アドレナリン・ドライブの紹介：1999年日本映画。優柔不断で平凡な男と超地味な看護師の女が、ひょんなことから暴力団の資金を持ち逃げしてしまい、ドタバタの逃走劇を繰り広げる恋愛アクションコメディ映画です。
監督：矢口史靖 出演者：石田ひかり（佐藤静子）、安藤政信（鈴木悟）、松重豊（黒岩）、角替和枝（婦長）、マギー（山田）ほか
映画「アドレナリン・ドライブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アドレナリン・ドライブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アドレナリン・ドライブ」解説
この解説記事には映画「アドレナリン・ドライブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アドレナリン・ドライブのネタバレあらすじ：起
レンタカー屋で働く優柔不断な男・鈴木悟（安藤政信）はある日、やくざの黒岩（松重豊）の高級車に車を追突させてしまい、暴力団事務所に連れて行かれ500万円を要求されてしまいます。ところが、そこで突然ガス爆発が発生、悟は巻き込まれてしまいます。ちょうどその時、冴えない看護師の佐藤静子（石田ひかり）は救急車で事務所近くに来ていました。辛うじて軽傷で済んだ悟は救急車に乗り込みますが、黒岩は重傷を負っており、救急車から逃げ出そうとして事故を起こし、救急車ごと川に落下してしまいます。悟と静子はたまたま黒岩が持っていた暴力団の裏金2億円をこっそり盗み出してしまいます。
アドレナリン・ドライブのネタバレあらすじ：承
悟と静子は警察の取り調べをかわし、大金を手にしたことで大喜びです。しかし、救助されていた黒岩が手下のチンピラ6人を率いて大金を取り戻そうと動き出します。病院で黒岩の動きを知った静子は見つかったら殺されると思い、悟のアパートに駆け込むと彼を連れて逃走します。チンピラたちの追跡をかいくぐり、高原のホテルに落ち延びた二人は新婚夫婦を装い、スイートルームに泊まって贅沢三昧を楽しんでいました。そんなうちに、悟と静子の関係も次第に良好となっていきます。
アドレナリン・ドライブのネタバレあらすじ：転
しかし、二人が手にした大金がひったくりに盗まれてしまいます。何とか取り戻した二人でしたが、その事件の模様がテレビのニュースで流れてしまい、黒岩一味は大金のありかを知ってしまいます。早速黒岩一味は高原のホテルに押しかけ、二人は捕まってしまいます。しかし、静子は隙を見てチンピラに取り引きを持ち掛け、買収して難を逃れようとします。しかし大金に目がくらんだチンピラの一人が黒岩を裏切り、殺されそうになった悟は黒岩に金を返すことで見逃してもらおうと交渉します。
アドレナリン・ドライブの結末
チンピラ6人組は大金に目がくらんで全員が黒岩を裏切り、静子・悟・黒岩を乗せた車とチンピラ集団の車はド派手なカーチェイスを繰り広げます。しかし車は事故を起こし、大金は全て炎の中で燃えてしまいます。しかし、静子は密かに二人の結婚通知書とすり替えており、大金はホテルの風呂に隠していたのです。こうしてまんまと大金を手にした静子と悟は、車に乗って新しい人生に向けて旅立っていきました。
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