映画「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！の紹介：2020年アメリカ映画。昔の人気歌手のビルとテッドはヒット曲もなく人気も落ち目です。私生活では結婚した妻ともうまくいきません。そんなある日、未来世界のケリーと彼女の母は、二人に世界を救う音楽の作成を命じます。ビルとテッドはタイムマシンでタイムトラベルをし、未来の自分たちは多くのヒット曲があると信じて、未来の自分たちから曲をもらおうとします。そして、モーツァルト、ジミー・ヘンドリックス、ルイ・アームストロングらと最強バンドを結成し、世界を救う最高の音楽を目指します。本作は、キアヌ・リーブスの出世作となった「ビルとテッドの地獄旅行」の続編です。
監督：ディーン・パリソット 出演：キアヌ・リーヴス（テッド・セオドア・ローガン）、アレックス・ウィンター（ビル・S・プレストン）、クリステン・シャール（ケリー）、サマラ・ウィーヴィング（ティア・プレストン）、ブリジェット・ランディ＝ペイン（ビリー・ローガン）、ウィリアム・サドラー（死神）、ジリアン・ベル（テイラー・ウッド医師）、ほか
この解説記事には映画「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビリー・ローガン（ブリジット・ランディ＝ペイン）とティア・プレストン（サマラ・ウィービング）は、父のテッド・”セオドア”・ローガン（キアヌ・リーブス）とビル・S・プレストン（アレックス・ウィンター）について語ります。テッドとビルは人気バンドの「ワイルド・スタリオンズ」のメンバーでしたが、今はかつてのような人気はありません。
（2020年の世界）テッドの弟の結婚式でテッドとビルは曲を演奏しますが、ひどい曲で参加者を唖然とさせ、テッドの父ジョナサンは怒り出します。テッドとビルの妻リズとジョーは、二人をカウンセラーの元に連れて行きます。しかし、テッドはリズとジョーと結婚し、ビルもリズとジョーと結婚しているという奇妙な状態にカウンセラーは言葉を失います。ビルとテッドが家に帰ると、突然タイムマシンが現れます。タイムマシンから現れたケリーは、二人を2020年から700年後の世界へ連れて行きます。
（2720年の世界）ケリーは自分の母のもとへ二人を連れて行きます。ケリーの母は二人に「世界を団結させる曲を77分後の午後7時17分までに作らなければ、世界は終わる」と告げます。二人は曲を作ることにし、タイムマシンに乗って2022年の自分たちに会い、ヒット曲が出来ていることを信じて、それを使うことを考えます。
（2022年の世界）ビルとテッドは、2022年のビルとテッドに会います。しかし、2022年の二人は、過去の世界の二人を見ると逃げ出します。2020年の二人は、2022年の二人と対面しますが曲はないと聞かされます。さらに2020年に、二人の妻たちはビルとテッドから逃げて、タイムマシンでどこかに行ったことを聞かされます。二人は妻たちに会いに行くために、2020年の世界に戻ります。
（2020年の世界）二人は2020年の世界に戻り、妻たちに会います。二人は妻たちに、タイムマシンで逃げないように言います。ビルとテッドは2025年の自分たちなら、素晴らしい曲があると信じます。妻たちは、突然現れたタイムマシンでどこかへ行きます。
（2720年の世界）その一方で、ケリーと母は二人が去った後に話し合い、母は二人を殺すことが現実世界を救うことになると、殺人ロボットを送ったことを話します。ケリーは二人に警告するため、タイムマシンで2020年の世界に行きます。
（2020年の世界）ケリーは、ビルとテッドに会えずに娘のビリーとティアに会います。ビリーとティアはタイムマシンを見て驚き、テッドとビリーの音楽作成を助けるために歴史上の偉大な音楽家を探して最強バンドを作ることにします。
（1967年の世界）ビリーとティアは1967年のロンドンにタイムスリップします。二人はギタリストのジミー・ヘンドリックスに会い、バンド結成を頼みますが断られます。
（1922年の世界）ビリーとティアはは1922年のニューオーリンズへ行き、ルイ・アームストロングを訪ねます。アームストロングは二人のスマホに撮影されているビデオを興味深げに眺め、バンドに加わります。
