坊っちゃんの紹介:2016年日本。夏目漱石の作品を嵐の二宮和也主演でスペシャルドラマ化。聞かん子で無鉄砲の坊っちゃんが様々な経験をし、大人になっていく様子を描きます。
出演:二宮和也、松下奈緒、古田新太、八嶋智人、山本耕史、及川光博、ほか
映画「坊っちゃん(2016年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「坊っちゃん(2016年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「坊っちゃん(2016年)」解説
この解説記事には映画「坊っちゃん(2016年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
坊ちゃんのネタバレあらすじ:1
坊っちゃん(二宮和也)は父親と母親、兄、そして清(宮本信子)という下女とともに、東京で暮らしています。特に清はとてもよくほめる人で、坊っちゃんのことをかわいがっていました。坊っちゃんはうざいふりをしながらも、心の中では清を慕っているようでした。
坊ちゃんのネタバレあらすじ:2
そんな坊っちゃんも成長し、東京の物理学校を卒業、就職することになりました。坊っちゃんが就職したのはなんと四国の、ある中学校です。そこで数学の先生として就任します。ところが生徒たちは坊っちゃんをからかい、坊っちゃんが街で食事を何杯もおかわりしていたことや、風呂屋の中で泳いでいたことなどを黒板に暴露、坊っちゃんに恥ずかしい思いをさせます。合宿の時には坊っちゃんの蚊帳にイナゴを持ち込み、眠りを妨害してばかにされたことも。なかなか心が通じるどころではありません。
坊ちゃんのネタバレあらすじ:3
さらにはそこで働く教師たちもかなり個性的でした。教頭先生(及川光博)は学校の入り口に飾られている絵画のずれが毎回気になる人で、教頭という力を乱用する人です。坊っちゃんからは赤シャツ、とひそかにあだ名をつけられます。うらなり(山本耕史)と坊っちゃんがあだ名をつけた先生がいましたが、うらなりにはマドンナ(松下奈緒)という恋人がいました。しかし赤シャツは立場を利用して彼女の両親に会い彼女を得ようとします。うらなりのことは左遷し、日向に移動させます。うらなりが海に出てまさに旅を始めようとするその時、マドンナが駆け付け、彼らは一緒に逃げていきます。
坊ちゃんの結末
坊っちゃんはその一部始終を見ています。生徒たちの乱闘があったり、教師同士の衝突があったり、もともと問題児にも近い坊っちゃんにとっては波乱万丈で、怒ったり泣いたり、友情を感じたり敵対心を感じたりと、様々な感情を経験しました。そしてやはり清のことは大事に思っていたのか手紙を書き、彼女に送ります。彼女からほめちぎられていたときにはうっとおしい態度を見せていましたが、心の中では彼女の存在は支えであり、なくてはならない存在でした。その後坊っちゃんは東京に戻りますが、清は亡くなってしまい、そこでこの映画は終わります。
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