バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティの紹介:2021年アメリカ映画。カプコンが開発し超ロングランを記録する人気ゲームとなったバイオハザードシリーズ。その原点となる話が本作です。クレアやレオン、ジルやクリスなどゲームでも主役として活躍したキャラが出てくるのもファンとしては嬉しい所です。
監督:ヨハネス・ロバーツ 出演:カヤ・スコデラリオ(クレア)、ロビー・アメル(クリス)、ハナ・ジョン=カーメン(ジル)、アヴァン・ジョーギア(レオン)、トム・ホッパー(ウェスカー)、リリー・ガオ(エイダ)、ニール・マクドノー(ウィリアム)、ドナル・ローグ(アイアンズ)、ほか
映画「バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティの予告編 動画
映画「バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティ」解説
この解説記事には映画「バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティのネタバレあらすじ:起
アメリカにあるラクーンシティ。アンブレラ社という製薬会社の工場がたくさんあるこの街に、クリスとクレアの幼い兄妹は暮らしていました。
深夜に目が覚めたクレア、暗闇の中にいる何者かにクレアは話しかけます。呼びかけては気配がなくなる相手に、ようやく『リサ・トレヴァー』という名前を聞き出しました。それをきっかけに、クレアはクリスと暮らしたこの孤児院の秘密を知り、ラクーンシティを出ていく事になります。
5年の月日が経ち、クレア(カヤ・スコデラリオ)は孤児院の秘密を探るべく再びラクーンシティに戻ってきます。
ヒッチハイクでラクーンシティに向かったクレア、しかし道中、トラック運転手の不注意で女性を撥ねてしまいました。動揺する運転手でしたが、先程まで倒れていたその女性がいなくなり、女性が流した血だけが残されていました。
運転手の連れていた犬が女性の血を舐めています。そのままラクーンシティに向かい、到着しクレアが降りたあと、先程の犬が豹変しトラック運転手に噛みつきます…。
バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティのネタバレあらすじ:承
クレアはクリス(ロビー・アメル)を訪ねました。久し振りに会ったクリスはラクーンシティの警察官になっていました。クレアはクリスにとあるビデオを見せます。差出人である『ベン』という男が、ラクーンシティでヤバい事が起きていると話す内容でした。
クリスはにわかに信じ難いという様子でいると、緊急警報が鳴り出します。クリスはクレアに帰るよう促して出ていきました。残されたクレア、周りの雰囲気が物々しい雰囲気になっていることに気づきます。すると、隣の住人がうめき声を上げてクレアに襲いかかります。間一髪クレアは逃げ出し、クリスのバイクに乗り込むと警察署へと走り出しました。
クリスは同僚のジル(ハナ・ジョン=カーメン)とウェスカー(トム・ホッパー)たちと、ラクーンシティ外れにあるスペンサー邸へやってきていました。死体があったと通報を受けて向かった警察官が行方不明になっていたため、クリスたちがやってきたのです。
屋敷内を捜索すると、そこには恐ろしいゾンビが待ち受けていました。そこにいるゾンビは人肉を食べ、銃もそれほど効きませんでした。
クリスは、ジルやウェスカーと別行動になってしまいます。ウェスカーはかねてより謎の女と接触していて、アンブレラ社のある秘密を探ろうとしていました。ウェスカーは謎の女から受け取っていたデバイスを頼りに動いていましたが、そのデバイスに『AM6時にラクーンシティは消滅する』と情報が入ってきたのです。
新人警官のレオン(アヴァン・ジョーギア)は、ラクーンシティの受付を任されたその日に、彼の目の前にゾンビ化したトレーラーの運転手が現れ、レオンに襲いかかります。危ないところを警察署長のアイアンズ(ドナル・ローグ)に助けられますが、アイアンズは警察署全権をレオンに押し付け、逃げ出してしまいます。
バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティのネタバレあらすじ:転
ラクーンシティから出ようとしたアイアンズでしたが、道路は全て封鎖されていて脱出が出来ない状態でした。仕方なく警察署に戻ったアイアンズ、待ち構えていたゾンビ犬に襲われてしまいます。そこにやってきたクレアに助けられました。
その後の調査で、クレアはベンに言われていた事を確信します。ラクーンシティでは人を兵器に変えるGウイルスやTウイルスが研究されていて、街の人たちが実験台になっていたのです。クレアはアイアンズとレオンと共に警察署の地下を進んでいきます。
その頃、ウェスカーはデバイスに記された隠し通路を見つけていました。ずっとウェスカーを尊敬しついてきたジルでしたが、怪しすぎるウェスカーの行動についていけず、単独で行動しようとしたその時、ゾンビに襲われたヘリコプターが墜落してきたのです。
クリスはどうにかゾンビを撃退してきましたが、仲間を失っていました。やがて単独で動き始めたジルと再会し、ウェスカーの怪しい行動を知ります。
アイアンズに導かれるままクレアとレオンがやってきたのは、クレアが幼少期を過ごした孤児院でした。そこにスペンサー邸に繋がる地下道があるといいます。先を進むと、世にも恐ろしい怪物リッカーが待ち受けていました。アイアンズは殺され、クレアとレオンは大ピンチとなります。
そこにリサ・トレヴァーが現れ、彼らを救いました。リサから鍵を受け取り、2人は先へ進みます。進んだ先でクレアが見たのは、アンブレラ社が子ども達を人体実験に利用した記録でした。リサもその犠牲者だったのです。クレアの中にアンブレラ社への怒りが湧き出します。
バイオハザード:ウェルカムトゥラクーンシティの結末
ウェスカーがアンブレラ社の研究施設にたどり着くと、クリスとクレアの育ての親であり研究者のウィリアム(ニール・マクドノー)が先にいて、研究結果を持ち出そうとしていました。
ウェスカーの狙いも同じで、これで大金を手に入れようとしていたのです。2人は言い争いになり、やがて発砲し合います。互いにダメージを受けますが、研究結果を手に入れたいウェスカーは同じ場所にいたウィリアムの家族に手を出そうとしました。そこにクリスとジルが現れ、ウェスカーに発砲しました。
倒れたウェスカーはもう助からないと悟り、ラクーンシティがもうすぐ消滅することと、地下に脱出用の列車があることを教え、力尽きます。
クレアたちはそこに向かおうとしますが、自らにGウイルスを打ち怪物と化したウィリアムが立ちはだかりました。どうにか倒し、クレアはクリス、レオン、ジル、ウィリアムの娘シェリーの4人と合流し、列車に乗り込みます。
ほっとしたのも束の間、殺したはずのウィリアムがさらに変異し、襲いかかってきました。偶然見つけたロケットランチャーをレオンがぶっ放し、ウィリアムにとどめを刺します。一安心といった所に衝撃が走り、辺りが吹き飛びました。ラクーンシティは消滅しました。
生存者ゼロ…アンブレラ社はそう報告します。しかし、クレアたちは生きていました。トンネルを出てラクーンシティの外へと歩き出します。
【エンドロール後】
死んだはずのウェスカーが、病室で目を覚まします。生き返らせたと話す女性は、ウェスカーにデバイスを渡した謎の女性です。彼女はエイダ・ウォンと名乗りました。
以上、映画「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」のあらすじと結末でした。
まじで神だった