バッドボーイズ RIDE OR DIEの紹介:2024年アメリカ映画。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスがマイアミ市警の敏腕刑事コンビを演じるバディアクション『バッドボーイズ』シリーズの第4作です。前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020年)の事件から4年後、バッドボーイズの2人は無実の罪を着せられた亡き上司の疑いを晴らそうと動きますが、自分たちも警察・黒幕の敵組織から追われる身となってしまい・・・。
監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー 出演:ウィル・スミス(マイク・ラーリー)、マーティン・ローレンス(マーカス・バーネット)、ジェイコブ・スキピオ(アルマンド・アレタス)、ヴァネッサ・ハジェンズ(ケリー)、アレクサンダー・ルドウィグ(ドーン)、パオラ・ヌニェス(リタ・セカダ)、ヨアン・グリフィズ(アダム・ロックウッド)、レイ・シーホーン(ジュディ・ハワード)、メラニー・リバード(クリスティン)、タシャ・スミス(テレサ・バーネット)、ビアンカ・ベスーン(メーガン・バーネット)、デニス・グリーン(レジー)、クイン・ヘンプヒル(キャリー・ハワード)、ティファニー・ハディッシュ(タビサ)、ジョン・サリー(フレッチャー)、DJキャレド(メニー・ザ・ブッチャー)、ジョイナー・ルーカス(ギャングのリーダー)、ジョー・パントリアーノ(コンラッド・ハワード)、エリック・デイン(ジェームズ・マッグラス)、マイケル・ベイ(ポルシェの運転手)ほか
映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」解説
この解説記事には映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バッドボーイズ RIDE OR DIEのネタバレあらすじ:起
アメリカ・マイアミ市警の敏腕刑事コンビ、“バッドボーイズ”ことマイク・ラーリーとマーカス・バーネット。家族思いのマーカスは妻テレサと娘メーガン、メーガンの夫で海兵隊員のレジー、孫に囲まれて過ごす一方、プレイボーイで長年独身を貫いていたマイクも恋人で理学療法士のクリスティンと結婚することになりました。
マイクとクリスティンの結婚式に出席したマーカスは長年の不摂生から心臓発作を起こして倒れ、救急搬送されて蘇生措置を受けました。その際、マーカスは臨死体験を経験し、4年前の事件(前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』参照)で死亡した元上司のコンラッド・ハワード警部と対面しました、ハワード警部からまだ死後の世界に来るべきではないと言われたマーカスは息を吹き返し、自分はまだまだ死なないと信じ込むようになりました。
その頃、謎の組織に雇われたハッカーが、あたかもハワード警部の個人口座に長年にわたって麻薬カルテルから多額の金が振り込まれていたかのように装っていました。ハワード警部が麻薬組織と繋がっていたとの疑惑を知ったマイクとマーカスは独自でハワード警部の無実を証明すべく動き出す一方、ハワード警部の娘でFBI捜査官のジュディ・ハワードも捜査に乗り出しました。
バッドボーイズ RIDE OR DIEのネタバレあらすじ:承
4年前にハワード警部を殺害した犯人で、マイクの実の息子(マイクと『バッドボーイズ フォー・ライフ』のメインヴィランであるイサベル・アレタスとの間の子)であるアルマンド・アレタスは刑務所に服役していました。アルマンドはマイクに、かつて自身が所属していたメキシコの麻薬組織とは別の組織を率いる“謎の男”からハワード警部の殺害を指示されたことを打ち明けましたが、その男の名は既に死亡しているイサベルしか知りませんでした。
その頃、謎の男の組織はハワード警部のパソコンへのハッキングを試みましたが、ハワード警部はあらかじめハッキングと当時にマイクとマーカスのスマホに生前に撮影しておいたビデオメッセージが送信されるよう仕込んでいました。ハワード警部はマイクとマーカスがこのビデオを見ているということは自分が既に死亡しているであろうこと、この事件の裏には“黒幕”がいること、次に狙われるのはマイクとマーカスであることを告げ、「誰も信用するな」とマイクとマーカスに伝えましる。
