アンチャーテッドの紹介:2022年アメリカ映画。行方不明の兄の後を追い、若きトレジャーハンターになったネイト。兄が残した手がかりからマゼランの秘宝にたどり着き、相棒となったサリーとそれを追うことになります。スパイダーマンで頭角を現したトム・ホランドがネイト役を好演しています。
監督:ルーベン・フライシャー 出演:トム・ホランド(ネイサン・ドレイク / ネイト)、マーク・ウォールバーグ(ヴィクター・サリヴァン / サリー)、ソフィア・アリ(クロエ)、タティ・ガブリエル(ブラドック)、アントニオ・バンデラス(モンカーダ)、ほか
映画「アンチャーテッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンチャーテッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンチャーテッドの予告編 動画
映画「アンチャーテッド」解説
この解説記事には映画「アンチャーテッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンチャーテッドのネタバレあらすじ:起
ネイト(トム・ホランド)が目を覚ますと、宙に吊られた状態でした。絡まったロープが外れそうになり、落ちかけるネイト。敵からの攻撃も受けながら、なんとか輸送機に這い上がりますが、赤い車が落ちてきてネイトもろとも落下していきます。
…15年前のボストン。10歳の少年ネイトに兄サムは話します。誰も見つけていない、マゼランが航海したときに使っていた世界地図、それを手に入れたいと。そう言いながら博物館にある地図を盗もうとして捕まってしまいます。
何度も捕まっているため警察に連れて行かれそうになったサム、そうはさせまいと逃げることにします。その際、代々に伝わる指輪をネイトに渡し、必ず戻ると告げて逃げていきます…。
現在のニューヨーク、青年になったネイトはバーテンダーとして働いていました。そこに、ネイトの盗みの腕前を評価したサリー(マーク・ウォールバーグ)が現れ、スカウトにやってきます。あのマゼランの地図を持ち、サムにも会った事があるというサリー。
マゼランが遺した黄金を探しに行こうとネイトを誘います。一度は難色を示したネイトでしたが、思い直し、宝を見つける鍵となる黄金の十字架を奪うため、オークション会場へと向かいます。
オークションが始まります。会場には大富豪のモンカーダ(アントニオ・バンデラス)が、サリーの元カノであるブラドック(タティ・ガブリエル)と一緒にやってきています。ネイトはブレーカーを落とすため会場の裏側にやってきますが、ブラドックの手下に見つかってしまいました。
黄金の十字架の出番がやってきます。いつまでたっても停電が起きない状態にしびれを切らしたサリーは、ネイトに何か騒ぎを起こせと指示します。ネイトは指示どおり騒ぎを起こし、サリーはそれに乗じて十字架を奪いました。上手く逃げてきたネイトとサリーは、車に乗り空港へと向かいます。
アンチャーテッドのネタバレあらすじ:承
スペインに到着した2人、二本目の十字架を持つクロエ(ソフィア・アリ)と合流し、日記に書いてある大きな松を探します。ネイトが指示した聖の木の聖母がある教会でアポをとり、教会に向かいました。
教会で手分けして鍵穴を探します。地下室にある天国と地獄のイラストに鍵穴を見つけ、反時計回りに回すと階段が現れました。
日記の指示に従い、サリーは地上、ネイトとクロエは地下と、二手に別れて先に進みます。ネイトはクラブハウスの奥の壁を操作し、先に進むと小さな部屋にたどり着きます。そこは行き止まりになっていて、ネイトたちは閉じ込められてしまいます。
さらに、地上にあった噴水の水が部屋に流れ込んできました。ネイトはサリーに助けを求めます。
その頃、ブラドックはサリーを見つけ、部下たちを尾行させます。ちょうど大ピンチのネイトたちのいる場所に来ていたサリーは、ブラドックたちの攻撃を利用し、ガラスを割ります。そして見つけた鍵穴に十字架を入れると、水が引いていきました。
