エド・ゲインの紹介:2007年アメリカ映画。ウィスコンシン州のプレインフィールドという小さな町で連続殺人が起こる。行方不明者も後を絶たない中で、捜査を進める警察たち。そして一人の男が捜査線上に浮上する。その男こそ、全米を震撼させたエド・ゲインという男だった。
監督: マイケル・フェイファー 出演者:ケイン・ホッダー(エド・ゲイン)、エイドリアン・フランツ(エリカ)、プリシラ・バーンズ(ベラ)、ショーン・ホフマン(ボビー)、マイケル・ベリーマン(ジャック)、ほか
映画「エド・ゲイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エド・ゲイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エド・ゲイン」解説
この解説記事には映画「エド・ゲイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エド・ゲインのネタバレあらすじ:起
1950年、ウィスコンシン州のプレインフィールドという小さな町で、副保安官として勤務するボビー(ショーン・ホフマン)は職務中に1台の車を発見する。人のいない車内には大量の血痕が残されており、殺人事件として捜査を開始する。
町では墓荒らしも横行しており、警察は頭を悩ませていた。そんな時、町のバーの女性店長が行方不明になり、捜査線上にある男が浮上した。その男とは、群の外れに住むエド・ゲイン(ケイン・ホッダー)という男だった。
エド・ゲインのネタバレあらすじ:承
エドは幼少期から厳格な母に育てられ、母に絶対服従だったエドは相当なマザコンだった。そして、そんな母が死んでからエドは精神を病んでしまい、夜な夜な墓を荒らしては死体を家に持ち帰っていたのだった。
一緒に死体を持ち帰っていた仲間と口論になったエドは仲間を殺した。その後、墓の管理者までも殺したエドは、翌日立ち寄ったバーで母の幻覚に襲われる。気づくと、バーの女性店長の首を絞めていたのだった。そしてその遺体を家へと持ち帰り、切断して皮を剥ぎ取っていたのだった。
ボビーは、隣町の署に行方不明者の書類提出に向かう仕事を任される。職務中にも関わらず、署長の娘で恋人であるエリカ(エイドリアン・フランツ)を誘い、一緒に隣町へとドライブがてら車を走らせるのだった。
エド・ゲインのネタバレあらすじ:転
途中、休憩をはさみ再び走り出した車内で無線が鳴った。保安官からの無線で、ボビーの母のベラ(プリシラ・バーンズ)が行方不明になったという知らせが届いた。ボビーは来た道を引き返し、プレインフィールドへと急ぐのだった。
もう町まですぐそこという所で、スピードを出しすぎた車は激しく横転してしまい、エリカは車外へと飛ばされ重傷を負ってしまうのだった。
身動きの取れないエリカを置いて助けを呼びに行ったボビーだったが、事故現場に戻るとそこにエリカの姿はなかった。エドがベラの失踪にも関わっていると踏んだ署長たちは、エドの自宅に踏み込もうとしていた。署長たちと合流したボビーは一緒にエドの家へと突入する。
エドの家には無数の死体があり、その中には行方不明になったバーの店長と思われる女性の人皮があった。
そして、納屋へと突入した署長たちはベラの亡骸を見つけるのだった。
エド・ゲインの結末
辺りを捜索するボビーは、エリカの悲鳴を聞きつけ急いで現場へと走る。殺されそうになっていたエリカを助け、エドに銃口を向け発砲しようとするのだが、復讐にはなんの意味もないと署長とエリカに諭され落ち着くのだった。
逮捕されたエドには10人の殺害容疑がかかっていた。しかし、実際に罪に問われたのは2名の殺害のみだった。
責任能力がないと終身刑が言い渡されたエドは、1984年に癌でこの世を去るのだった。
以上、映画「エド・ゲイン」のあらすじと結末でした。
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