シン・ジョーズの紹介:2016年アメリカ映画。某大ヒット怪獣映画を連想させるような邦題のB級パニックスリラー映画です。核実験の影響で放射能を浴びて狂暴に進化を遂げたサメが次々と人間に牙を向きます。この事態に遭遇した男女のライフセーバーはサメと対峙する羽目に…。
監督:A・B・ストーン 出演者:レイチェル・ブルック・スミス(ジーナ・デラーモ)、ボビー・カンポ(カプラン)、ジェフ・フェイヒー(ロトガー)、デヴィッド・ファウスティーノ(フレッチャー)、マライア・ボナー(フェリス)ほか
映画「シン・ジョーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シン・ジョーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シン・ジョーズの予告編 動画
映画「シン・ジョーズ」解説
この解説記事には映画「シン・ジョーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シン・ジョーズのネタバレあらすじ:起
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴの海。水上スキーを楽しむ女性のすぐ近くに脅威は迫っていました。彼女に迫る一匹のサメは通常とは異なり身体は赤黒く、背びれからは煙がこみ上げていました。水上スキーを牽引する船の操縦種・ロトガー(ジェフ・フェイヒー)が気付いた時には既に遅く、彼女はサメの餌食になっていました。ロトガーは警察にその事を話しますが全く相手にされませんでした。その頃、サンディエゴの海辺では、焼け焦げた魚の死骸が大量に打ち上げられているという事態が発生しており、アメリカ政府はその事実を隠蔽していました。ライフガードのカプラン(ボビー・カンポ)や環境学を学ぶジーナ(レイチェル・ブルック・スミス)らは異変に感づいており、地元インターネット番組スタッフのトロイ(イサイアー・ラボルド)とフェリス(マライア・ボナー)に取材を要請します。
シン・ジョーズのネタバレあらすじ:承
ジーナはロトガーから事情を聞き、サメは放射能を浴びた影響で高熱を放っているだろうと推測します。その頃、海では海水浴の女性やパラセーリングを楽しむ若者たちが次々とサメに襲われていました。FBIは事実を隠蔽、ボートのエンジン火災との調査結果を出します。一方、海辺にあるレストランでは、取材に訪れていたネット番組キャスターが魚料理を食べたところ突然身体が膨れ上がって爆死、店も火災を起こしてしまいます。たまたま現場に居合わせたジーナらはガイガーカウンター(放射能測定器)をフレッチャー(デヴィッド・ファウスティーノ)という人物から買い取ったドローンに括り付け、放射能の測定とサメの捜索に乗り出します。
シン・ジョーズのネタバレあらすじ:転
カプランらはフレッチャーから、1980年代にサンディエゴ沖で沈んだ旧ソ連の原子力潜水艦から放射能が漏れているのではないかという情報を聞きつけます。しかしその間にもサメの犠牲者は増え続け、遂にサメは人を襲おうと陸地にジャンプして乗り上げました。その時、サメの身体から煙が立ち込め、臨海寸前に陥り爆発しそうになりますがそのまま海に戻っていきました。それを見たジーナはサメが海水で身体を常に冷やしていないと不安定になるのだと気付き、軍が出動する前にケリをつけようと考えます。立てた作戦とは、爆弾を積んだ囮の船でサメを沖に誘き寄せ、船ごと爆殺しようというものでした。ロトガーの船に大量のダイナマイトを仕込み、トロイの所有するクルーザーで脱出することにします。
シン・ジョーズの結末
カプランらは作戦を実行に移し、トロイとフェリスは一部始終を生中継するセッティングを行います。彼らはドローンでサメを発見しましたが思ったよりもサメの速度は速く、フレッチャーやトロイ、フェリスやロトガーは次々とサメの餌食となってしまいます。ジーナは船ごとサメを爆破しようと試みますが先に船の方が爆発してしまい、船のエンジンをサメの口に突っ込んで何とか脱出、カプランはドローンでサメを孤島まで誘き寄せます。そして陸地に上がったサメは熱暴走を始め、カプランとジーナは船で孤島から脱出、その直後サメは大爆発を起こして島もろとも爆死します。しかし、海底には未だに旧ソ連の原子力潜水艦が沈んだままになっており、周りの魚たちは放射能を浴びていました…。
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