映画「テリファー 終わらない惨劇」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
テリファー 終わらない惨劇の紹介：2022年アメリカ映画。目を覆いたくなるくらいの残酷描写で話題になった前作「テリファー」から1年後の話。さらにパワーアップした殺人ピエロ、アート・ザ・クラウンがハロウィンの日、人々を恐怖に陥れます。本作も海外で嘔吐者が続出したことで話題になっています。
監督：ダミアン・レオーネ 出演：デヴィッド・ハワード・ソーントン（アート・ザ・クラウン）、ローレン・ラヴェーラ（シエナ）、エリオット・フラム（ジョナサン）、カイリー・ハイマン（ブルック）、サマンサ・スカフィディ（ヴィクトリア）、サラ・ヴォイト（バーバラ）、ほか
この解説記事には映画「テリファー 終わらない惨劇」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
前作の続き、自らの頭を拳銃で撃ち自殺したはずのアート・ザ・クラウン。検視室でなぜか復活し、検視官を惨殺します。
一年後のハロウィンの前日、シエナはハロウィンの準備をしていました。翌日になり、シエナの弟ジョナサンはポッサムの内臓を取り出して遊ぶアートを偶然見つけてしまいます。怖くなり逃げ出したジョナサンでしたが、立ち去った場所には誰もいなかったため、ジョナサンのせいになり、停学になってしまいました。
ハロウィンが始まりました。ジョナサンは母バーバラから停学のことを叱られ外出禁止を食らってしまいます。次々とお菓子をねだる者たちが訪れる中、ついにアートが現れました。
お菓子をねだるアートを追い返そうとするバーバラ。しかし、異様な雰囲気を見せるアートを見て怯えたバーバラは、ドアを閉めてしまいます。一方で、バーバラは衣装も完璧に着こなしハロウィンを楽しんでいました。
バーバラの友人宅に忍び込んだアートはバーバラの友人に見つかると、友人の頭皮と顔面を剥ぎ取り、体中切り刻むと大量の塩を振り撒くなどをして惨殺します。アートは友人の脳みそを抜かれた頭の中にお菓子を入れて子どもたちに配っていました。
バーバラに叱られた事に腹を立てたジョナサンは、家の車にイタズラして出ていきます。その後、怪しいピエロの少女を見たジョナサンは嫌な予感がして帰宅すると、バーバラはすでにアートに殺された後でした。呆然としていたジョナサンが逃げようとするも、捕まってしまい謎の注射をされて気絶してしまいます。
シエナはパーティの途中で怪しいピエロの少女の幻覚を見て気絶してしまいます。シエナのボーイフレンドとブルックに送ってもらい帰宅する途中、ジョナサンから連絡が入り、廃墟となった移動遊園地にいると言います。実は電話ではジョナサンの声でしたが、実は怪しいピエロの少女がジョナサンの声で話していたのでした。
シエナはボーイフレンドにお願いし、その移動遊園地に連れて行ってもらいます。シエナが様子を見に行っている間にボーイフレンドとブルックはアートに殺されてしまいます。その惨殺された姿を目にしたシエナは泣き叫びます。アートはその姿を見て嬉しそうにしていますが、何かに覚醒したシエナからの反撃を喰らいます。
シエナの健闘むなしく、シエナはアートに気絶させられてしまいました。一方で、目を覚ましたジョナサン、身を隠しながら逃げようとしましたが、アートに見つかり殺されそうになりますが、目を覚まして駆けつけたシエナがアートの頭に釘をハンマで打ちつけ、ジョナサンと逃げ出します。
しかし、なぜか生きているアートに出くわし大ピンチ。シエナも襲われて劣勢になりますが、アートが隠し持っていた銃をジョナサンが奪いアートにぶちかまします。
バーバラに起こされて目覚めたシエナ。ジョナサンとアートを探し回り、アートを見つけます。するとシエナの剣を奪っていたアートにシエナは刺され、とどめを刺されたジョナサンはアートに食べられてしまいます。
…という夢を見ていたシエナ、未だ廃墟の中のようです。つながれていた足枷を外し、ジョナサンを食べていたアートを見つけると、持っていた剣でアートの首を叩き斬ります。すると、どこからともなく怪しいピエロの少女が現れ、憮然とした表情でアートの首を持ち去ってしまいました。どうにか生き残ったシエナとジョナサンは抱き合って喜びます。
（エンドロール中）前作のヒロイン、ヴィクトリアがいる精神病院。彼女はすっかりアートに陶酔しているようです。そんな彼女がなぜか突然妊娠し、アートの生首を産みます。ヴィクトリアは愛おしそうにアートの生首を抱きしめていました。その姿を看護師が見つけ、悲鳴をあげます。
以上、映画「テリファー 終わらない惨劇」のあらすじと結末でした。
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