フッテージ(原題:SINISTER)の紹介:2012年アメリカ映画。エリソンが家族を連れてこの田舎に越してきたのは改めて本を執筆するため。かつてベストセラーを生み出したエリソンは今では売れない作家となっていた。さらに過去の本の中で警察の捜査ミスを指摘したことから世間では彼を嫌う人間も現れていた。新たな気持ちで本の執筆にあたるため越してきたこの家。しかしこの家では過去に凄惨な事件が起きていた。そして越してきた日、エリソンは屋根裏部屋である8ミリテープを見つける。ホラー映画「エミリー・ローズ」の監督作品。主演は「プリデスティネーション」のイーサン・ホーク。
監督:スコット・デリクソン 出演:イーサン・ホーク(エリソン・オズワルト)、ジュリエット・ライランス(トレイシー・オズワルト)、フレッド・ダルトン・トンプソン(保安官)、ジェームズ・ランソン(副保安官)、ほか
映画「フッテージ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フッテージ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フッテージの予告編 動画
映画「フッテージ」解説
この解説記事には映画「フッテージ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フッテージのネタバレあらすじ:引っ越し
新しい家に越してきた当日に娘のアシュリーが壁に落書きをしてしまう。いつものことだ、自分の部屋の中だけと念を押しエリソンはアシュリーと共に引っ越しの片づけを再会した。エリソンがこの家に越して来たのはスランプに陥ってしまったから。かつてベストセラーを生み出したエリソンも今では売れない作家。そればかりか警察の捜査ミスの指摘により世間から白い目で見られることもあった。だからこそ新たな地で再びベストセラーを生み出そうと考えたのだ。それにはこの家も関係していた。
フッテージのネタバレあらすじ:秘密
この家には家族には話していない秘密があった。元々ノンフィクション事件を自分で調べ本にしていたエリソンはこの家に目を付けた。この家ではかつて凄惨な事件が起こった。一家4人が庭の木で首を吊って死んだのだ。そして一人の少女が行方不明となった。その日エリソンは片付けで屋根裏へ行った所一つの箱を見つける。そこには8ミリテープがいくつか入っていた。エリソンは夜一人でそのテープを見てみるとそこに写った映像に衝撃を受けた。そこには4人の人間が木で首を吊る映像が写っていたのだ。
フッテージのネタバレあらすじ:男
他のテープにも同様に凄惨な事件の映像が写っていた。後日この街の副保安官に捜査を協力するとそれらが事件として一時期世間を賑わせているのがわかった。そしてそのどれもに共通するのが一家の死と一人の子供の行方不明だった。エリソンがこのテープを元に事件を調べだしてから夜中に不思議な物音を聞くようになった。それが何度か続く内、エリソンはとうとう気味の悪い気配を感じることになる。さらに調査に協力していた副保安官も気味の悪い発言をする。「ここに住もうとは思わない」。彼の勧めである大学の教授にも調査の協力を申し出た。彼の口から出たのはある悪魔の名前だった。
フッテージのネタバレあらすじ:子供達
ブグール、教授が口にしたその悪魔は古代に力を持った悪魔だった。調査が進む中エリソンの周りで起こる不可解な現象も酷くなっていく。そしてある夜、エリソンは導かれるように屋根裏に登るとおぞましい光景を目にしてしまう。5人の子供が8ミリテープを見ていたのだ。それをきっかけにエリソンはこの家から出ることを決意、その夜に家族を叩き起こし街を出た。惨劇から逃れることが出来た、エリソンは新しい家でそう感じていた。しかし越してすぐ、あの副保安官から連絡が入る。
フッテージの結末
副保安官は調査を続けていた。彼の調べによると事件があった一家は皆引っ越した直後に不可解な死を遂げていた。そして屋根裏であの箱を見つけた。中には8ミリテープが入っている。自室に戻りコーヒーを口にしたエリソン、しかし突如目まいがし倒れてしまう。気が付くと身体にテープが巻かれ床に倒れていた。向こうには妻の姿が見える。彼女も同じ状況だった。そしてエリソンの前に娘のアシュリーが現れた。手には巨大な斧とビデオテープを持っている。アシュリーもまた姿を消すことになる。
以上、映画「フッテージ」のあらすじと結末でした。
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