映画「マッキー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マッキーの紹介：2012年インド映画。街一番の大富豪スディープはそのルックスからあらゆる女性を虜にしてきた。そしてまたある一人の女性をものにしようとしていた。しかし失敗をしらないスディープは一人の男により絶望を味わう。スディープが狙っていた女性ビンドゥはジャニという男に惹かれていた。その事実を知ったスディープはジャニを殺してしまう。しかしその時ジャニの身体に奇跡が起こった。インド発、ハエが主人公のアクションコメディ映画。
監督・Ｓ・Ｓ・ラージャマウリ 出演・スディープ（スディープ） ビンドゥ（サマンサ・ルス・プラブ） ジャニ（ナーニ）ほか
この解説記事には映画「マッキー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジャニにはここ２年に及ぶ片思いをしていた。相手は絶世の美女ビンドゥ。いつも彼女にアプローチをかけるがビンドゥは決まって彼を見て見ぬふりをした。しかしビンドゥにも気が無い訳ではなかった、その心はゆっくりとジャニの元へと近づいていた。ある日ボランティアをしているビンドゥの元に一通の連絡が入る。それは街の大富豪からの莫大な寄付の知らせ。ビンドゥは彼の元へ行くと気に入ってくれたのか考えていた以上の小切手を渡された。ある日ビンドゥはその大富豪スディープからランチの誘いを受ける。
レストランに誘われたビンドゥはそこにジャニの姿を見つける。彼はビンドゥの行く所行く所に現れその存在をアピールしていた。そんな彼の存在は既にスディープの話など耳に入らなくなるほどだった。そしてスディープは自分の気持ちが全く届いていないことを知る。ある夜、ビンドゥはジャニへに対する自分の気持ちに初めて気が付いた。それは二人の恋が実った瞬間だった。しかしその時ジャニは既にそこにはいなかった。彼はスディープの手により殺されていた。
その夜ジャニの身に奇跡が起こった。そして次に目を覚ました時彼は見たこともない景色の中にいた。彼の身体はハエになっていた。生まれ変わったのだ。そして頭の中に浮かぶのは一人の女性の笑顔、ハエとなったジャニは彼女に会うため飛び出した。失意の底で涙に濡れるビンドゥの前にそのハエが姿を現した。そしてそれは彼女の涙を使い机に文字を書いた。「僕はジャニだ」。驚きを隠せないビンドゥだがこれがかつてのジャニであるのは確かだと気付く。そして二人はある目的に向けて動き出した。ジャニを殺した人間、スディープの殺害だった。
ビンドゥに会うまでに既にスディープに数々の嫌がらせをしてきたジャニ。しかしハエの小さな身体では限界があった。そこでマイクロアートを得意とするビンドゥの助けを借り身体に装備をまといスディープとの決戦に向けて準備を始める。しかしスディープもただでは倒れなかった。三人はその闘いでボロボロになった。なんとかスディープを倒すことは出来たもののジャニもまた倒れてしまう。それから数日後、またもジャニを失ったビンドゥに一人の男が近づいてきた。嫌がるビンドゥにしつこく話しかける見ず知らずの男。すると突然その男が倒れた。顔には一匹のハエの姿があった。
以上、映画「マッキー」のあらすじと結末でした。
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