・マーシイ/非情の愛」解説
この解説記事には映画「ノー・マーシイ/非情の愛」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ノー・マーシイ/非情の愛のネタバレあらすじ:復讐の業火
シカゴ警察の刑事エディは相棒のジョーと共に数日間、洗車場で張り込みをして麻薬組織の売人を逮捕します。思ったほどの成果がなくエディとジョーは苛立ちます。売人は保身のために、自分が殺人依頼を受けているという情報を話します。依頼人は実行役の顔を知らないので、エディとジョーが現場に向かいます。エディとジョーは実行役のふりをして殺人の依頼を受けます。しかし、殺人依頼のターゲットとなっている男の一味に襲撃され、依頼人は殺害されます。連れの女性の警護していたジョーも殺害されます。
ノー・マーシイ/非情の愛のネタバレあらすじ:手錠で繋がれて
相棒を殺されたエディは復讐を心に秘め、単独で捜査を開始します。エディは殺害された依頼人の連れで、唯一の証人であるミシェルの行方を捜します。シカゴとは勝手が違うニューオリンズでの捜索に苦労をしますが、ナイトクラブで踊っているミシェルを捜し出します。エディはミシェルを自分の手と手錠で繋ぎ、証人として強引に連行します。エディとミシェルは、ジョーを殺したロサドという男の犯罪組織に追われることになります。追っ手を振り切った二人は、湿地帯にある小屋に身を潜めます。妻に逃げられたエディと12歳で母親に組織へ売られロサドの情婦となったミシェルは、反発しあいながらも惹かれあっていきます。エディとミシェルはニューオリンズ警察に辿り着きます。よそ者であるエディの捜査手法が非難されます。ロサドの弁護士によってジョーの事件がうやむやにされ、八方塞がりとなったエディは上司に保護されシカゴへの帰路に就きます。ミシェルもロサドの元へ戻っていきます。
ノー・マーシイ/非情の愛の結末:復讐の果て
ロサド逮捕には正攻法では無理だとエディは悟りますが、上司もロサド逮捕に執念を燃やしていることを知ります。意を決したエディはシカゴに戻らず、独りニューオリンズに残ります。エディは自分が、ニューオリンズに残っているという情報を流してロサドを誘い出します。ロサドを待ち構えているエディの元にミシェルが現れます。ミシェルはエディを愛するが故に、ロサドに闘いを挑むのは辞めて欲しいと懇願します。エディは愛するミシェルを突き放し、独りでロサドと闘います。ロサド一味との激しい銃撃戦の末、エディは復讐を遂げます。すべてから解放されたエディとミシェルは、共に人生を歩みます。
以上、ノー・マーシィ/非情の愛のあらすじと結末でした。
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