溺れかけていたクロエはネイトが助けます。サリーは二人がいる場所を確認できましたが、穴が小さく合流することは難しいようです。そこにクロエが2つの鍵穴を見つけたのでサリーに十字架を渡すように言いました。
渋々渡された十字架を使い、ネイトとクロエは先の部屋に進みました。塩の入った大きな壺が4つあり、その中からネイトは地図を見つけます。地図にはバルセロナから始まり東インド諸島と記されていて、フィリピン付近に丸が付けてありました。
アンチャーテッドのネタバレあらすじ:転
するとクロエがネイトに銃を向け、地図を渡すよう告げました。クロエはサムと組んでいると告げ、ネイトを気絶させた後、地図と十字架を奪って立ち去ります。気絶していたネイトをサリーが起こしました。
クロエはモンカーダの元に戻ります。クロエはモンカーダと組んでいたのです。ネイトは一度は抜けると考えていたものの、サリーからクロエがモンカーダと組んでいた事を知り宝探しを続行することにします。
モンカーダの飛行機にこっそり乗り込むネイトとサリー、機内ではモンカーダが手下たちに演説しています。そこに、ブラドックが演説中のモンカーダの首を切り、以降は自分に従うよう告げます。
ヤバいと察知したクロエは逃げ出しました。貨物室にいたネイトたちの前に、クロエが逃げてきます。銃撃戦が始まり、ブラドックが追ってきます。すると、貨物室のハッチが開き次々と荷物が落ちていきました。
(オープニングのシーンへ)
機内で隠れていたクロエは赤い車に乗り、落下して逃げようとしていました。赤い車はネイトを巻き込み、落ちていきます。クロエとネイトは貨物の上に乗り込み、貨物に付いたパラシュートでどうにかピンチを乗り切り、近くの島に上陸します。
ブラドックは手下と共にフィリピンにやってきていました。ネイトとクロエはホテルを取り、少し休息をとります。兄サムとの思い出をヒントに、十字架がコンパスになっている事を知ったネイトは、正確な場所を知ります。ネイトは地図にその場所を記し置いておきました。
目覚めたクロエはその地図を取り、一人で出ていきます。ネイトはクロエの行動を読んでいて、あらかじめ嘘の場所を記していたのです。クロエの行動を見送ると、正しい場所へと向かいます。
アンチャーテッドの結末
しかし、ネイトの行動を追っていたブラドックは、ネイトの後を追いました。ネイトは洞窟の奥へと進み、2隻の帆船を見つけます。そこに、ネイトの位置情報を追っていたサリーがやってきます。
二人で黄金を見つけました。そこにブラドックたちがやってきます。ブラドックは船ごと運ぼうと、ヘリコプターを用意していました。上手く船から出たネイトとサリーは、手下を倒しヘリコプターを乗っ取り逃げようとします。
ブラドックは吊っている帆船の中にいました。イカリを下ろしてネイトたちのヘリコプターを落とそうとしています。衝撃で持っていた黄金が落ちそうになり焦るサリー、ネイトはロープを伝い、ヘリコプターに乗り込もうとしています。
ブラドックもまた帆船を伝い、ネイトに迫ってきます。ネイトは黄金を諦め、黄金の入ったリュックをブラドックにぶつけました。海上に落ちるブラドック、その上に帆船が落ちてきます。
沈みゆく帆船を見て、後で取りに来ようとネイトは言いますが、サリーが国有財産になったから無理だと話しました。ヘリで逃げる二人は、全然関係ない所を探しているクロエを見つけます。ここでクロエは騙されたことを知り、悪態をつきます。二人は笑いながら去っていきました。
収穫なしだと嘆くサリーに、ネイトはポケットに入った小粒の黄金を渡しました。サリーは感激します。
(タイトル直後)
牢獄にいる誰かが絵葉書を書いています。「誰も信用するな S」ネイト宛のようです。
(エンドロール後)
苦労の末にナチスの地図と指輪を手に入れたネイトとサリー。さあ宝だ!という所で、何者かが銃を突きつけます。振り返り両手を上げる二人。どうやら出し抜かれたようです。
以上、映画「アンチャーテッド」のあらすじと結末でした。
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