アポロ18の紹介:2011年アメリカ,カナダ映画。2011年に偶然ネットで発見された映像は、中止されたはずのアポロ18号の記録映像だった。秘密裏に打ち上げられたアポロ18号が月面に着陸し、乗組員が恐るべき事件に直面する様子をドキュメンタリータッチで映し出します。
監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ 出演者:ライアン・ロビンズ(ジョン・グレイ)、ロイド・オーウェン(ネイサン・ウォーカー)、ウォーレン・クリスティー(ベン・アンダーソン)ほか
映画「アポロ18」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アポロ18」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アポロ18の予告編 動画
映画「アポロ18」解説
この解説記事には映画「アポロ18」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アポロ18のネタバレあらすじ:発見された秘蔵映像
1969年、アポロ11号のアームストロング船長が初めて月面に立ちます。1972年のアポロ17号が最後の月面着陸となり、18号から20号は予算削減のため中止されます。この映像は、2011年にネットで発覚した84時間に及ぶNASAの秘蔵映像を編集したものであります。
アポロ18のネタバレあらすじ:極秘任務
ネイサン・ウォーカー船長、ジョン・グレイ司令船操縦士、ベン・アンダーソン着陸船操縦士の3人の宇宙飛行士たちは、国防総省から極秘任務でソ連を監視する“PSD5”というレーダー設置のため、アポロ18号に乗船することになります。宇宙へ打ち上げられたアポロ18号は、切り離しに成功し順調に月へ向かいます。
アポロ18のネタバレあらすじ:月でのミッション
月軌道上でジョンが司令船に待機、ネイサンとベンが着陸船で2日間に及ぶ月での任務に向かいます。月面着陸に成功したネイサンとベンは、国旗を立て記録映像を撮り始めます。そして極秘任務である、“PSD5”を設置し作動させます。月の石を採集して何事もなく任務を進めていますが、原因不明のノイズで通信状況が悪いです。2人の背後では、月の石が不自然に動いています。
アポロ18のネタバレあらすじ:見えない悪夢
起床した2人は、保管している月の石が床に散らばっていることに気づきます。船外活動中のベンは、内部に大量の血痕がある無人のソ連の宇宙船を発見します。さらにミイラのようになった宇宙飛行士の死体があり、ベンが宇宙飛行士の体を触ろうとすると石が出てきます。いつの間にか国旗が無くなり、もう1人ソ連の宇宙飛行士がいると思った2人でしたが、状況的には不可能だと結論づけます。国防総省によると、ソ連は秘密裏に月面着陸をしたようです。任務を完了した2人が帰還準備に取りかかっていると、着陸船に異常事態が起こります。再度、謎のノイズ発生で孤立無援になる中、原因を究明のため船外に出たネイサンは、地球外生命体のような足跡とズタズタになった国旗を発見します。ベンは、宇宙服の中に何かが入り、絶叫し倒れたネイサンを着陸船に連れて帰ります。
アポロ18のネタバレあらすじ:地球外生命体
ネイサンの傷口から取り出した小さな黒い石のようなものが、突如粉砕し船内は汚染されます。“PSD5”が本来と違う目的があると推測した2人は、装置を破壊しようと船外に出るもののすでに装置は破壊されています。身体の異常を感じ始めたネイサンは、ソ連の宇宙飛行士が自身と同じような経緯で死亡したと推測します。酸素残量が僅かとなる着陸船を捨て、記録映像を携えたベンは、感染が悪化するネイサンを連れて月面車でソ連の宇宙船に向かいます。しかし錯乱するネイサンのせいで、月面車が横転してしまいます。独りソ連の宇宙船に辿り着いたベンは、通信機器から国防副長官と話をしますが、感染の可能性があるベンを帰還させないと最後通告されます。しかしジョンから通信が入り、ベンはソ連の着陸船で司令船へ向かう準備を始めます。その時、ネイサンが窓越しに現れトンカチで窓を叩きますが、ヘルメットの内部の大量の生物が動き出し窓際にネイサンの血が飛び散ります。
アポロ18の結末:公式発表
ベンの帰還を待つ司令船にいるジョンに、感染したベンを救えば帰還させないとヒューストンは言います。命令を無視し救助体制にはいるジョンでしたが、ベンは地球外生命体に浸食され、制御不能となった着陸船は司令船に激突します。ジョン・グレイ中佐はフロリダで訓練中の墜落死。ネイサン・ウォーカー船長は嘉手納沖を飛行中の墜落死。ベン・アンダーソン大佐は東シナ海上空を飛行中の事故死。それぞれの遺体は、発見されていないと発表されます。アポロ計画で持ち帰った381キロの月の石の数百は海外の首脳に贈られていますが、多くは盗まれ行方不明となっています。
以上、映画アポロ18のあらすじと結末でした。
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