映画「48時間PART2／帰って来たふたり」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
48時間PART2／帰って来たふたりの紹介：1990年アメリカ映画。1982年公開「48時間」の8年ぶりの続編として製作された今作は、過激な捜査で免職寸前にまで追い詰められた刑事ジャック（ニック・ノルティ）と刑期を終えて出所したばかりのレジー（エディ・マーフィ）が再びタッグを組み、48時間の期限付きで裏社会の黒幕に立ち向かいます。
監督：ウォルター・ヒル 出演者：エディ・マーフィ（レジー・ハモンド）、ニック・ノルティ（ジャック・ケイツ）、ブライオン・ジェームズ（ベン・キーホー）、ケヴィン・タイ（ブレイク・ウィルソン）、エド・オロス（フランク・クルーズ）ほか
この解説記事には映画「48時間PART2／帰って来たふたり」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サンフランシスコ市警の荒くれ刑事ジャック・ケイツ（ニック・ノルティ）と服役囚の黒人チンピラのレジー・ハモンド（エディ・マーフィ）が脱獄犯ギャンズを倒してから7年。砂漠の中のとあるガソリンスタンド、ハーレーに乗ったギャンズの弟チェリー（アンドリュー・ディヴォフ）と相棒のウィリー（デヴィッド・アンソニー・マーシャル）は謎の人物からレジーを暗殺するよう依頼されます。その頃、ジャックは正体不明の麻薬密売組織のボス “アイスマン”を追い続けていましたが、張り込んでいたレース場で取引をしようとしていた二人組に発砲され、片方は仕留めますがもう一人の黒人には逃げられてしまい、更にはジャックの正当防衛を証明する相手の拳銃が見つからなかったことから、ジャックはブレイク・ウィルソン（ケビン・タイ）率いる内務調査班の内偵調査を受けることになってしまいます。
ジャックは警察から謹慎処分を言い渡され、警官バッジと拳銃を取り上げられてしまいます。ジャックの処分が決まる査問会まであと48時間、それまでに何としてでも事件を解決したいジャックは、現場に残されていた写真から事件の鍵を握るのは出所を間近に控えたレジー・ハモンド（エディ・マーフィ）と判断、刑務所を訪ねて協力を求めますが、7年前に散々痛い目にあったレジーは預けたはずの50万ドルを返せと言うばかりで全く話にもなりませんでした。そして出所の日、レジーはサンフランシスコに向かうバスに乗り込んでご機嫌で音楽を聴いていましたが、その直後にハーレーに乗ったチェリーらに襲われ、危うく殺されそうになります。襲撃がチェリーの仕業だと知ったレジーは仕方なくジャックの捜査に協力することにします。
ジャックは同僚刑事のベン・キーホー（ブライオン・ジェームズ）から情報を得て、偽の警官バッジを身に着けてレジーと共に夜の街で捜査を続けます。二人はチェリーらのハーレーのナンバープレート照会や似顔絵作成などを試みますが、その行く手をことごとくチェリーらに阻まれ、以前ジャックがレース場で取り逃がした容疑者もチェリーらによって口封じのため殺害されるなど、重要な手掛かりも次々と消されてしまいます。ジャックは警察内部にアイスマンに内通している者がいるのではないかと疑い、ウィルソンに疑いの目をかけますがレジーは否定します。実はレジーが7年前に入手した50万ドルはアイスマンの取り引き現場からくすねたものであり、レジーはアイスマンの顔を知っていたのです。
有力な手掛かりが見つからないうえに遂に期限の48時間が迫り、行き詰まったジャックはレジーに預かった金を返すともう捜査に協力しなくていいと告げます。レジーはかつての刑務所仲間の娘エイミー（ティシャ・キャンベル）を訪ねますが、待ち構えていたチェリーらに拉致されてしまいます。その事、警察に別れを告げようとしていたジャックは、同僚のクルーズ（エド・オロス）が不審な動きを示していたことからその跡を追い、地元のナイトクラブに辿り着きますが、そこに待ち構えていたのは何とキーホーでした。アイスマンの正体とはキーホーだったのです。まさかの裏切りに怒りを爆発させたジャックはクルーズとチェリー、ウィリーを射殺、レジーとエイミーを助け出すとキーホーを射殺します。その際にレジーは撃たれて怪我を負い救急車で運ばれていきますが、その手にはキーホーから取り返した50万ドルとともにジャックからくすねたライターがありました。
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