クライム・スピードの紹介:2014年アメリカ映画。再び犯罪に手を染める前科者の兄弟を描いたクライムアクションです。刑期を終え、更正を誓った弟でしたが、ならず者の兄と再会してから彼の人生の歯車が狂っていきます。
監督:サリク・アンドレアシアン 出演者:ヘイデン・クリステンセン(ジェームズ・ケリー)、エイドリアン・ブロディ(フランキー・ケリー)、ジョーダナ・ブリュースター(エミリー)、エイコン(シュガー)、トリー・キトルズ(レイ)ほか
映画「クライム・スピード」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クライム・スピード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
クライムスピードの予告編 動画
映画「クライム・スピード」解説
この解説記事には映画「クライム・スピード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クライムスピードのネタバレあらすじ:起
爆弾製造の罪で服役していたジェームズ(ヘイデン・クリステンセン)は出所後、自動車整備士として新たな人生をスタートしました。恋人のエミリー(ジョーダナ・ブリュースター)のためにも更正を誓うジェームズは、独立して自分の店を持とうと計画しますが、前科持ちのため銀行から融資を断られ、ジェームズは深く落胆します。そんな時、ジェームズの前に10年間の刑期を終えたならず者の兄フランキー(エイドリアン・ブロディ)が現れます。
クライムスピードのネタバレあらすじ:承
かつて自分を犯罪の道へと引きずり込んだ兄のまさかの出現に困惑し、関わりを避けるジェームズでしたが、自分は完全に更生しており、これから不動産ビジネスを手掛けるというフランキーの言葉を信じてしまい、兄の仲間のシュガー(エイコン)やレイ(トリー・キトルズ)と会います。しかし、この二人はフランキーが刑務所で知り合った悪党同士であり、何も知らぬジェームズはフランキーら三人を車に乗せて指定場所に向かいます。ジェームズは車で待たされていると、突然銃声が聞こえ、フランキーら三人が慌てて戻ってきました。
クライムスピードのネタバレあらすじ:転
ジェームズらの車はその後パトカーに追われる羽目になり、何とか振り切ったものの、ジェームズはフランキーが再び自分を悪の道に引きずり込もうとしていることに気付きます。逃げようとするジェームズでしたが、フランキーはエミリーに危害を加えると脅し、やむなくジェームズは運転手役として銀行強盗に参加させられることになります。そして決行の当日、ジェームズは車の中で待機し、フランキーら三人は武装して銀行に突入、客を人質に取るとカウンターの金、奥の大きな金庫、さらには貸金庫の中までこじ開け、手当たり次第の札束をバッグに詰め込んでいきました。
クライムスピードの結末
しかし、銀行側の通報を受け、警官隊が銀行に向かってきました。ぐずぐずしている間にフランキーは警備員に腹部を撃たれて重傷を負います。レイとシュガーはフランキーを見捨てて逃げようとしますが、駆け付けた警官隊に射殺されます。ジェームスは兄を助けようと銀行の中へ入り、フランキーの手当てをします。間もなく銀行は警官隊に包囲されると、フランキーは咄嗟にジェームズを殴って気絶させると人質に偽装し、ジェームズの頭に拳銃を突き付けながら逃走しようとしますが、フランキーは狙撃手に頭を撃たれて射殺されます。ジェームズは救急車に乗せられますが、怪我が顔面だけで他に殴られた箇所がないことから偽装がばれてしまい、ジェームズは救急隊員を殴って逃走します。ジェームズは銀行強盗の共犯者として指名手配され、バスに乗って逃げていきました。
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