遥かなる大地への紹介:1992年アメリカ映画。当時夫婦であったトム・クルーズとニコール・キッドマンが共演した映画。19世紀の混迷を極めるアイルランドからアメリカへ渡った男女が、自らの力で運命を切り開きます。シャノンの婚約者役のスティーブンは、海外ドラマ『クリミナル・マインド』のアーロン・ホッチナー役でお馴染みのトーマス・ギブソンです。
監督:ロン・ハワード 出演者:トム・クルーズ(ジョセフ・ドネリー)、ニコール・キッドマン(シャノン・クリスティ)、トーマス・ギブソン(スティーブン・チェイス)、ロバート・プロスキー(ダニエル・クリスティ)、バーバラ・バブコック(ノーラ・クリスティ)ほか
映画「遥かなる大地へ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「遥かなる大地へ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「遥かなる大地へ」解説
この解説記事には映画「遥かなる大地へ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
遥かなる大地へのネタバレあらすじ:新天地へ
1892年、西アイルランド。生活苦の農民たちが地主に反乱中、騒動に巻き込まれたジョゼフの父親が亡くなります。父親の葬儀中、地主の手下に家を燃やされたジョゼフは、地主のクリスティに復讐を誓います。数日後、ジョセフは銃を携えて地主クリスティ家に乗り込みます。しかし復讐は失敗に終わり、ジョゼフは地主の娘の婚約者スティーブンと決闘することになります。決闘当日。アメリカに憧れを抱く地主の娘シャノンが荷馬車に乗って現れたことにより決闘が中断されます。ジョゼフは成り行きで、シャノンと共にアメリカに行くことになります。
遥かなる大地へのネタバレあらすじ:夢と辛い現実
ボストン港に到着しジョゼフはシャノンと別れますが、トラブルに巻き込まれたシャノンは無一文となります。再度二人は行動を共にすることになります。ジョゼフはシャノンを妹と偽り、地元の元締めから仕事を貰います。お嬢様暮らしのシャノンは、慣れない仕事に四苦八苦です。賭けボクシングのファイターとして連勝中のジョゼフは、高額の賭け試合で惨敗します。有り金を没収されたジョゼフは、スティーブンがシャノンを捜しているのを知ります。スティーブンとシャノンの両親も渡米していたのです。住居を奪われ無一文の二人は、寒さをしのぐため無人の屋敷に忍び込みますが、管理人に見つかりシャノンが撃たれます。ジョゼフは、負傷したシャノンをスティーブンに引き渡し立ち去ります。
遥かなる大地への結末:二人で
8か月後。鉄道工事の職に就いていたジョゼフは、オクラハマの無料の土地提供に向かう一団に加わります。一団には、シャノンと彼女の両親とスティーブンもいます。シャノンはスティーブンと、家庭を持つ予定です。二人は再会を果たしますが、互いを想いながらも別の人生を歩む選択をします。無料の土地を手に入れるホース・レースがスタートします。参加者は馬車や馬、荷馬車などで先を急ぎ、目的の土地に旗を立てます。ジョゼフは念願の土地を手に入れますが、シャノンとスティーブンを前に旗を立てることに躊躇します。突如ジョゼフとスティーブンが、喧嘩となりジョゼフが負傷します。ジョゼフを選んだシャノンに、落胆したスティーブンは立ち去ります。ジョゼフは意識が朦朧とする中、シャノンの想い引き戻され回復します。そして、二人は土地に旗を立てます。
以上、映画 遥かなる大地へのあらすじと結末でした。
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