（2025年の世界）ビルとテッドは2025年の自分たちに曲をもらいに行きます。二人はなぜかイギリス英語で話し、豪邸に暮らしている未来の自分たちに会います。2025年のビルとテッドは、2020年のビルとテッドに曲を渡します。2020年の二人はその曲を気に入り家を出ます。しかし、2020年の二人は、人気ミュージシャンのデイヴ・グロールに会います。グロールは「ここは俺の家」だと言います。2020年の二人は、2025年の二人がグロールの家に不法侵入し、曲もグロールの曲だと見抜きます。グロールは警察を呼びます。そして殺人ロボットも現れ、2020年のテッドとビルを殺そうとします。ビルとテッドはなんとか逃げ出し、2030年の自分たちに曲をもらいに行くことにします。
（1967年の世界）ビリー、ティア、アームストロングは1967年のロンドンに行き、ジミー・ヘンドリックスに会います。ヘンドリックスはビリーとティアを信じませんが、アームストロングのトランペット演奏を聞くと、バンドに加わることにします。
（1782年の世界）ビリーとティアたちは、18世紀のヨーロッパに行き、モーツァルトをスカウトします。モーツァルトは、ヘンドリックスの演奏を聞き、バンドに加わります。
（2030年の世界）テッドとビルは2030年の自分たちに会いに行きます。しかし、二人は刑務所にいました。2020年のビルとテッドはタイムマシンに戻ろうとしますが、殺人ロボットが現れます。2030年のテッドとビルは、ロボットを倒します。そこへ、リズとジョーが現れます。2020年のテッドとビルは、未来の囚人の自分たちを見せたくないと、妻たちを、彼女たちのタイムマシンに乗せてどこかへ行かせます。ビルとテッドは、タイムマシンに乗り、2067年の世界へ向かいます。
（紀元前2600年の世界）ティアとビリーと最強バンドは、古代中国を訪れ、伶倫（古代中国の音楽家）をスカウトします。
（紀元前11500年の世界）ティアとビリーは北アフリカで、ドラマーのグロムをスカウトします。
（2020年の世界）ビリーとティアと最強バンドは、2020年に戻ってケリーに会います。ラッパーのキッド・カディもバンドに加わり、練習を始めようとしますが、殺人ロボットが現れます。ロボットは最強バンドを攻撃し、バンドは地獄に落ちてしまいます。
(2067年の世界）2067年のテッドとビルは病院で寝たきり状態です。寝たきりの二人は、ビルとテッドに曲の入ったUSBメモリを渡します。ビルとテッドは喜びますが、タイムマシンがありません。そこへ、殺人ロボットが現れます。ロボットはティアとビリーを地獄へ落としたことを告白します。ビルとテッドは「（ビリーとティアに会うために）自分たちも地獄へ落としてくれ」と頼み、ロボットは二人を地獄へ落とします。
（地獄の世界）ビルとテッドは地獄に着き、ティアとビリー、最強バンド、ケリーに会います。2020年の世界に戻ろうとしますが、タイムマシンがないため、地獄の死神（ウィリアム・サドラー）の助けを求めます。死神は若い頃に、ワイルド・スタリオンのメンバーから外されたことを理由に断ります。ティアとビリーは死神を説得します。ビルとテッドも死神に謝罪します。ビルとテッドたちは、2020年の世界に戻れることになります。
（2020年の世界）ビルとテッドたちは2020年の世界に戻ります。期限の7時17分まであとわずかです。しかし、ビルとテッドは2067年の世界で手に入れたUSBメモリの曲は、ティアとビリーの曲だと気づきます。ティアとビリーは曲を演奏しますがうまくいきません。いよいよ世界の終わりが近づきます。
（2720年の世界）残り時間わずかで、ケリーの母は世界が終わることを感じます。
（2020年の世界）ジョーとリズがタイムマシンから現れます。ビルとテッドはタイムマシンに乗り、古代中国、ヨーロッパなどに行き、伶倫、モーツァルトの同僚らに演奏を頼みます。そしてビリーとティアと最強バンドの曲はうまくいきます。
（2720年の世界）ケリーの母は最強バンドの曲により世界が救われたことを感じます。
（2020年の世界）ビルとテッドと妻たちは2020年の世界に戻ります。ビルとテッドは最強バンドに加わります。最強バンドの曲は世界を熱狂させ、時代を超えて人々を幸せにするのでした。
以上、映画「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！」のあらすじと結末でした。
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