TEST10 テスト10の紹介:2011年アメリカ,カナダ映画。高額の報酬につられて治験に参加したグレッグでしたが、日を追うごとに自分以外が変貌していく治験者たちを見て、治験をやめようとしますが、薬がなくては生きていけなくなった治験者たちが博士の言うとおりに動くようになっていました…という内容の、ゾンビ映画のテイストを持ったスリラー映画です。
監督:エリック・ワーセンバーグ 出演者:トラビス・バン・ウィンクル(グレッグ)、トリシア・ヘルファー(ウィルコックス博士)、ジョン・ブレガー(ロブ)、マーセア・モンロー(ステイシー)、リク・ヤング(ナイジェル)、ジョー・ビングー(アーロン)ほか
映画「TEST10 テスト10」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「TEST10 テスト10」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
TEST10 テスト10の予告編 動画
映画「TEST10 テスト10」解説
この解説記事には映画「TEST10 テスト10」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
TEST10 テスト10のネタバレあらすじ:起
大学生のグレッグとロブは治験の面接に行きます。美人のウィルコックス博士の話を聞くと、RXZ-19というアレルギー新薬に関する治験です。1日225ドル、2週間で3150ドルという高額報酬にグレッグは乗り気ながら、ロブは躊躇していました。
グレッグの熱心な説得により二人は治験に参加することになり、施設に向かいます。警備員に持ち物を検査され、女性職員のパティに連れられ、2週間過ごす部屋に案内されました。すると治験ばかりやっているナイジェルがやって来ます。ナイジェルは他の治験者たちにも気さくに話しかけていました。
食事の時間になり、治験者全員が集まります。リネア、ステイシー、マーデル、アイラ、マギー、ホイデ、ディナール達でした。ピザの食事をとり、その日は眠ります。
翌朝からアーロンによる薬の投与が始まります。早速ロブとグレッグが順番に点滴で投与されました。治験では排便までもが検査対象です。グレッグのとりもちにより、ロブとリネアが仲良くなっていました。
TEST10 テスト10のネタバレあらすじ:承
アイラという男が暴れ出し、ロブは額に傷を負い、血を流していました。ウィルコック博士が治療をすると、ロブのキズは翌朝には消えていました。汚物や蛆虫などによるアレルギー検査が行われ、気分の悪くなったグレッグはシャワー室に入ります。その時、通路で大きなネズミを見ました。
その後の食事はパスタでしたが、グレッグがミミズが入っているのを見つけ、文句を言います。全員のパスタにミミズが入っていましたが、文句を言いう人はいませんでした。そして通路でネズミを死骸を見つけた治験者たちは、死骸に触ったりして眺めています。グレッグは気分が悪くなりその場を離れました。
その後、アーロンが異臭に気付き調べると、さっきのネズミの死骸が何かに食われて隠されていました。ウィルコックス博士が、誰が食べたのかと聞くとマーデルでした。マーデルを取り押さえたナイジェルがマーデルに噛まれますが、傷がすぐ治ります。
自分以外みんな様子がおかしい事から、夜、グレッグはウィルコックス博士の研究室を調べます。しかしすぐに見つかり、博士は投薬の効果と副作用を話します。薬の効果は、細胞がすぐに再生されて傷が治ることで、副作用は不快感がなくなる事でした。
TEST10 テスト10のネタバレあらすじ:転
翌日、ウィルコックス博士は、治験者たちにこの話をします。もし治験を続けるなら報酬を8000ドルにすると言い、ここで止めるならゼロだと言いました。するとグレッグ以外は全員続けると言います。
グレッグが帰ると言って、外に出ると、ウィルコックス博士は、グレッグを連れ戻したら薬を投与してあげると言います。全員がグレッグを追います。そしてグレッグを連れ戻してきました。部屋に帰るとロブがグレッグに薬の良さを話します。
食事中、ディナールがフォークで自分の腕を刺して治癒するのを見せます。夜、ステイシーがグレッグの部屋に入って来て、行為を迫りました。その気になったグレッグでしたが、ステイシーはグレッグに何度も噛みつき、怒ったグレッグは追い出します。
ウィルコックス博士はロブに傷の治癒実験をしました。メスで切った傷が3秒で治癒するようになりました。そこで博士はロブの頸動脈を切断します。血が噴き出て苦しむロブに薬を何本も投与して、どうにか傷口が治癒します。これを見たパティは、辞めると言い出しました。しかし博士の報酬の倍増につられて留まります。
TEST10 テスト10の結末
グレッグが警備員を襲い逃げようとします。博士は治験者に指示をして止めさせますが、警備員の銃が何発も発射されました。弾が貫通した部分は治癒しますが、銃弾が体内に留まったリネアは傷口が治癒し死んでしまいます。
治験者達は薬欲しさに暴れ始め、警備員やパティを襲い食い始めます。やがて博士も襲われます。逃げ出したグレッグはアーロンと車で逃げますが、ロブが中にいるのを知って引き返しました。
そこへ異常事態を知った特殊部隊が到着し、アーロンは殺されました。グレッグは息絶え絶えの博士から、治験実験証拠のチップをもらい、ロブを助けました。特殊部隊は治験フロアに爆弾を仕掛け爆破します。
かろうじて逃げ出したグレッグとロブは道路をさまよっていました。すると1台の車が止ります。それは死んだはずのアーロンでした。実はアーロンは博士の薬を盗んで、自分で使っていました。車の中でグレッグがアーロンに「証拠のチップはここにある」と話すと、街とは違う方向に車を走らせ始めるのでした。
以上、映画「TEST10 テスト10」のあらすじと結末でした。
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