クリスマス・プリンスの紹介:2017年アメリカ映画。女性ジャーナリストが城に忍び込んで、王女の家庭教師をすることになります。プレイボーイと噂されている王子の真実を取材していくうちに、女性ジャーナリストと王子は互いに惹かれあっていく、クリスマスラブストーリー映画です。
監督:アレックス・ザム 出演:ローズ・マクアイヴァー(アンバー・ムーア)、ベン・ラム(スティーブン・ワード)、honor Kneafsey(エミリー)、エマ・ルイーズ・サウンダーズ(ソフィア)、Theo Devaney(サイモン)ほか
映画「クリスマス・プリンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クリスマス・プリンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
クリスマスプリンスの予告編 動画
映画「クリスマス・プリンス」解説
この解説記事には映画「クリスマス・プリンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クリスマスプリンスのネタバレあらすじ:起
記者のアンバーは熱意を持って仕事に取り組んでいますが、上司には受け入れてもらえません。アルドヴィア国の王が死去し、息子のスティーブン王子の王位継承の話題でもちきりです。アンバーはクリスマスにアルドヴィアで取材をするよう命じられます。アンバーにとってこの取材の成功は出世を意味します。アンバーはやる気いっぱいでその取材を引き受けました。スティーブン王子はプレイボーイとして有名です。王子の記者会見会場にはアンバーを含めて、多くの取材陣がつめかけていました。しかし、結局王子は現れず記者会見は中止となります。この取材に命をかけていたアンバーは諦めきれず城へと忍び込みます。
クリスマスプリンスのネタバレあらすじ:承
忍び込んで早々、城の者に見つかってしまいますが、エミリー王女の家庭教師と間違えられ、家庭教師のフリをして取材を続けます。エミリーは生まれつき足が悪く、思うように体を動かすことができません。そのためか性格はひねくれています。アンバーも負けずとエミリーと向き合います。その熱意にエミリーはだんだんとアンバーを受け入れていくようになります。スティーブンが記事通りにプレイボーイだと信じていたアンバーでしたが、ニュースになっていることは全部でっちあげでした。スティーブンは妹のエミリーを始め、家族を大切にし、子供たちと交流することを何よりも大切にしている誠意ある真面目な紳士でした。最初にエミリーに本当の正体がばれてしまいますが、「兄の本当の姿を記事にしてくれると約束するなら黙ってあげる」と言われます。アンバーは約束を受け入れます。
クリスマスプリンスのネタバレあらすじ:転
ある日のアルドヴィアのパーティでクリスマスの飾りつけをします。そのときに王から残されたどんぐりのオーナメントも一緒に飾ります。アンバーは塞ぎこみがちのエミリーをそり遊びに連れて行ったり、雪合戦をしたりして、エミリーを前向きにさせていきました。その姿を見たスティーブンはだんだんアンバーに惹かれていきました。アンバーとスティーブンが山小屋で二人きりになったときに、スティーブンは父から受け取った大事な手紙をアンバー見せてくれました。スティーブンはその手紙の内容をずっと理解できずにいました。スティーブンが席を外している間、アンバーは王の机から秘密の引き出しを見つけて、スティーブンの養子証明書を偶然見つけます。これを記事にすれば一大スクープで、アンバーの出世は間違いなしです。しかし、アンバーは大切な人を傷つけてまで仕事を成功させたいと思いませんでした。養子のことは秘密にしておくつもりでしたが、スティーブンの元カノ、ソフィアと王位継承第二位のサイモンがそれを見つけてしまいます。
クリスマスプリンスの結末
載冠式のときにソフィアとサイモンにスティーブンは養子であるとみんなの前で暴露されてしまいます。加えて、アンバーは家庭教師ではなく記者であることも打ち明けられます。それを知ったスティーブンは裏切られた気持ちになりました。法律によって血縁関係が無いものは王になることができないので、自動的にサイモンが次期王候補に上がることになります。スティーブンは自分が本当の子供ではないことにショックを受けましたが、両親の愛は本物であると感じていたので、なんとしてでも王になりたいと思うようになりました。一方アンバーは正体がばれたので、アメリカに帰ろうと飛行機を待っていました。そこでスティーブンを救う方法を閃きます。スティーブンがもらった父のメッセージにヒントが隠されていました。クリスマスのどんぐりのオーナメントの中に「血縁関係がなくても王になれる」という法律改正の書類が隠されていました。それにより、スティーブンは晴れて王になることができました。アンバーはアメリカ帰国後、アルドヴィアについての記事を上司に提出するも、感傷的であるとボツにされます。それに憤慨したアンバーは会社を辞めます。父の店を手伝いながら、アルドヴィアの真実についてのブログを書き続けます。その一つの記事に3日間で2万件のいいねがつきました。それでも満足していないアンバー。年が明けるまであと5分。ふとアンバーが外を見てみると、スティーブンがいました。急いでアンバーがかけよると、スティーブンはアンバーにプロポーズをしました。それをアンバーは受け入れます。年があける瞬間に二人はキスをします。そしてこの映画の幕は閉じます。
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