SUPER 8/スーパーエイトの紹介:2011年アメリカ映画。映画祭のための映画を撮影していたジョーとその仲間達。ある夜駅のホームでワンシーンを撮影しているとそこに列車がやってきた。いい物が撮れると考えたジョー達だったが次の瞬間列車は横転。大爆発を巻き起こし辺りは騒然となる。難を逃れたジョー達はすぐにその場を立ち去ったが彼らが持っていたカメラにある物が映っていた。それはこの街をパニックに陥れる存在だった。
監督:J・J・エイブラムス 出演:ジョー・ラム(ジョエル・コートニー)、アリス・デイナード(エル・ファニング)、チャールズ・カズニック(ライリー・グリフィス)、ケアリー(ライアン・リー)、マーティン(ガブリエル・バッソ)、プレストン(ザック・ミルズ)、ネレク大佐(ノア・エメリッヒ)、ウッドワード(グリン・ターマン)、ジャック・ラム(カイル・チャンドラー)ほか
映画「SUPER 8/スーパーエイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「SUPER 8/スーパーエイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「SUPER 8/スーパーエイト」解説
この解説記事には映画「SUPER 8/スーパーエイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
SUPER 8/スーパーエイトのネタバレあらすじ:列車
ある雪の降る日、ジョーは母親の事故死により失意に暮れていた。突然の訃報、父親はやり場のない怒りが露わになっていた。それから数か月後、夏休みに入ったジョーは仲間達と映画祭に向けた映画の撮影に励んでいた。ある日友人であるチャールズがジョーに新しい仲間の参加を伝える。映画の中の主人公の妻役としてアリス・デイナードを誘ったという。その夜、アリスを含めたジョー達は駅のホームでワンシーンの撮影を始めた。しばらくすると列車がホームへとやってきた。いい画が撮れると考えた監督役のチャールズは列車をバックに撮影を続行。しかしその最中突如列車が横転。そのまま大爆発を起こしてしまう。
SUPER 8/スーパーエイトのネタバレあらすじ:紛失
駅は跡形もなく消えてしまい辺りは騒然となった。すぐにどこからか多くの人が集まりだしジョー達は慌ててその場を離れた。ジョー達はあれが事故ではないことを知っていた。あの場に血まみれのウッドワード先生がいたのだ。彼は見たことを口外しないように言うとそこからジョー達を遠ざけたのだ。次の日テレビでは昨夜の事故のニュースが流れていた。そしてその事故を境に街ではおかしなことが起こり始めた。相次ぐ電化製品の盗難、ジョーの飼っていた犬をはじめとするペットの消失、さらには人が数人姿を消していた。
SUPER 8/スーパーエイトのネタバレあらすじ:山火事
チャールズが壊れたカメラを修理すると中にあの事故の一部始終が収まっているのに気づいた。さらにそこには列車から出る謎の生物の姿も映っていた。しかし謎の生物の存在を考える時間もなく街ではさらにパニックが起こっていた。山火事が発生したのである。すぐに街の外へ避難するため軍の誘導でバスに乗り避難所へとやってきたジョーとチャールズ。ジョーは父親の姿を探すため避難所を回っていると傷ついたアリスの父親を見つける。父の姿を見なかったか、そう聞くと彼は混乱した様子で不思議なことを言った。アリスがさらわれた、と。
SUPER 8/スーパーエイトの結末:救出
ジョーはチャールズ達仲間にアリスを助けるため街に戻ることを伝える。向かう先は中学校。ウッドワード先生のトレイラーにあの生物に関するものがあると考えたのだ。正解だった。トレイラーにはあの生物の研究資料が入っていた。そしてアレは地下に潜る性質があるということも。街を横切り地下へと向かうジョー達。そこでつるされているアリスの姿を発見した。しかし同時にあの生物に見つかりジョーは捕まってしまう。しかしお互いの身体に触れることによりテレパシーで分かってしまう。この生物がただ帰りたいだけだということが。ジョーは助けられた。地上に上がるとあの生物の作っていたものの正体が分かった。彼はそこに乗り込み空高く飛んで行った。
J.J. エイブラムス×スティーブン・スピルバーグがタッグを組んだSF大作。2人の作品に特徴的な、友情や恋とSFストーリーをうまく合わせるテクニック。どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。またこの作品では、映画制作の面白さを登場人物たちが教えてくれる。公開時に「E.T.」を超えるという肩書きをつけられてしまったばかりに否定意見も多くあるが、個人的には娯楽映画として十分クオリティの高い作品だと感じた。