ファルコン・レイクの紹介:2022年カナダ, フランス映画。バスティアン・ヴィヴェスによる原作「年上の人」を実写化。一夏を過ごすために湖畔のコテージにやってきた主人公のバスティアン。久しぶりに会った湖畔のコテージの娘のクロエ、大人びた雰囲気になったクロエにバスティアンは心惹かれていくのでした…。思春期の少年少女の、忘れられない夏をつづる青春映画。
監督:シャルロット・ル・ボン 出演:ジョゼフ・アンジェル(バスティアン)、サラ・モンプチ(クロエ)、モニア・ショクリ(ヴァイオレット)、カリン・ゴンティエ=ヒンドマン(ルイーズ)、アルトゥール・イグアル(ローマン)、トマ・ラペリエール(ティティ)、アンソニー・テリエン(オリヴァー)、ほか
映画「ファルコン・レイク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファルコン・レイク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファルコン・レイク」解説
この解説記事には映画「ファルコン・レイク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファルコン・レイクのネタバレあらすじ:起
バスティアンは歳の離れた弟のティティと、カナダのケベックにある母の友人であるルイーズが住む湖畔のコテージに、2年ぶりにやってきました。
ルイーズの娘クロエに久しぶりに会ったバスティアンは、以前会った時とは違い大人びた雰囲気のクロエに、ドキドキしてしまいます。しかし、昔と変わらない対応のクロエと、すぐに打ち解けました。
湖に飛び込んだクロエは、バスティアンも湖に入るように促しますが、小さいときに溺れたことのあるバスティアンは、湖に入ることを拒否しました。
ファルコン・レイクのネタバレあらすじ:承
クロエと2人で大人たちから盗んだワインを飲んでいると、オリヴァーという青年が話しかけてきました。オリヴァーはすぐさまクロエと仲良くなり楽しそうに話をしています。つまらなくなったバスティアンが1人で帰ろうとすると、クロエも追いかけてきました。
ある夜、パーティに参加したクロエとバスティアン。慣れない空間に戸惑いながらも背伸びしたバスティアンは、ビールを手に取り飲み始めました。やはりオリヴァーと仲よくするクロエを目撃したバスティアンは、居たたまれなくなり帰ると、クロエはバスティアンがいないとつまらないと言って、すぐに帰ってきました。
その後、クロエは元彼がやってもいないのに、やったと言いふらす最低な奴だったことをバスティアンに告白しました。バスティアンとクロエの距離は急速に近づき、2人は体を寄せ合い眠りにつきました。
ファルコン・レイクのネタバレあらすじ:転
ある日、オリヴァー3人で楽しく話していると、飲み物を取りに行くと席を離れたクロエ。オリヴァーはバスティアンにここぞとばかりにある質問をしてきました。「クロエともうやったのか?」この質問にバスティアンはつい「やった」と嘘をついてしまいます。その後もバスティアンとクロエは仲良く過ごし、やがてバスティアンが帰る日が近づいていきます。
食事中、スマホを見たクロエは、内容を見てバスティアンに「嘘つき」と告げると、どこかに行ってしまいます。クロエを追いかけ若者の輪の中にクロエを見かけたバスティアン、もちろん彼も輪の中に招き入れられますが、クロエはバスティアンの方を見向きもしません。
皆に勧められるがままに大麻を吸うバスティアン、クロエが気になって仕方ありませんが、クロエはいつの間にかオリヴァーといなくなってしまいました。
ファルコン・レイクの結末
やがて若者たちが、向こう岸にあるオリヴァーの家にワインを取りに行こうと湖を泳ぎだします。バスティアンも誘われるがままに湖を泳ぎだしていました。
悲しそうに泣いているバスティアンの家族とルイーズ。どこかに向かう車の中にはバスティアンはいません。やがて車は湖に辿り着きます。家族たちは泣きながら死者を供養する花や食べ物を置いていました。バスティアンはそこにいましたが、誰一人彼に気づく者はいません。
もしかして…と思いながら湖の向こうにいるクロエの元まで走るバスティアン。大声でクロエの名前を呼びます。何かを考えながら湖を見つめていたクロエ、やがて誰かに呼ばれた気がして、悲しそうに見えないはずのバスティアンの方を振り向くのでした。
以上、映画「ファルコン・レイク」のあらすじと結末でした。
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