映画「俺たちフィギュアスケーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
俺たちフィギュアスケーターの紹介：2007年アメリカ映画。互いをライバル視し険悪な仲だった２人の男子フィギュアスケートのスーパー・スターが、ひょんなことからペアを組むこととなり、世界王者を目指して奮闘する抱腹絶倒の爆笑ギャグコメディー。
監督：ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン 出演：ウィル・フェレル（チャズ・マイケル・マイケルズ）、ジョン・ヘダー（ジミー・マッケルロイ）、ウィル・アーネット（ストランツ・ヴァン・ウォルデンバーグ）、エイミー・ポーラー（フェアチャイルド・ヴァン・ウォルデンバーグ）、ほか
この解説記事には映画「俺たちフィギュアスケーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカの男子フィギュアスケート界には、注目の男子フィギュアスケーターが２人います。卓越した演技とアイドル性を兼ね備えたスーパー・スターであるジミー・マッケルロイと、ポルノショーのような過激な演技で観客を魅了するスケート界の異端児チャズ・マイケルズです。４歳で大富豪の養子となり、英才教育の末にスーパースケーターとなったジミーに対し、チャズは、札付きのワルとして育ち、アンダーグラウンドの世界から、一気に人気者に駆け上がった異色の経歴の持ち主です。
お互いをライバル視する２人はとても仲が悪く、顔を合わせれば罵り合いをしています。そんな２人が国際大会で、同点金メダルを獲得します。結果に不満を抱く２人は、表彰台の上で小競り合いを繰り広げた末に、スケート界から永久追放されてしまいます。しかし、スケート界から追放されて以降も、２人はスケートへの情熱を捨てきれず、悶々とした日々を過ごしていました。
スケート界の規約では、２人が永久追放されたのは男子シングルの部門においてのみの話でした。つまり、ペアでなら出場可能ということです。仲の悪かった２人はパートナーとなり、ペア部門でスケート界への復帰を目論みます。２人はケンカをしながらも、夢のために特訓に励みます。ペアで出場する初めての大会で、２人は、男子ペアでしか成し得ないダイナミックな技を連発し、観客を魅了します。
２人は大会で優勝するために、コーチが開発したある技を披露することを提案されます。その技を成功させれば間違いなく優勝できる一方で、大変難しくて危険な技でした。そんな中、２人の優勝を阻むために、ハニートラップが仕掛けられます。優勝を懸けた試合を目前にして、２人は仲たがいをしてしまいます。しかし、すんでのところで誤解を解き合った２人は、華麗な技を連発し、見事優勝したのでした。今や、あれほど仲が悪かった２人は、固い友情で結ばれた素晴らしいペアとなったのでした。
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