変態小説家の紹介:2012年イギリス映画。元童話作家で今は小説家として活躍するジャック。作品のためこれまで様々な凶悪殺人者を調べていく中、自身が誰かに命を狙われている錯覚に陥ってしまう。不眠が続きとうとう耐えきれなくなった彼はある日主治医に助けを求める。そして彼は主治医の提案により以前から自身が悩んでいた「コインランドリー恐怖症」に向き合うことになる。サイモン・ペッグ主演のホラーコメディ。
映画「変態小説家」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「変態小説家」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「変態小説家」解説
この解説記事には映画「変態小説家」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
変態小説家のネタバレあらすじ:見えない恐怖
毎日どこからか自分を狙う者の気配を感じる小説家ジャック。その妄想と現実の狭間で彼は悩みナイフを片時も離せなくなってしまっていた。あるジャックの面倒を見るクレアに呼び出され高級レストランに向かった彼はクレアにある相談を受ける。かつての童話の続きを書かないかと。しかしそのつもりはない彼はクレアの提案を押しのけ自分の小説の企画を聞かせる。しかしあまりクレアはあまり興味を示さなかった。家に帰り短い睡眠に長い悪夢、迫りくる恐怖と闘っているとクレアから電話が入る。あの企画に興味を持つ人物がいるから会ってみないかと相談される。
変態小説家のネタバレあらすじ:限界
その人物には時間がなかった。そのためすぐに会う必要があった。約束の時間は今から1時間後。その1時間で着るものを用意しなければいかなかったが家にあるのは洗っていない下着だけだった。そして彼は急いでキッチンで洗い乾かすために洗濯ものをオーブンに突っ込んだ。そうこうしながらも見えない恐怖はやってきた。窓の喧騒が気になった彼は怒りにまかせ接着剤で窓を密封。その接着剤で手とナイフが完全にくっついてしまった。そうこうしているとキッチンから煙が出てきた。慌てて駆け込みオーブンを開けると爆発、下着はなくなっていた。限界を感じたジャックは床に倒れこみ主治医に電話した。もう限界だ、助けてくれと。そこで主治医は提案した。すべての元凶である君の恐怖症を克服するのだと。
変態小説家のネタバレあらすじ:コインランドリー
ジャックは幼少期に親に捨てられていた。その場所がコインランドリーだった。記憶の奥底のコインランドリーに強い恐怖心を持っていたのだ。待ち合わせまでまだ時間があった。30分もすれば洗濯は終わる。ジャックは意を決してコインランドリーに入った。壁に書いてある手順通りにやれば難しいことでもなかった。洗剤の存在など多少の失敗はあったもののなんとか乾燥機に入れるまでに至った。しかし乾燥機から下着を取り出す時手元が狂いパンツが飛び出してしまった。その場にいた美女が拾ってくれたが受け取る際隠していた手にくっついたナイフが出てしまう。そして先ほどの部屋でのオーブン爆発で顔に火傷を負っていたのも相まって不審者だと誤解され警察を呼ばれてしまう。
変態小説家の結末:監禁
警察に取り押さえられたジャックだったが警察の急な出動でなんとかその場を逃れた。そして再びコインランドリーに行き乾いた服を着た。そこでコインランドリーの奥に薄暗い場所があることに気づいた。さらに奥には地下室がありジャックは導かれるようにその蓋を開けたところで後ろから殴られてしまう。目が覚めると縛られていたジャック、隣にはあの美女の姿があった。彼女もまた縛られていた。犯人はこの街を見回っていた男だった。そして二人に時間がくると殺す旨を伝える。彼に死ぬ前にある話をしたいと頼んだジャック。彼は自信の童話を聞かせる。それに感動した犯人は自分は殺人鬼ではないと言う。ただの復讐だと。そしてその時、地下室の蓋が開いた。二人は大声を助けを求めた。後日ジャックの書いた童話が出版された。その発表会にクレアの姿があった。あの人はまだジャックの企画に興味を持っているという。彼は考えるといいその場を離れ共に閉じ込められた美女と二人、二度と街には戻らなかったという。
この映画の感想を投稿する