アパルーサの決闘の紹介:2008年アメリカ映画。ロバート・B・パーカーの同名小説をエド・ハリスの主演・監督・脚本で映画化した西部劇です。無法者の牛耳る町に保安官として雇われた凄腕のガンマンとその相棒。しかし、この町に美貌の未亡人が流れ着いたことから状況は一変していきます…。
監督:エド・ハリス 出演者:エド・ハリス(ヴァージル・コール)、ヴィゴ・モーテンセン(エヴェレット・ヒッチ)、レネー・ゼルウィガー(アリソン・フレンチ)、ジェレミー・アイアンズ(ランダル・ブラッグ)、ランス・ヘンリクセン(リング・シェルトン)ほか
映画「アパルーサの決闘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アパルーサの決闘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アパルーサの決闘の予告編 動画
映画「アパルーサの決闘」解説
この解説記事には映画「アパルーサの決闘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アパルーサの決闘のネタバレあらすじ:起
1882年、アメリカ西部、ニューメキシコの町アルパーサ。この町は町外れで牧場を経営するならず者のボス、ランダル・ブラッグ(ジェレミー・アイアンズ)によって牛耳られており、ブラッグは他所から流れ着いた犯罪者たちを雇い入れていました。町の有力者フィル・オルソン(ティモシー・スポール)たちは、保安官とその助手がブラッグに射殺されたことから、凄腕のガンマン、ヴァージル・コール(エド・ハリス)とその相棒エヴェレット・ヒッチ(ヴィゴ・モーテンセン)を新たな保安官として雇いました。コールとヒッチは自分たちのやり方に口出ししないことを条件に話を引き受け、早速酒場でブラッグの手下たちを射殺しました。コールたちからの警告を受けたブラッグは一先ずこの町から退散していきました。
アパルーサの決闘のネタバレあらすじ:承
数日後、アパルーサの町にアリソン・フレンチ(レネー・ゼルウィガー)という女性が流れ着きました。夫を亡くしたばかりだというアリソンはピアノで生計を立てていくつもりでした。そんなアリソンの気品に満ちた美しさに、これまでの人生で女性といえば娼婦や先住民の女としか相手にしてこなかったコールは次第に惹かれていきました。やがて二人は親密な関係となっていき、町を出ることになったオルソンの娘の新築中の家を買おうかという話にまで発展しました。そんなある日、コールに頼まれて新築中の家を見に行ったヒッチはアリソンに誘惑されましたがそれを拒みました。
アパルーサの決闘のネタバレあらすじ:転
ブラッグは保安官殺人の罪で逮捕され、裁判にかけられて死刑判決を受けました。コールとヒッチは郡保安官クライド・ストリンガー(レックス・リン)とともにブラッグを汽車で護送しましたが、途中であらかじめブラッグに雇われていたガンマンのリング(ランス・ヘンリクセン)とマッキー(アダム・ネルソン)のシェルトン兄弟がアリソンを人質にとって現われました。コールらはやむなくブラッグを解放、彼らの後を追いました。すると、何とアリソンはリングと川で水浴びをしていました。その後、ブラッグは先住民に襲われ、連れ去られそうになったアリソンをコールとヒッチが助け出しました。コールはアリソンがリングと関係を持ったこと、ヒッチを誘惑したことを知りますが、それでも彼女への想いは変わりませんでした。
アパルーサの決闘の結末
途中の町に着いたコールらは、ブラッグを地元の保安官に預けましたが、その保安官はシュルトン兄弟のいとこだと知らされて銃撃戦となりました。コールとヒッチは傷を負いながらもシュルトン兄弟を倒し、アリソンと共にアパルーサに帰還しました。ところが、ブラッグは何と大統領の恩赦により釈放されてしまい、再びアパルーサに舞い戻ってきました。実業家に転身したブラッグはアリソンに急接近、ヒッチは、ブラッグと決着をつけようと決闘に臨み、見事にブラッグを倒しました。ヒッチは何も語らずコールにうなずき、コールとアリソンの今後に思いを馳せながらアパルーサを後にし、長い旅に出発していきました。
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