スワッピング 大人の休日の紹介:2017年カナダ映画。事業を成功させ夫婦中にも問題の無いように見える夫婦リサとダン、リサの誕生日に要望を聞くと「誰かと一晩過ごすこと」なら僕もとダンも賛成して行われた“スワッピングパーティ”別荘で行われたその結末は・・・家庭を持った女達の幸せと苦悩をも描いたコメディ作品です。
監督:ジョン・E・コーエン 出演:エリン・カープラック(リサ)、 ランダル・エドワーズ(ダン)、 マイケル・エグザヴィエ(ティージェー)、エリン・アゴスティーノ(スカイ)ほか
映画「スワッピング 大人の休日」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スワッピング 大人の休日」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スワッピング 大人の休日の予告編 動画
映画「スワッピング 大人の休日」解説
この解説記事には映画「スワッピング 大人の休日」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スワッピング 大人の休日のネタバレあらすじ:起
不動産会社を営むリサ(エリン・カープラック)は車中で仕事の電話中、道を間違えた事に気づいて夫のダン(ランダル・エドワーズ)に車を止めるよう頼みます。仕事の話はスムーズに進み、ダンと喜びます。
別荘に到着した二人は、あわただしく準備をします。そこへティージェー(マイケル・エグザヴィエ)とスカイ(エリン・アゴスティーノ)がやってきます。二人は婚約したばかりで、スカイの指には大きな石の指輪が光ります。夕食の準備をしていると、そこにジェフ(ジョナス・チャーニック)とフィオナ(ミア・カーシュナー)の夫婦が訪ねてきます。
ジェフがダンに口元で「実はフィオナは何も知らないんだ」と言います。親友のジェフ達が来ることを知らされていなかったリサは、どういうことかとダンを責めます。ダンは「ティージェーとの話をジェフに立ち聞きされたんだよ。彼らは離婚寸前だ。関係を修復する最後のチャンスかもって。」と言います。
スワッピング 大人の休日のネタバレあらすじ:承
三組の男女は共に夕食をとり「素晴らしい週末になる」と乾杯します。そしてリサが今日の方針を読み上げます。「これから私たちが行うのはスワッピング」。戸惑うフィオナに、リサとダンは事の発端を話して聞かせます。リサの誕生日に、したいことを聞くと、リサは冗談で『誰かと一晩過ごすこと』と言ったのが始まりだと言います。
ジェフとフィオナが席を立ちます、ジェフが「僕らの問題を解決できるかと。1年半もセックスレスだ」そう言うと、フィオナは帰ろうとします。ジェフが引き止めて庭で話をしていると、ティージェーとスカイが心配してやってきます。するとフィオナは「申し訳ないんだけど私たちは帰るわ」と言います。そこへリサとダンもやってきて、帰ろうとするジェフとフィオナを引き止めます。
何事もなく朝を迎え、各自誰とペアになるかを相談した結果、くじ引きで決定することになり、リサとジェフ、ダンとスカイ、フィオナはティージェーと組むことになります。昼間はそれぞれの相手と過ごしたり女同士、男同士で過ごします。
夜になり、リサがルール説明を行います。SNSに掲載しないことや、他人に干渉しないこと等説明すると、スカイが質問をします。「普通のセックスのみ?」すると、すかさずダンが「各自がしたいようにすればいい」と言います。リサが「最後に重要なことを言うわね。“本物の愛情は持ち込まない”。していいのはセックスのみ、行為を超えた感情的なつながりはNG」と付け加えて説明を終え、女性たちは各自部屋で待ちます。そして男たちも部屋に入っていきます。
スワッピング 大人の休日のネタバレあらすじ:転
スカイとダンは当初からやる気満々で、ダンは手を縛られながら終始笑顔でセックスを楽しんでいました。フィオナもティージェーに家庭内での不満を聞いてもらい、ティージェーに優しく抱きしめられてすっかりスワッピングの不安から解き放され、ティージェーとセックスを楽しんでいました。
ところがリサは、ジェフとベットに入りますが、そそっかしいジェフに髪は腕で踏まれ、体がぶつかり鼻血を出す始末で、セックスを楽しむまでは行かず、庭で二人で大麻を吸っていました。
翌朝、フィオナはティージェーと、ダンはスカイを誘って散歩に出ますが、ジェフがついてきます。ダンはスカイと二人になりたいからと、ジェフを追い返します。スカイはダンに発案したヨガ“アシュタンガ”について話すと、ダンは笑顔で聞いていました。
フィオナがティージェーと共に楽しそうに戻ってくる姿に、ジェフは嫉妬心をむきだしにします。ダンがキッチンにいるとスカイがやってきて「私たちすごく繋がりあえた気がするの、すべてのことをあなたとシェアしたいの」と言います。ダンは笑顔で「まさにそれこそが答えだと思うんだ」と言います。そしてティージェーからは“プロテインバー”の事業計画を見てほしいと頼まれます。「デザインや適合性、技術面も考えていないだろう?このバーは実現不可能だ」と、ダンは的確な意見を言い残して部屋に戻りました。
一緒にランニングに行ったスカイとリサでしたが、リサに“アシュタンガ”の話をしようと彼女をおだてますが、スカイを突き放すように先に戻ります。
一方、夫婦間の修復を図ろうとするジェフに対し、嫌がるフィオナは湖にボートで出かけます。後を追ってジェフもボートで追いかけます。話をするうちに、結婚前に音楽をしていたフィオナが自作でアルバムを作り制作費に35万ドルを使ったことを打ち明けます。
ダンはスカイ達の部屋から「もうおしまいにしましょう」というスカイの声を聞き、リサに「スカイが好きだ」と打ち明けます。
スワッピング 大人の休日の結末
ティージェーはダンからは出資を期待できないと判断すると「奴の金がなくても起業してみせる」と言い、スカイも「リサも必要ない」と言うと二人で荷造りを始めます。
リサがダンに「この週末に気づいたことがある。あなたのおかげで私は望まない自分になった。長年かかってやっと今真実が見えてきた。何も共有したくない、本当の私じゃなかった」と怒りを爆発させます。
フィオナとジェフは「どうしてこうなったのか」というジェフに、フィオナは「音楽のキャリアを積み重ねてた時期にあなたと結婚した。ただの主婦として生きるのはもう耐えられない」と言い、ジェフは「どうして僕にはなしてくれなかった?」と言います。フィオナは「帰宅して大麻を吸ってすぐに寝る。話す暇もなかった」というと「僕は惨めだ」という言葉に、フィオナは「一緒にしあわせになりましょう」と言います。「こんな場所に連れてきたなんて僕は本当に愚かだったよ」「私もバカよ、ミュージックビデオまで作った」と言って笑います。そして二人はキスをします。「あなたってバカね…」
帰ろうとするスカイとティージェーにダンが声を掛け、リサに挨拶に行ったティージェー。ダンはすかさずスカイを引き止め「リサに伝えた。スカイ、これこそ本物の愛だ」と。謝るスカイにダンは「君も…君だって同じ気持ちだろ。」スカイは「スワッピングが目的だった」と言います。スカイは戻ったティージェーと逃げていきました。
フィオナとジェフも帰っていき、怒り爆発後のピンと張りつめた冷たい空気の中に立つリサを見つめるダンは、茫然と立ち尽くしていました。
以上、映画「スワッピング 大人の休日」のあらすじと結末でした。
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