戦火の愚かなる英雄の紹介:2013年ルーマニア,ドイツ,ベルギー映画。ドイツ兵が侵略していたルーマニアの村でドイツ兵が殺された事件を巡り、明朝までに犯人を差し出さなければならないという一晩の騒動を描いた映画です。
監督:ボグダン・ドライヤー 出演:ジェラール・ドパルデュー(イプ)、ハーヴェイ・カイテル(ロアン)、ラウラ・モランテ(マルガリータ)、ボグダン・イアンク(アレックス)、アディナ・カルティアニュ(クララ)、ダニエラ・ナネ(医者の妻 )、ガブリエラ・バルタ(リンダ)、ほか
映画「戦火の愚かなる英雄」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「戦火の愚かなる英雄」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
戦火の愚かなる英雄の予告編 動画
映画「戦火の愚かなる英雄」解説
この解説記事には映画「戦火の愚かなる英雄」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
戦火の愚かなる英雄のネタバレあらすじ:起
イプは第一次世界大戦で死にかけていましたが、ルーマニアの村で施しを受けながら神父のロアンの近くに住むことができました。そのロアンの甥であるアレックスがある日遊んでいたらドイツ兵のフリードリヒがサイドカーのバイクに乗って現れ、バイクを貸して遊ばせてくれました。しかし少ししてアレックスがフリードリヒに会いにいくとフリードリヒは殺されていました。アレックスは警察に知らせ、遺体をドイツ兵へ引き渡しました。アレックスはロアンの元に返されました。
戦火の愚かなる英雄のネタバレあらすじ:承
しばらくしてアレックスとイプは魚釣りに出かけ、大物が釣れたのでドイツ兵に渡しフリードリヒに捧げることになりました。その後この事件について、明日朝の五時までに犯人が名乗り出ないのなら村の有力者10名を銃殺するとドイツ兵からの発表がありました。その中には神父や町長や医者などが含まれていました。そして話し合い下した決断は身代わりとしてイプを差し出すというものでした。
戦火の愚かなる英雄のネタバレあらすじ:転
イプは話を受け入れます。神父たちは英雄として壮大なお葬式と広場の名前にイプの名をつけ、お墓には金の柵を立てるなどと条件を説明しました。そしてイプの葬式のリハーサルが行われ、お墓の場所を決めて実際に穴に入り花を被ったりなどしました。そしてイプは最後にワインが飲みたいと言い神父の家に行きます。最後に神父は何が必要か尋ねるとイプは土地だと答えました。そしてイプに捧げる土地と資金の援助を公的な書類として契約を結びました。
戦火の愚かなる英雄の結末
そしてイプは罪を認める時間が一刻と迫る中、戻るから出かけてくると言い神父たちの元を去りました。しかしイプは帰ってきませんでした。村の有力者たちはイプに騙されたのだとお慌てします。しかしなんとドイツ兵が村から出ていくのです。なんと戦争が終わったのでドイツ兵は撤収となり、この件はもうなかったことになったのです。村人たちは大喜びしましたが、そこにイプが戻りイプは英雄になれず土地がもらえないことを悲しみ、自殺を図ろうとしましたが、アレックスが止めたのでした。
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