ドント・ブリーズ(原題:DON’T BREATHE)の紹介:2016年アメリカ映画。アメリカで大ヒットを記録したホラー映画で、留守の家で窃盗を繰り返し犯している若者たちが、盲目老人の家に強盗に入るが、その老人は驚異的な聴覚を持っていた。しかもその盲目老人はある犯罪を犯しており、次第に恐怖へと変わっていくストーリーが展開されます。
監督:フェデ・アルバレス 出演:ジェーン・レヴィ(ロッキー)、ディラン・ミネット(アレックス)、ダニエル・ゾヴァット(マニー)、スティーヴン・ラング(盲目の老人)、ほか
映画「ドント・ブリーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドント・ブリーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドントブリーズの予告編 動画
映画「ドント・ブリーズ」解説
この解説記事には映画「ドント・ブリーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドントブリーズのネタバレあらすじ:起
ロッキー、アレックス、そしてマニーの3人はアレックスの父が経営する警備会社が警備する家に、スペアキーを使って侵入して、そこで盗んだ物を売ることで生計を立てているデトロイトの不良たちです。しかし、彼らから盗品を買い取る人物はまともな金額を支払おうとはしませんでした。ロッキーたちはどうしてもお金が必要な理由があったのです。その理由とは、ロッキーの母親の育児放棄や、アルコール中毒のボーイフレンドから逃れるため、まとまったお金を手に入れ、ロッキーの妹と2人でカリフォルニアへ逃れるという夢を実現させるためでした。ある日、デトロイトの郊外に住んでいる退役した軍人の情報を、盗品を売った男から手に入れます。その男性が実は盲目であり、しかもその男性は最近事故で娘を亡くし保険金を30万ドル手に入れていることを知ります。初めは反対するアレックスでしたが、ロッキーのために協力することに。
ドントブリーズのネタバレあらすじ:承
昼間、盲目男性の自宅を偵察をしたその夜、盲目男性宅に押し入ることを決めます。ロッキーたちは盲目男性の家に近づくと、男性が飼っている猛犬に薬物入りのエサを与えて眠らせます。そして難なく家に侵入した彼らは、盲目の男性の持っているであろうお金を探しますが、どうにも見つかる気配がありません。しかし、一つ固くロックされたドアがあることに気づいたので、マニーが銃でロックを破壊しようとしました。しかしその音が盲目の男性を目覚めさせてしまいます。盲目の男性はマニーの銃を奪い取り、マニーに向かって銃を撃ちました。それによってマニーは死亡してしまいます。ロッキーとアレックスはすぐさま他の場所へと隠れ息を潜めますが、盲目の男性は死んだマニーだけが侵入したのではないと超人的な嗅覚によって感づきました。ロッキーたちは隠れている間、隠し金庫を見つけ出し、現金を手に入れます。
ドントブリーズのネタバレあらすじ:転
その後地下に通ずるドアを見つけ、地下から逃げようと向かいます。その地下で以前行方不明として新聞に載っていた女性が繋がれているのを発見します。彼らは彼女を解放すると、出口に向かいますが、盲目の男性は彼らの存在に気づいてしまいます。そして金庫の現金が盗まれたことにも気づき発狂します。ロッキーたちは何度も捕まっては逃げるのを繰り返しますが、やっと出口が開いたと思った瞬間、外から盲目の男が銃を向け何度も発砲したことで、地下で捕らわれていた女性は死んでしまいます。その後遂にアレックスも凶器によって刺殺されます。ロッキーも捕まり地下で縛られます。盲目の男はロッキーを妊娠させて自分の子供を産ませることを企みます。しかし死んだと思われたアレックスは生きており、あと一歩の所でロッキーを救い出します。地下から1階に戻りドアから逃げ出そうとします。
ドントブリーズの結末
しかし、追ってきた盲目の男によりアレックスは銃殺されてしまいました。ただ1人ロッキーは外へと逃げ出しますが、まだ危機は去っていません。凶暴な犬がずっと追いかけて来るのです。しつこく犬に追われるロッキーでしたが、車に逃げ込み難を逃れます。しかし盲目の男によりまた捕まり家に連れ戻されます。そこでロッキーは警備装置を作動させ、その音で怯んだ男にとどめを刺します。遂に逃げることができたロッキー。後日ロッキーの妹と2人でカリフォルニアへと向かうため駅にいました。そこでロッキーはニュースで盲目男性が男性二人を殺害したということと、盲目男性は生きているというニュースを見るのでした。
以上、映画ドントブリーズのあらすじと結末でした。
「ドント・ブリーズ」感想・レビュー
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この映画はほんとに映画館で観てよかったです。
なぜなら、主人公たちが経験する恐怖のシチュエーションを観客たちも一緒に経験できるからです。
音を出したら盲目ジジイに殺される、だから足音や咳、クシャミの音にも注意して行動しなければいけない。
その緊張感がスクリーンからひしひしと伝わってくるため、観客である私たちも緊張して音がだせないんです!笑
普通映画館ってポップコーンの音とかひそひそ声とか聞こえると思うんですが、まじで一切なんの音も聞こえませんでした。
そのくらいの力がこの映画にはあります。DVDで観てももちろん面白いのでぜひお勧めしたいです。 -
ホラーはホラーでも霊的要素ゼロの、人間vs人間のリアルホラーです。タイトル通り息をしてはいけないほどの状況に、見てるこちらも思わず同じような息づかいになっていたのでは、と思います。暗い場面が続きますのでブルーレイでの鑑賞をオススメします。どんでん返しのどんでん返しでどちらが正義かも分からなくなるような展開もGoodでした!息ができないアクションホラーとでも言いましょうか、本当に息が詰まる作品でした。
とにかく怖い!今まで見たホラー映画の中で一番怖い映画だと思います。タイトル通り息する音さえも出せない状況に、ずっとひやひやしていました。見ている側も引き込まれ、最後まで気が抜けないです。なぜ盲目の老人が犯罪を犯したのか、ストーリーもしっかりしています。この映画を見て、本当に怖いのは人間かもしれないと思ってしまいました。ひやっとするのが好きな方にはおすすめです!