映画「快楽の代償」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
快楽の代償の紹介：2015年アメリカ映画。マイアミにそびえ立つフォンテンブロー・マイアミビーチ・ホテルの相続者、ベン・ノヴァック・ジュニア(ロブ・ロウ)とその母バニース(キャンディス・バーゲン)の死の真相を明かす実話を基に描かれた作品です。その発端はベンが美しいストリッパー、ナーシー(パス・ベガ)と結婚したことから始まり、欲の強いナーシーはバニース、ベンを殺害し最後は娘のメイまでも殺害しようとします。
監督：クリストファー・ザラ 出演：ロブ・ロウ（ベン・ノヴァック・ジュニア）、パス・ベガ（ナーシー）、キャンディス・バーゲン（ベンの母親 バニース）、ほか
この解説記事には映画「快楽の代償」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
小型犬を連れて歩く魅惑的な女性ナーシー（パス・ベガ）は貸し金庫室で大金を出してカバンに移します。銀行員は「ご主人の名義ですのでご主人とご一緒でないと」と言います。
その後、主人は冷たい場所で横たわり、足には名札のような物を付けられています。
著名人も宿泊するフォンテンブロー・マイアミビーチ・ホテルの相続者のベン・ノヴァック・ジュニア（ロブ・ロウ）はクラブの予約席に座り、ストリッパーのナーシーを食い入るように見ています。
ベンはナーシーの娘メイとも打ち解け、母親バニース（キャンディス・バーゲン）にナーシー親子を会わせます。ストリップダンサーである事を知っている母親はナーシーを見下しますが、ベンはナーシーにプロポーズします。
結婚生活は上手く行き、月日は流れ、ベンに浮気癖が出てきます。激怒したナーシーはベンに傷を負わせますがその後は謝り、事を丸く治めるふりをします。
そんな時ベンの会社でバニースが事故に遭い、ベンはナーシーを疑います。
金をもらって家を出ようとするナーシーにベンは「俺の金だクズ」と言うと、ナーシーはベンの頬を叩き、ベンもナーシーを叩きます。その夜、ナーシーと謎の男により暴行を受けたベンは、金庫の暗証番号を聞かれて現金を盗まれます。
翌日、警察に呼ばれたナーシーは暴行行為はセックスライフであったと2人のセックスの写真を見せ、バックの中の盗んだ現金を見せます。ベンはスキャンダルを恐れ、ナーシーを告訴しません。何よりナーシーにまだ未練があるのでした。
遺言状を確認したナーシーはバニースの元へ急ぎます。その後、バニースが殺害されますが酒を飲んでいたことから事故と判断されます。
それからベンは、防犯カメラの設置に銃と防犯対策に力を入れ、自分のホテルで働く愛娘メイには、自分が死んだらホテルを継いで欲しい事と、養子にすると伝えます。
そしていよいよベンは最後の日を迎えます。2人の男から暴行を受け、息絶えようとしているベンにナーシーは「あなたが求めたのは妻じゃなくて身体だけ」「集めて眺めるキャラクターと同じなのよ」と言います。
警察に連れて行かれたメイはナーシーの事情聴取を見て、警察から殺害に関与しているか？との声かけに嘘発見器の針が大きく動くのを確認します。
メイは喪中にも関わらず派手に過ごすナーシーを見て驚愕します。メイに「パパのお金を散財している」と言われたナーシーは、家を出ようとするメイを追いかけ暴力をふるいます。そしてメイは警察署で証拠品を確認すると、ベンの資産を凍結します。
ナーシーはメイの殺害を依頼しますが危機一髪でメイは助けられます。
ナーシーは逮捕される時、美しく光る白いドレスを着ており「あらドレスアップしてて良かった」と言いながら螺旋階段を降ります。
ナーシーは派手な生活から一変、終身刑を受け、塀の中の狭い部屋で一生囚人服を着て過ごすことになりました。
以上、映画「快楽の代償」のあらすじと結末でした。
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