THE BITE 変身する女の紹介：2015年カナダ映画。カナダ発のクリーチャー・ホラー作品です。結婚を間近に控え、友人らとコスタリカへ旅行へ出かけた女性が、現地で“何か”に噛まれてしまったことによりグロテスクな怪物へと変身していきます。
監督：チャド・アーチボルト 出演者：エルマ・ベゴビック（ケイシー）、アネット・ウォズニアク（ジル）、デニス・ユエン（クリスティン）、ジョーダン・グレイ（ジャレッド）、ローレーン・デンカーズ（ケネディ夫人）ほか
映画「THE BITE 変身する女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「THE BITE 変身する女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
THE BITE 変身する女の予告編 動画
映画「THE BITE 変身する女」解説
この解説記事には映画「THE BITE 変身する女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
THE BITE 変身する女のネタバレあらすじ：起
婚約者ジャレット（ジョーダン・グレイ）との結婚を間近に控えたケイシー（エルマ・ベゴビック）は、独身最後の想い出作りにと親友のクリスティン（デニス・ユエン）とジル（アネット・ウォズニアク）を誘って中南米・コスタリカへ旅行に出かけました。現地で3人は思い切り羽目を外して楽しみましたが、そんなケイシーの心配の種は、彼女が住むアパートの家主にしてジャレットの母であるケネディ夫人（ローレーン・デンカーズ）があまりにも我が子を溺愛するあまり過干渉であり、ケイシーとジャレットとの結婚を快く思っていないことでした。それはさておき、ケイシーはクリスティンとジルを連れて、現地の人でも足を運ばないという秘境の湖に出かけ、水遊びを楽しんでいました。その時、ケイシーは“何か”に太股を噛まれ、小さな傷跡が残りました。その後、ケイシーは衣服も婚約指輪も奪われた状態で海岸に放置されていました。
THE BITE 変身する女のネタバレあらすじ：承
帰国したケイシーの傷跡はやがて腫れ出し、身体中には謎の発疹がボツボツと浮き出てきました。ケイシーはジャレットとの食事の最中に吐き気をもよおしてトイレで粘液を吐き出し、その時は旅行中の食事にあたったのだと嘘をつきました。やがてケイシーはジャレットと性行為に及びましたが、太股の傷跡からは血が混じった膿が出始め、粘液が流れ出しました。皮膚科に通っているジルから薬を分けてもらっても症状は改善せず、クリスティンに電話で相談しても海外旅行疲れが出ているのだと言われました。しかし、ジャレットと関係を持ったことから妊娠説を疑われたケイシーは、試しに妊娠検査薬を使ってみたところ、驚くべきことに陽性反応を示しました。
THE BITE 変身する女のネタバレあらすじ：転
ある日、自身がイクラのような卵を大量に生む夢を見たケイシーは、目覚めてみるとベッドの上など部屋中に卵が生み出されていることに気付きました。そこへアパートの住民から異臭が出ていると苦情を受けたケネディ夫人がケイシーの部屋に押しかけ、妊娠検査薬を見るなり激怒して彼女に掴みかかりましたが、ケイシーは夫人の顔に強烈な酸性の胃液を吐きかけたところ夫人は顔が溶けて死んでしまいました。その日以来、ケイシーはジャレットらにも会おうともせず部屋に引き籠り、連絡が取れなくなったことを心配したクリスティンはジルに相談するも冷たくあしらわれてしまいます。実は、ジルはジャレットを横取りしようと企んでおり、コスタリカでケイシーを泥酔させた上に婚約指輪を盗み、さらには男を呼んで無理やり強姦させていたのです。
THE BITE 変身する女の結末
ケイシーの部屋を訪れたクリスティンはバスタブに隠されていたケネディ夫人の死体を発見してしまい、醜い怪物と化していたケイシーに殺されてしまいました。その頃、ジルはジャレッドにコスタリカでのケイシーの動画を見せ、ショックを受けたジャレットと関係を持ちました。しかし、聴覚が発達していたケイシーは一連のやり取りとジルの企みを知ってしまい、ケイシーの部屋を訪れたジルを蜘蛛の糸のようなもので拘束するとジャレットを呼ぶよう迫りました。ジャレットが駆け付けると、更におぞましい姿に変貌したケイシーはジルを殺し、ジャレットの脇腹を刺しました。ジャレットは力を振り絞ってケイシーを殺しましたが、自分も部屋に戻ったところで息絶えました。それから1週間後、防護服に身を包んだ捜査班がアパートを訪れると、ジャレットの腹部が弾け飛んでおり、中から大量の卵とともに孵化した虫が無数に飛び立っていきました。そしてジョギング中の若い女性二人がコスタリカへ旅行しようかと話し合っていたところ、女性のひとりは虫に噛まれ、ケイシーのように傷跡が出来ていました。
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