マイクとマーカスは、ハワード警部が次のビデオメッセージを解読する鍵を託していた仮釈放中のハッカー・フレッチャーに接触することにしましたが、フレッチャーは謎の男の組織によって殺害されました。マイクとマーカスはフレッチャーが遺した鍵となるQRコードからハワード警部の次のビデオメッセージを発見しました。ハワード警部はビデオの中で、自らが長年にわたって追ってきた麻薬組織に関する証拠の保管場所があることを告げました。
バッドボーイズ RIDE OR DIEのネタバレあらすじ:転
マイクとマーカスはアルマンドから謎の男の名前を聞き出すべく、マイクの元恋人で今ではマイクとマーカスの上司であるAMMO(Advanced Miami Metro Operations、マイアミ警察ハイテク捜査班)のリーダー、リタ・セカダの許可を得てアルマンドを刑務所からマイアミ市警まで移送することにしました。しかし、一行が乗った護送用ヘリコプターには謎の男の一味が乗り込んでおり、マイク・マーカス・アルマンドは墜落したヘリから脱出しましたが、マイクとマーカスは謎の男によってヘリのハイジャック犯に仕立てられてしまいました。
ジュディは父を殺したアルマンドとその父であるマイクに憎しみを抱いており、マイク・マーカス・アルマンドの3人を全米に指名手配しました。一方、謎の男はマイアミじゅうのギャングたちにマイクたちを捕まえるか殺せば多額の賞金を出すと表明し、マイクら3人は警察・FBIと謎の男の組織・ギャングたちの両方から追われる身となってしまいました。
マイクら3人はマイアミ市警内部で信用できるAMMOメンバーのドーンとケリーに接触し、ハワード警部が遺した膨大な捜査情報、警察内のデータベース、アルマンドの証言を照らし合わせ、組織を率いる謎の男の正体がジェームズ・マッグラスという人物であることを突き止めました。元アメリカ陸軍の特殊部隊隊員でDEA(アメリカ麻薬取締局)の捜査官だったマッグラスは麻薬組織に捕まって拷問を受け、その結果自らも麻薬組織のボスに転じ、麻薬を取り締まるマイアミ市警に恨みを抱くあまりアルマンドにハワード市警の殺害を指示し、一連の事件を引き起こしたのです。
その頃、マッグラスはマイク・マーカス・ハワード警部の家族を皆殺しにすべく、手下にマイクとマーカスの自宅を襲撃させました。マーカスの自宅に居たレジーは手下たちを返り討ちにし、マーカスの家族たちを守り抜きましたが、クリスティンとハワード警部の孫でジュディの娘のキャリーはマッグラス一味に誘拐されてしまいました。
バッドボーイズ RIDE OR DIEのネタバレあらすじ:起承転
マッグラス一味はクリスティンとキャリーを連れて廃園となったテーマパークに立てこもりました。マッグラスはマイクとマーカスに対し、クリスティンとキャリーの身柄と引き換えにアルマンドの身柄とハワード警部の遺した捜査資料の引き渡しを要求しました。捜査資料の存在はマイクとマーカス以外ではリタしか知らないはずであり、やがてマッグラス一味に情報を流していたのはリタの今の恋人でありマイアミの次期市長の座を狙う地方検事のアダム・ロックウッドであることを突き止めました。
ロックウッドは「9.11」以降、国境警備にマッグラスの組織を利用してテロリストの情報を得る見返りに麻薬の取引を見逃していたのです。マイクらはリタと共にロックウッドを捕らえ、囮にすることにしました。
マイク、マーカス、アルマンド、AMMOの仲間たちはロックウッドを連れてテーマパークに乗り込み、マッグラス一味と銃撃戦を展開しました。マイクはかねてから悩まされてきたパニック障害に苦しめられましたが、目の前に現れたハワード警部の幻に励まされ、改めて自分とマーカスは“バッドボーイズ”であることを認識して立ち上がりました。
アルマンドは負傷しながらもキャリーを助け出すことに成功しましたが、マーカスとクリスティンはマッグラスに人質に取られてしまいました。マーカスはここが自分の死に場所になるのではと怯えましたが、マイクは機転を利かせてマッグラスを射殺、マーカスとクリスティンを助け出すことに成功しました。ロックウッドもテーマパークのワニに食われ、マッグラス一味は壊滅しました。ジュディはアルマンドを逮捕しようとしましたが、キャリーの説得もあってジュディはアルマンドを見逃すことにしました。
事件は解決し、ハワード警部の疑いは晴れました。マイクとマーカスは家族とともにバーベキューを楽しみ、マーカスは家と家族を守ったレジーを称えました。
以上、映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」のあらすじと結末でした。
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